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2019年3月10日 (日)

Marshall LIVEに行く人、行こうかどうしようか迷っている人、たとえ行かないにしても興味がある音楽ファンの皆様へ<その1>~Marshall ARENAへの道

 
去る2月3日にMarshall RECORDSと契約したことを発表したD_Drive。
ウェブマガジンなどを通じて、今やMarshall RECORDSの本拠地のイギリスだけでなく、ドイツ、フランス、ベルギーでもそのニュースが報じられ、世界デビューの範囲がドンドン広がっている実感が沸いてきた。
そして、6月1日にMarshall ARENAで開催されるMarshall LIVEへの出演が決定したことはMarshall Blogの読者の方はご存知のことと思う。
早くもMarshall LIVEのチケットを買って頂いた熱心なD_Driveファンの方もいらっしゃることを知ってビックリやら、うれしいやら。
「どうしようかな~。行こうかな~…止めとこうかな~」と迷っていらっしゃる方もいらっしゃると聞いた。
そりゃ、Marshallが初めて企画するMarshall ARENAでのコンサートに、イギリスの人気バンドに混ざって出演するD_Driveを観るだけでもファンにとっては渡英する価値があるでしょう。
でも、せっかくイギリスまで行くんだったら観光を絡めて思いっきり楽しんで頂きたいと思うワケ。
そこで、もう渡英を決めた方には旅程のご参考に、そしてこれから決心しようという方にはその「後押し」となるように、数回にわたって「旅のガイド記事」を編むことにした。
30回以上の私の渡英経験に基づく、いつものMarshall Blog流のワガママ・ガイド。
私はイギリスに住んだことがないので、渡英旅行はいつでも新鮮で興味津々。
毎回の短い滞在時間で興味のあることについて貪欲にゆかりの地を訪れてきた。
皆さんの旅の何らかの足しになれば幸いである。

10_2それでは、Marshall ARENAへの行き方とMarshall LIVEに関する注意事項から…
Marshall LIVEに行かない方にも是非読んで頂いて、雰囲気だけでも楽しんで頂けたらうれしいです。

まず、旅の拠点は成田国際空港とさせて頂く。
マーブロ読者の方ならおわかりだと思うが、私の性分としてはココから始めないと気が済まない。
国内の航空会社の国際便は羽田発着が中心になってきているらしけど、私は慣れた成田の方が好き。
いずれにしても空港へは時間の余裕を持って行きましょうね。
というのも…

25いつか、Marshallの社長の見送りで車で成田へ行った時、酒々井(しすい)まではそれこそスイスイ行ったんだけど、事故があって東関東自動車道が大渋滞。
もうチョットで成田なのに…。
まだまだ時間はタップリある…と全く動く気配がない高速を降りて国道を進んだ。
はじめはヨカッタんだけど、しばらく行ったら国道もピタリと止まってしまった。
それでもまだフライトまで大分時間がある…とイヤな予感はしつつも大船に乗ったつもりでいた。
ところがこの国道も全く動かなくなってしまった。
こっちでも大事故が起こっていたのだ!
社長はイギリスに帰ってからの予定が詰まっているのでどうしても予定していた便に乗らなければならない。
空港に電話して、航空会社に「離陸をチョット待ってて!」と頼もうにもこういう時はアイツら電話に出やがらない。
しだいに社長も心配になって来て、スマホでイギリス行きの他の便を調べながら…「ん~、ヘルシンキ経由で行くか…」とか言い出してるし…。
ヘルシンキとくれば、Frank Zappaの『You Can't Do That On Stage Anymore vol.2』となるワケだけど…とてもそんなこと言っていられない!
フライトの時間が刻々と迫って来る!
「I'm sorry, we should've left the hotel earlier」なんて仮定法過去完了の例文みないなことを言ってみたところでどうにもならない。今まで毎回同じ時間に出発して来てこんなことは一度もなかったからね。
「No problem.  It's not your fault, Shige.  No worries!」と言ってくれる。
ジョンはそんな人なんだ。
ホントに車をどこかに停めて最寄りの駅から電車で成田空港へ行こうかと思ったけど、その電車の駅までが行かれない。
もう生きた心地がしなかったけど、ついに工事の地点を通過…あとはもうただただ走るのみ!
空港のターミナルについたのがフライトの15分前!
荷物を降ろして、お別れの挨拶もそこそこにジョンは荷物を引いて建物の中に入って行った。
後にも先にも走っているジョンの姿を見たのはアレが初めてだったわ。
下は帰りに寄ったPAで撮った写真。
結果的に下道を選んだのは正解だったようだ。

H1w仕事でもプライベートでもこのカウンターへ来るとやっぱりチョットはワクワクするよね。
一度だけどうしても行きたくない海外出張っていうのがあったけど…。
それと、あるミュージシャンとココで落ち合ってチケットを渡す段取りになっていて、旅行代理店のミスでそのチケットが使えないことがあった。
ビックリしちゃったけど、仕方がないのでカウンターの窓口で「すいませ~ん、ロサンゼルスまで大人1枚くださ~い」とやったよ。
アレ、パスポートさえあれば電車みたいにその場で航空券が買えるんだよ。

26在りし日のヴァージン・アトランティック航空機。

31私の場合、大抵はANAを使って来ていて、数えるほどしかヴァージンを利用したことはなかったが、やっぱり乗る時は必ず「Tubular Bells」のメロディがアタマの中に鳴ってたな。
12年前に私がタバコを止めることができたのもヴァージンのおかげでしてね。
成田空港の免税店で自分が吸うためのタバコを買おうとしていたんだけど、チェック・インにものすごく時間がかかってしまって、出国審査を過ぎたところで待機していたヴァージンの係りの人にそのまま機内に連れていかれてタバコを買うことができなかった。
その時は1ポンドが236円とかで、ロンドンでタバコを買うとひと箱1,500円ぐらいについた。
それでバカバカしいので止めた。

Tb上に「数えるほどしかヴァージンを利用したことはなかった」と過去形で書いたのは、ヴァージンの東京ーロンドン航路が2015年に廃止になってしまったから。
赤字ではない優良路線だった東京ーロンドン航路が廃止になってしまったのは、ヴァージンの大株主がデルタ航空になって、ロンドンーアメリカ東海岸航路を増強したためワリを食ってしまったのだそうだ。
今やJALやANAのロンドン便は羽田発着のみとなり、成田ーヒースロー間を直接飛んでいるのはブリティッシュ・エアウェイズだけになってしまった。
成田空港はMarshallからの来訪者を送り迎えに行くだけの場所になってしまった。
今朝、たまたまテレビで見たんだけど、ヴァージンってフライト・アテンダントの化粧の有無や、スカートかズボンの選択を自由にしたんだってね~。
もう日本に飛んで来ないから関係ないけど。

30東京からヒースローまでの直行便のフライトは12時間半。
召し上がってください、機内食。
昔は楽しみだったんだけどね~。
もう今はチト…。
ビジネスならいいけど。
この間はカツカレーが売り切れで魚になっちゃったんだっけ。

35着陸前の最後の食事…食えんよな~。
しかもまた魚!

36食事をして、映画を見て、本を読んで、寝て…ようやくロンドン市街の上まで来たヨ。
緑が多くて東京とは大違いだね~。
38ルートによってはウェンブリー・アリーナが見えたりするんだよね。

37ヒースローに着きました!
改装しちゃってスッカリきれいになっちゃった…といっても3年前の写真だけど。
イギリスの入国審査は世界で一番厳しいとかいうからね。
「旅行の目的は?」
「滞在日数は?」
「目的は?」
「どこに泊まるの?」
ロックが大切な輸出産業の国だけに「『Abbey Road』の中で一番好きな曲は?」ぐらいの質問は即座に答えられるようにしておきたい…コレはウソです。
でも、入国審査の想定問答集に出ていそうなことはシッカリ訊いてくるので用意をしておきましょう。
若い女性の審査官に「職業は?」と訊かれて、私は調子に乗ってMarshallについて詳しい説明をしたことがあるよ。
「ステキな仕事ね。うらやましいわ!」って言われた。
 
★ワンポイントイギリス英語講座:イギリス英語では列のことを「queue」と言います。
The Kinksの曲に「Who'll be the Next in Line」という曲もあるけど、普通「列」というと「queue」という単語を使います。
発音は「クエウエ」ではなくて「キュー」。

40この入国審査、運が悪いとやたらと待たされる。
私の場合、最長で2時間以上列に並ばされたことがあった。
シッカリ見ちゃったんだけど、某政治家と同じ飛行機に乗り合わせたんだけど、ああいう人たちは列に並ばないんだぜ。
シレ~っと別のゲートから出て行ったよ。
 
終わって外に出てきたら地下鉄の駅を目指してね。
詳しく説明してあげたいんだけど、大改装してしまってから1回しか行っていないので詳しくありません。
でも、すぐにわかるよ。

50この黄色い看板が目印。
右にある「Underground」ってのを目指す。
このロゴはおなじみでしょ?

12underground  
ヒースロー空港はピカデリー線の終着駅なのでどれに乗っても大丈夫。
ちなみに「Underground」は地下鉄、地上を走っている日本でいうとJRみたいのは「Overground」。

60コレはヒースロー駅に設置してあるものではないけど、この銀行のATMみたいな大層な装置が地下鉄の切符の自動販売機。
ロンドンの地下鉄はゾーン別に料金が分かれていてとてもシンプル。
今回はヒースロー空港があるZone5から、Euston Square(ユーストン・スクエア)という駅があるZone1までの切符を買ってください。
 
★ワンポイントイギリス英語講座:紙幣のことをイギリスでは「note」と言います。「bill」とは言いません。
だから紙幣を入れる薄い穴にノートを入れてはいけません…入らないけど。
61コレが地下鉄の自動改札。
日本と同じで、矢印が指している溝に切符を入れると、やや乱暴にバッコン!とゲートが開く。

62ロンドンの地下鉄は一見するとハラが立つほど高い。
あるいは笑っちゃうほど高すぎる。
何しろ初乗りが4.9ポンドだから、今なら750円ぐらいか。
ま、乗る人はいないとは思うけど、呼べば聞こえるような距離の隣の駅まで、地下鉄で行くと750円もかかる。
私が初めてロンドンに行った17年ぐらい前は確か2ポンドだったような…それでも当時の為替レートで500円近くだったのでかなりビックリした記憶がある。
もちろんこんな調子で地下鉄に乗っていたら、お金がいくらあっても足りなくなるで、住人には日本の定期券のようにそれなりの優遇措置というか救済措置がある。
じゃ旅行者は地下鉄に乗るたびに莫大な運賃を払わなければならないのかというと、そうではない。「Day Travel Card」を買えばよい。
コレは一定期間、決まった範囲、ラッシュアワーの時間外であれば何度乗り降りしても料金は同じというシステム。
以前はそういうカードを発行してくれたんだけど、3年前に行った時にはシステムが変わっていた。
いくらかを支払って「Oyster Card」というのを買う。
コレは関東で言えばSUICA、関西はICOCAみたいなヤツで、このカードに「Day Travel」のデータを入れてもらうワケ。
それで改札でピッとやる。
ロンドンの地下鉄は東京に比べてケタ違いに便利だし、楽しいし、観光で数日間滞在するのであればイヤでも相当な回数を乗ることになるので、コレはハズせない…というか、ないとマイっちゃうよ。

63「Tube」と呼ばれているぐらいなので、ロンドンの地下鉄車両は狭い。
しかも端っこが曲がっているのでヘタにドアの近くに立ってしまうと、満員の時なんかすごくツライ。
ヒースローから乗る乗客はたいてい大きな荷物を持っているので、遠慮なくグイグイ乗り込んじゃってください。

70_2まずはヒースロー空港駅からピカデリー線でHammersmith(ハマースミス)駅まで行きます。

80『ボヘミアン・ラプソディ』のロケもしたし、Marshall Blogには面白そうなことが書いてあったし…でもハマースミスには後日戻って来ることにして、今日のところはハマースミス&シティ線に乗り換えるだけ。
ハマースミス&シティ線はロンドンで一番古い路線。路線図ではピンクの線ね。
「Eastbound」というホームに入って来る電車ならどれでもOK。
コレに乗れば放っておいてもEuston Square駅まで行く。
ロンドンの地下鉄は実にわかりやすくて、「西に行くか(Westbound)」か「東に行くか(Eastbound)」。
路線によっては同じように「Northbound」か「Sounthbound」しかない。
「Sounthbound」に乗るときは必ずThin Lizzyの曲を口ずさむわね。
基本的に行き先はコレらしかないので実に簡単。
ただ終点は色々あるので注意は必要だけどね。途中で枝分かれして「アララ!どうしましょう!」なんてこともあるから。

90目指す地下鉄の駅は「Euston Square」。
そのまま地上に上がってくれば下の写真のOvergroundの「Euston Station駅」になります。
ロンドンのターミナル駅のひとつ。
 
★ワンポイントイギリス英語講座:イギリスでは駅などで「EXIT」という表示を見かけません。その代わりに「WAY OUT」という表示が使われます。意味は字面を見ればわかるでしょうけど。
ついでに街中で「TO LET」という看板がよくかかっているんだけど、コレは「トイレ」の「TOILET」ではないので、どんなにガマンできなくても駈け込まないように!
アメリカだと「FOR RENT」っていうのかな?
要するに「空室あり」ということ。

100まず構内の電光掲示板を見て、行き先はどこでもいいから、時間的に余裕を持って乗れそうなヤツで、とにかく「Milton Keynes Central(ミルトンキーンズ・セントラル:以下「MKC」)」という駅に停車する電車を探す。
MKCは大きな駅なので、ほとんどすべての電車が停まるハズ。
そして、自動販売機で切符を買えばよい。
電車はすべて指定席ではないので、もちろん先に切符を買ってから電車を決めてもOK。
チョットごめんなさい、最後にココで自販機で切符を買って電車に乗ったのは7年も前のことなので販売機がどんなヤツだったか忘れちゃった。
あの時はベーシストの伊藤広規さんと一緒で、とにかく時間がなくて慌てて全力疾走したことだけ覚えている。
 
★ワンポイントイギリス英語講座:イギリスの列車の切符は、片道切符を「Single」、往復切符を「Return」と言います。
変なところがすごく丁寧にできていて、一般的にSingleよりReturnの方が割安になります。

12es2 Euston駅というのはモノの本によると、ビートルズの最初の映画『ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!(原題は「A Hard Days Night」ですからね)』に出てくるらしいんだけど、サッパリ覚えていないナァ。
近くにあるMarylebone駅が出てくるのはイメージで覚えているんだけど…。

110せっかくだからEuston駅の近隣を紹介しちゃおうかな~。
隣りは「The British Library」…つまり「大英図書館」。
「ナンでイギリスまで行って図書館なんか行かなきゃならんのよ!」とお思いかもしれないが、ビートルズ好きにはタマらないロンドンのロック・ランドマークのひとつ。
立派な展示室があって、ジョンやポールが書き記した「Ticket to Ride」や「A Hard Days Night」や「Michelle」他の歌詞のメモが展示されている。
他にも世界史の授業で習った立憲主義の原点と言われている「マグナカルタ(大憲章)」なんかも飾ってあるけど、展示品は複製だったような気がする。
でもイギリスって憲法がないんだよね。
残念ながら展示品の撮影はNG。
昔、知らないでバンバン撮っていたら奥からドデカイ黒人の係員が出て来て「ダメよ、ダメダメ」と言われた。
館内ではモノスゴイ蔵書を見ることができて、それはそれは圧巻ですよ。

120下の写真の手前が大英図書館。
その向こうのお城みたいなのが…

130ゴシックの香り溢れる「St. Pancras International Station(セント・パンクラス国際駅)」。
アタシャ、この建物を初めて見た時ものすごく感動したな~。
街中にこの美しいゴシック建築がいきなりド~ンだもん。
ま、長い間工事中だったけどね。
というのは、かつてテムズ川南岸のウォータールー駅だったユーロスターのイギリス側の発着駅に改装するための準備の工事をしていたのね。

140ココから電車でパリへ行けちゃうなんてステキじゃない?
これがホントの「ロンパリ」よ。

150その隣は上野駅に似ている「King's Cross Station(キングス・クロス駅)」。
ココで2005年にテロ事件が起こった。
今ではハリー・ポッターに出てくる9 3/4番線のレプリカがあって「ポタリアン」の皆さんが嬉々として写真を撮ってるよ。
ちなみにリヒャルト・ワーグナーの熱心なファンは「ワグネリアン」。
デューク・エリントン楽団のメンバーは「エリントニアン」。
シカゴ生まれの人は「シカゴアン」。
粒餡を裏ごしすれば「こしあん」。
何年か前にニューキャッスルからロンドンに帰って来た時はココに着いたっけ。

160コレは「London Victoria Station」。
プログレ・ファンの聖地、カンタベリーに行く時はココからオーバーグラウンドに乗る。
ブライトンへの旅もココが起点となる。

170コレはCharring Cross Station。
KentのSevenoaksというところに行く時に利用した。
このようにイギリスの鉄道は行く方面によってターミナル駅が分かれている…のは日本も同じか。
東海道方面は東京駅、東北&上信越方面は上野駅、甲州道は新宿、房総は両国…みたいのと同じ。
それもそのハズ、日本の鉄道のお手本はイギリスだから。
ところが日本の地下鉄のお手本はロンドンじゃないんだよね。
何とアルゼンチンだっていうから驚きよ。

171名前がカワイイ「パディントン駅」。

Img_8037 コレはThe kinksの大名曲「Waterloo Sunset」に出て来るWaterloo駅。
Eric ClaptonやJeff Beckの地元、サーリーにあるヘンリー八世の家、「Hampton Court Palace」に行くにはココから電車に乗ります。
上に書いたように、かつてはユーロスターが発着する国際駅だった。

1march_img_0445_2コレはLiverpool Street駅。
私は決して「鉄」ではないが、こうした立派な駅舎を見るのは大好きだ。

10_3 ハイ、Eustonに戻って…。
こういう電車に乗って来てください…と言いたいところだけど、イギリスの国鉄は線路だけを所有していて、民間に貸す「上下分離方式」を採っているので、車両のルックスが統一されておらず、コレと同じヤツになるかどうかはわからない。
この車両はヴァージンかな?
日本みたいに発着番線がズッと固定されているワケではなく、同じ行き先の電車でもコロコロとホームが替わるので、入場口の掲示板でホームの番号をシッカリと確認してね。

180スゲエ飛ばすんよ、イギリスの鉄道って。
Eustonを出て20分もするともうこんな景色になっちゃうよ。

190ま~、とにかくイギリスの郊外ってのは美しいですよ。
世界中に植民地を作って現地の富を吸い上げておいて、自分の国はこんなに美しく整えてきたんだね。
中東のように、そもそも世界の紛争の元のほとんどがイギリスがらみだもんね。
今のBREXITだってそうじゃん?

200コレが「Milton Keynes Central Station(ミルトンキーンズ・セントラル駅)」。
ロンドンで見たあの古式ゆかしい建物なんざ全く見当たらない。
何しろ以前に別の記事で紹介した通り、まだできて50年しか経っていないイギリスで一番新しい街だからね。
210で、Marshallアリーナへは駅前からタクシーを使ってください…というか、シャトル・バスも走らないので、タクシーで行くより他に方法がないのです。
車で飛ばしても20分ぐらいかかるので、とても歩ける距離ではない。
道中はYesを思う浮かべながら、ミルトンキーンズ名物の「Roundabout(ラウンドアバウト)」をご堪能あれ!

220上の写真の左端に写っているように、ミルトンキーンズには下のようなロンドン・タクシーは残念ながら走っていない。
チョット先のバーミンガムまで行くと見かけるんだけどね。
ミルトンキーンズに走っているタクシーは普通の乗用車で、1人で乗る時は助手席に座る…らしい。
「らしい」というのは、私は助手席にも、後の座席にも座ったことがあるけど、特に何も言われなかった。

215下のスタジアムの向かって右どなりがMarshall Arena。

Marshall Liveの開演は12時。
そして、終わるのも12時。
すなわち、昼から夜中までの12時間にわたる長尺コンサートです。
D_Driveの出番は早い方なので、D_Driveだけ観て帰るという人はロンドンに戻れるけど、他のバンドも観て遅くまで会場に残ろうとしている人は、電車がなくなってロンドンに帰れなくなる恐れがあるので要注意。
会場にユックリして行く人は必ずミルトンキーンズのホテルを予約してくださいませね。

230ミルトンキーンズ・セントラル駅、あるいはホテルへ戻るときもタクシーを利用して頂くことになる。
ミルトンキーンズ名物の広大なショッピング・センターの周辺に大きなホテルがいくつもあるが、このエリアには企業も多く、何かのイベントがあるとホテルがすぐに足りなくなってしまうらしいので、早めの予約をおススメする。

240Marshall Arenaのエントランス…じゃない!
コレは東京キネマ倶楽部だ!

250私もMarshall Arenaには入ったことがないのでリアルな様子はまだわかりかねることお許し頂きたい。

260スタジアムやアリーナにはASDAという巨大なスーパーマーケットが隣接している。
せっかくの機会だからして観光スポットを見て回るのもいいけど、実は各国のスーパーマーケットめぐりも同じ位オモシロイ。
ガイドブックでは紹介されることのない、その国の生活が見えて来るからね。

1212img_1987下は缶ビールのコーナー。
ビール好きの人なんかは日本で見たことがないヤツがズラリと並んでいてウハウハなんじゃないかしら?
ワインのついでに輸出されることが多いビールは、ワインの生産国ではないイギリスからはコストが見合わず日本に入って来にくいらしい。
現地では値段も安いし、どれも美味しいのに!
私はイギリスに行くとラガー・ビールは絶対に飲まない。
だって、日本でいつでも飲めるでし?
イギリスではひたすらエールとスタウトのみ。
最近は日本でもエールが大分普及してきたけど、やっぱりイギリスで飲むエールにはゼンゼンかなわないな。
「気持ちはわかるんだけど…チガウ」みたいな。
 
★ワンポイントイギリス英語講座:ナゼか知らないけど、普通我々が「ポンド」と呼んでいるイギリスの貨幣は「Great Britain Pound(GBP)」とか「Sterling Pound(STG)」とか呼び名が何種類もある。記号は「」。
補助貨幣は「Penny(ペニー)」。ただし、複数形は「pence(ペンス)」。
現地の人は「ポンド」のことを「quid(クイッド)」とか「ペンス」のことを「p(ピー)」と呼ぶので知っておいた方がよいかも。

266実は、Marshall ARENAに一番近いのはミルトン・キーンズ・セントラル駅のひとつ手前のBletchley(ブレッチリ―)駅なのね。
あのMarshallのリアパネルに印刷してある工場の住所に出て来るヤツね。
こういうヤツ。

1march_2rp 下がその「Bletchley(ブレッチリ―)駅」。
Marshall ARENAまでチョット距離はあるけど、ゼンゼン歩けない距離ではない。
私なんかはロンドンから電車でMarshallに行く時はブレッチリ―に停まる電車を選んで、荷物がなければ駅から歩いちゃう。
荷物が多い時は駅から電話でタクシーを呼んで来てもらう。
だからココからタクシーを呼んでARENAに行く手もあることはある。

270ところがですね~、ブレッチリ―は小さい駅なものだから停まる電車がやたらと少ないの。
それに何かイベントがあると、タクシーを呼べないこともあるので、ミルトンキーンズ・セントラル駅を使ってください…とのこと。
 
コレは余談だけど、いつかブレッチリ―駅から乗ったタクシーが目的地のホテルに着く直前、運転手が「今晩はどうするの?ひとり?よかったら夜の町を案内するよ…もちろんタダでいいよ」…と言ってきたことがあった。
「疲れているからまた今度ね」と言って断ったが、もちろんコレが正解。
Marshallの連中にこのことを話したら「絶対にダメ!」とのこと。
わかってますって!

275ココからは脱線というか、オマケ。
Marshallの工場はブレッチリ―駅から車で10分もかからないところにある。
そして、工場から歩いて10分ぐらいのところにあるのがMarshall ARENA。
Marshallの真ん前にはIKEAがある。
昔はなかったんよ。

280工場は、土日はもちろん閉まっているけど、外から写真を撮るぐらいはゼンゼンできます。
実際、この写真も5時を過ぎて、事務所が締まってから撮ったモノ。
みんな帰っちゃって車がゼンゼン停まってない。

290もひとつ…実は、ブレッチリ―よりもっと近いところに駅があるんですわ。
コレがその「Fenny Stratford」という駅の入り口。
公園の入り口みたいでしょ?

300v無人駅で思いっきり単線。
ブレッチリ―駅は複々線だからね。

310コレはブレッチリー駅から出てベドフォードに向かう支線で、ロンドン・ユーストンとはつながっていないので使い道がない…残念!
でも、途中Marshall HEADPHONESのBluetoothスピーカーのモデルにある「Woburn」を通るんだよ。

320vCODEを発売した時にもやったけど、Marshallのホームタウン、ブレッチリ―をまたチョットだけ紹介をしておきましょう。
まずは、ブレッチリ―は「暗号解読のホーム」なのだ。
360第二次大戦中にどうしても解読できなかったドイツ軍の暗号「Enigma」を解くための研究所がブレッチリ―にあった。
その研究所があった場所は今ではブレッチリ―・パーク(Bletchley Park)という公園になっていて、暗号解読機などを展示した博物館が設置されている。
この暗号解読のストーリーは、ベネディクト・カンバーバッチ主演で『イミテーション・ゲーム』という映画になって2014年に公開された。
下の写真はその翌年にブレッチリ―・パークを訪れた時に撮ったもの。
興味のある方は博物館に入るとよろしい…が、メッチャ入場料高いから!
私はすごく見たかったんだけど、その入場料にめげて断念。
いつか見れるようにMarshallの連中にタダ券をゲットするように頼んでおいた。
370イギリスの郊外に行くときっとあるCanalと呼ばれている運河。
ブレッチリ―にもいい感じのカナルが流れている。
行き交うこのナロー・ボート(Narrow Boat)を眺めるのが好き。

330ブレッチリ―の中心地。

350チョットした商店街になっているけど、アッという間に終わっちゃう。

355ミルトン・キーンズ/ブレッチリ―は超人気の観光エリア、コッツウォルズにもほど近い。

380また、リバプールにも電車1本で行かれるのです。

381ま、リバプールまではかなり遠いけどね。
正直、まったくリクライニングしない直角の座席に4時間近く乗っているのはかなりシンドかった!

382さらにラグビー発祥の地とされるイギリスで最も有名で最も古いパブリック・スクールの「Rugby School(ラグビー校)」があるその名も「Rugby」はミルトンキーンズの先だし、もう少しバーミンガムの方に向かうと高級車Jaguar(ジャギュア)の本拠地Coventry(コヴェントリー)があるよ。
次回は駆け足でロンドンの観光スポットを紹介します。
 
さて、もう一度今日のポイントをまとめておくと…
★Marshall  LIVEは昼12時スタート、夜スタート終演予定のスーパー長尺のコンサートです。
★D_Driveの出番は早い時間だけど、遅くまでコンサートを観る人はミルトンキーンズに宿を取ること。
★ロンドンから電車で来る人は、ロンドン・ユーストンからミルトンキーンズ・セントラル駅まで来て、Marshall ARENAまではタクシーを使いましょう。
 
Marshall LIVEの開催は6月1日!

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