ミルトン・キーンズのD_Drive
来たぞ~!!!!!!!!…と飛び上がっている人がいる。
あんなに先のことだと思っていたのに、色々と忙しくしている間にMarshallの本社の前だよ。
まずはレセプションで記念撮影。
やっぱりココへ来たらコレをしないと…。
そして、まずは社長のジョナサン・エラリーにご挨拶。
Marshall BlogやMarshall GALAを通じてジョンはもうおなじみでしょう。
できたてのホヤホヤの『Maximum Impact』を添えて…。
何しろ「Maximum Impact」というのはジョンの言葉だから。
ひと通りご挨拶を終えて、Marshallの工場からミルトン・キーンズの北の端にあるウルヴァートン(Wolverton)という町へ。
そこにあるのがこの古式ゆかしいパブ「Craufurd Arms(クラウファード・アームス)」。
店内の装飾がメッチャかっこいいんだ~!
ジム・モリソンにレミーが聖者になってる。
コレは…Seijiさんが「教祖サマやないか?」と言うのも頷ける。
他にも大きな犬が2頭いてハァハァとにぎやか!
だからこんな犬の水飲み場も設置されていた。
ちなみに、アメリカ人は「water」のことを「ワーラー」と「t」の発音を丸めてしまうが、イギリス人はちゃんと「ウォウター」とチャンと発音する。ところが一部のエリアでは「ウァーアッ」って言うんだよ。コレが面白くて、面白くて!
お店の中でただダラダラしているワケではないのです。
実は演奏するのに色々と足りないモノが出てきてしまって、ソレ待ちなのです。そして、不足していた機材も届けられてリハーサルの会場に!
ココから入るよ~。
中はこんな感じ。
キャパ250ぐらい日本のライブハウスと何ら変わりはない。
おやおや、Yukiちゃんも!
日本の倍以上もある230Vの電圧でMarshallを鳴らしているからなのです。
音の違いは誰が聴いても明らかだから。
まず歪みの音が信じられない位リッチで太い!そしてヌケまくる!
出音nスピード感が日本とはゼンゼン違うイメージ?
ベースは残念ながらイードゥン(EDEN)ではなかったんだけど、やっぱり芯が太いヌケのいいサウンドだ。
Toshiくんも気持ちよかったんでしょうナ…しきりにバカチコ演っていたら、外でそれを耳にした大工仕事をしていた店の人がみんな「ウォ~!」って騒いでた。
電圧が高いとやっぱりNATAL音も…んなワケない。
イギリスでも相変わらずのいい音だった。
休憩中にMarshall Recordsのピーター・キャップスティックと。
腕相撲をやっているワケではなくて、握手しているポーズをお願いしたらこうなっちゃった!
私はD_Driveがリハをしている間に…失礼します!
ウォーアーにしようとは思ったんだけど…折角なのでこのお店の名前を冠した「Craufurd Skull」というビターにトライ。
何せすごく暑かったのよ!
開店時間の1時になってチョボチョボ入店してくるお客さんがエールを手にしながら外に出ておいしそうに飲んでいる姿を見てガマンできませんでした。
もちろん1パイントだけね。
最高に美味しかった!
とにかくイギリスのビールが好き。
ノドも潤ったところで、カメラを持ってウルヴァートンの街を散策。
コレも大きな楽しみのひとつ!このエリアは「三匹の子ブタ」みたいなレンガ造りの家がズラリと並んでいる。
この建物は1894年製。125年前に建てられたモノ。
100年物は珍しくもなんともない。
だからとなりのお店は「The Albert」。
チャンと「V&A」になってる。
ハイ・ストリート(メイン・ストリート)を往く。
まぁ、イギリスの郊外の町で見かける光景。
アンティーク屋さん。
私は骨董の類に特に興味があるワケではないが…
このカバンが目についたのだ。
要らないけどカッコいい。
昔に作られたこういうモノはすごくシッカリできてるからね。
Strike first!
Straike hard!
No mercy!
…とは書いていないけど、どうしても映画『ベストキッド(Karate Kid)』のコブラ会を思い出しちゃう空手道場の勧誘広告。
「Akasaka」か…当然日本料理店。
4年前に来た時、ミルトンキーンズには日本食のレストランは1軒もなかった。
それが今では2軒もあるそうだ。
このお店は安くて美味しいと聞いた。
「Wolverton Bath」って書いてあるでしょう?
読んでその通りで、コレは銭湯なんだって。
今でもやってる。
ウルヴァートンのアダ名は「Railway Town」。
19世紀、ウルヴァートンには大きな蒸気機関車の修理工場があって、そこで働いて油まみれになった身体をこの戦闘できれいにして帰宅したワケ。
そう、昔は一般人の住む家に風呂があることは滅多になかったのだそうだ。
考えてみれば「風呂」を表す「bath」という単語の語源はイングランド南西部の「Bath(バース)」だもんね。
駐車場の向こうに見えているのは「Gemini Rail Service UK Limited」という電車の車両メーカーの工場。
ちなみに日本の鉄道はイギリスのコピー。でも地下鉄はアルゼンチンがお手本なのだそうだ。町を一周して帰って来た。
せっかくなのでピーターのために先行発売されたシングル曲「Attraction 4D」を演奏してもらった。
知らない間にお店の人も数人入って来ていて、演奏が終わるやいなや大きな歓声を上げていた。
ま、ビックリするよね~、こんなの他にはいないもの。
そして、『Maximum Impact』の宣伝用ビデオをMarshallの工場で撮影。
案内してくれたのはスティーブ・ヒル。
ココから先は木工工程。
以前は自由に入ることができたんだけど、法律が変わってもう一般の人は立ち入り禁止になってしまった。
私も20回以上は工場見学をしているからね、大体のことはもうわかるので、スティーブの説明をタップリと補足させて頂いた。
スティーブと記念撮影。
スティーブ最大のスマイル。
コワモテのスティーブだけど、最高にやさしい人なのだ。
SeijiさんとYukiが今使っているJVMのハーフス・タックはスティーブが作ってくれた。
こちらはドラムス・チーム。
写真NATALのアーティスト担当のジョージ・フレデリック。
ChiikoちゃんのNATALを作った人。
いよいよだね~。
もはやMarshallの工場で「D_Drive」の名前を知らない人はいないからね。
昨日も知らないスタッフから「D_Driveはメッチャクールだぜ!」と言われた。
後4時間チョットでMarshall Arenaの舞台に上がる4人。
シッカリ頼むぜ!
D_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』は5月31日にリリースされました!
皆さん、よろしくお願いします!
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website