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2019年3月11日 (月)

Marshall LIVEに行く人、行こうかどうしようか迷っている人、たとえ行かないにしても興味がある音楽ファンの皆様へ<その2>~せっかくの機会だもん、シッカリ観光!

  
"When a man is tired of London, he is tired of life; for there is in London all that life can afford(ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者だ。ロンドンには人生が与えうるもの全てがあるから)"

コレはサミュエル・ジョンソンという18世紀のイギリスの文学者の言葉。
今から200年以上前の言葉だけど、今でもコレは通用するんじゃないかしら?…と思うぐらい私はロンドンが好き。
もう何回行ったかな~?
住んだことがないので、イヤな面や悪い面をほとんど見たことがない。そして、いつでも観光気分だから常に楽しい。
「イヤなこと」と言ったら、せいぜい地下鉄で財布をスラれたことと、フライドチキン屋のカウンターの中でドブネズミが走り回っているのを見たことぐらいか?
ニューヨークも大スキなんだけど、ロンドンの方がシックリ来るんだナァ。
そんな風にして何度も訪れては少しずつ蓄積した経験を元に、今日は「駆け足のロンドン観光ガイド」を編んでみたいと思う。
せっかく地球の裏側まで行くんだもん、Marshall LIVEにいらっしゃる方は シッカリと、タップリとロンドンを楽しんじゃいましょう!
ただし写真はかなり古いモノも混ざっていることを予めご了承願いたい。
 
まずは「Tower of London(ロンドン塔)」。
地下鉄Circle(サークル)線またはDistrict(ディストリクト)線の「Tower Hil(タワー・ヒル)l駅」の改札を出て、左にこの景色が見えた時の感動ったらないよ!
以降「~駅」というのは全て地下鉄の駅名を指します。1march_img_0797紙幅がいくらあっても足りないので、歴史はご自分で調べて頂くこととして…。
要するに、ココは元々は王家の住まいだったんだけど、そのうち刑務所&処刑場となった。
「お前、いっぺんロンドン塔行ってみっか?」と言われるのは「死刑」と同じことを意味した。

390ナタリー・ポートマンがヘンリー八世の2番目の妻、アン・ブーリンを好演した『ブーリン家の姉妹(The Other Boleyn Girl)』ぐらいは観ておいた方がいいでしょう。
とにかくヘンリー八世の時代は、日本の「戦国時代」みたいなイギリス歴史劇のハイライトだから。
皆さんがロンドンに行くまでには「ヘンリー八世」に関する記事を完成させますからね。
それまではコレをご覧になっておいてチョーダイ。
  ↓    ↓    ↓
【イギリス-ロック名所めぐり】vol.28~ヘンリー八世と六人の妻 <前編>

Abアン・ブーリンが斬首された場所なんてのも展示されているけど、こっちの方が怖い。
「Traiter's Gate(裏切者の門)」といって、収監される者たちはテムズ川からこの門を通ってロンドン塔に収容された。
上の映画にも出て来る。
ロンドン塔は霊感の強い人にはチトきつい場所らしい…私はゼンゼン大丈夫。

395でも、イギリス王室の財宝の展示なんかもあるのよ。
ただ、犯罪防止のために動く歩道(Moving Walk)に乗って強制的に移動させられるのでジックリ見ることはできません。
問題はですね~、高い。
とにかく入場料が高額なのだ!
大人1人、インターネットでチケットを買っても£24.7。
聴いて驚け、ナント4,000円弱!

1march_img_0914ロンドンは国営の博物館や美術館といった芸術や科学の振興を推進するような設備はほとんど無料なんだけど、この「ロンドン塔」や「セントポール寺院」のような歴史的な設備は有料であることが多い。
しかも「江戸の敵を長崎で」を気取っているのか、どれもベラボウに高いのよ。
そんな時にはコレ…「LONDON PASS」。
1日、2日、3日、6日、10日というコースがあって、それぞれの期間はLONDON PASSが指定する有料の設備を無料で見て回ることができる。
私は3年前に6日のコースを£116.0(当時のレートで23,800円ぐらい)で買って元を取った。
それがですね、今コレが£169.0…すなわち、26,200円。
最近の円安傾向もあるけど、こうやって平気でガツンと値上げしちゃう。
それでもうまく使えば1つ1つで入場料を払うよりは格段にお得。
ところがコイツには落とし穴があるんだな。
まず…こういうのを買うと元を取りたくなるのが人情だわな。そして、元を取るためにはコレがカバーしている施設を集中的に回ることになり、どうしてもその他のポイントに行きにくくなる。
滞在時間が限られているし、「ホントはこっちに行きたいんだけど、LONDON PASSの元を取る方が先だ!」となってしまい、本来見たかったものを削ったりなんかして…。
それと、それぞれの施設の開館時間がたいてい5時までなので、かなりアップテンポで回らないとお得感が得られない。
「ハイ、見た見た~!」とチラ見で終わらせるのはチト浅ましい。
反対にとてもありがたいのは、LONDON PASSを持っているとウエストミンスター寺院のように優先的に入場が許される施設があって、長い行列(queue)に並ぶ必要がなくなる。
コレすごく便利。
いずれにしても、初めてロンドンに行って、とりあえず有名な観光スポットを片っ端から見ておこう…という人にはもってこいのツール。
日本語のガイドブックとランヤードも付いてるよ。385インターネットで予約してこの「Leicester Square(レスター・スクエア)」にあるカウンターでパスを受け取るのが普通の手順らしいんだけど、いきなりこのカウンターに行っても買えます。
パスは予約の順番で販売していくので、むしろいきなり行って買った方が早いかも…実際に早かった。

210ロンドン塔のすぐお隣はおなじみの「Tower Bridge(タワー・ブリッジ)」。
東京で言えば「勝鬨橋」。
4002つのタワーの中は橋の建設に関する博物館になっていて、タワーを結ぶ渡り廊下を歩けるようになっている。私はメッチャ面白かった。
有料で£9.80だから1,500円ぐらい。
でも、LONDON PASSがあれは支払う必要なし。

Img_1032 傍から見ているのと実際に歩いて渡るのとは大違い。
ケタの切れ目を確認してはいかが?
橋がハネ上がる時間も予め決まっているので、見てみたい人は調べておくといいでしょう。
私は見たことありません。

405コレは3年前に撮った写真だけど、初めて来た時には後に移っている高層ビルなんて全くなかったんだよ。
このタワー・ブリッジを渡ってテムズ川の南岸べりを歩いて回るのが最高に楽しい。
でも、知らないウチに足がガクガクになっちゃうので注意してね。
美しい景色に見とれているウチについつい歩き過ぎちゃうのだ。
今日はそのルートを紹介しましょう。

Img_1102 タワー・ブリッジの次の観光スポットは軽巡洋艦「HMS Belfast」。
「HMS」は「Her Majesty's Ship」ね…女王陛下のお船。
第二次世界大戦で実際に活躍し、終戦直前にはゼロ戦の神風攻撃に対抗する装備を搭載したが、終戦により実際に日本軍と戦うことはなかった。
だからホンモノの巡洋艦なんだけど、帝国戦争博物館の分室扱いになっている。
LONDON PASSが使えたので3年前に初めて入ってみたけど、すごく面白かった。
ただ、船内にはスゲエせまい箇所があるので、そういうのがキライな人はムリかも。

Img_1134 また少し進んで見えて来るのがこの橋。
「♪ロンド橋落ちた~」の歌に出て来るロンドン橋がコレ。名前も「London Bridge」。
橋の向こうに見えるドームはセントポール寺院。 

0_img_1751 このチョット裏に入るとこんなモノがある。
16世紀の戦艦ゴールデン・ハインド号のレプリカ。
ココも博物館になっている。

0_img_1749 夕方になるとこう。
テムズ川の向こうは世界に冠たる金融街、「The City」なので仕事を終えたビジネスマンがスーツ姿で大勢やってくる。
カッコいいんだ、それが!

0_img_0297 シェイクスピアの「グローブ座」を過ぎた隣は巨大な美術館「Tate Modern(テート・モダン)」。
その前からセントポール寺院に向けて渡してある橋は「Milenium Bridge(ミレニアム・ブリッジ)」。
チョット渡ってみましょかね。

Rimg0220コレは橋を渡ってセントポール寺院のテッペンまで上がって撮った写真。
煙突みたいなものが突っ立っているのがテート・モダン。
その向かって左の茶色い建物がグローブ座。

Rimg0232グローブ座は映画『恋に落ちたシェイクスピア』に出て来るでしょ?
この映画はとてもヨカッタ。
特にエリザベス女王一世を演じたジュディ・デンチ。

Kosダイアナ妃が結婚式を挙げたり、『メリー・ポピンズ』の「Feed the Bird」で有名なセントポール寺院は有料だけど、中はスゴいよ。
ナゼかLONDON PASSが使えないんだけど、一度は大枚はたいて見る価値はある。
そして、入ったらこの写真のように一番上まで行くべし。
足はガクガクでヒザが笑っちゃうぐらいキツいけど、この景色を見たらその苦労も少しはスッ飛ぶ。
今、左に見えている観覧車の方面に向かっていますからね。

Rimg0233かつてはゴミの焼却場だったこのテート・モダンは、名前の通り近代美術を中心にコレクションしているけど、印象派の作品もいくつか飾ってあって見応えがあります。
ココは無料。

Rimg0223写真はないけど、美しい「Blackfriars Bridge(ブラックフライアーズ橋)」の次のこのコンクリートの橋が有名な「Waterloo Bridge(ウォータールー橋)」。

Img_0440『哀愁』という古い古い映画の舞台になった。
ナニせこの映画の原題は『Waterloo Bridge』だから。

0_as_2 まだまだ行くよ~。
「National Theatre(国立劇場)」や… Img_0432ロック・コンサートの会場として超有名な「Royal Festival Hall(ロイヤル・フェスティバル・ホール)」などが立ち並んでいる。

Img_0434もう少し行くと公園になっていて…

Img_0429_2大道芸人が出ていてとても楽しい雰囲気。

Img_0431で、ココにあるのがさっきセントポール寺院から見えていた観覧車「London Eye(ロンドン・アイ)」。
コレもLONDON PASSは使えなくて、£27.0っていうから4,200円ぐらいか…高いナァ。
それでも日曜日なんかは観光客でメッチャ長い行列になってる。

0_img_1017でもやっぱり眺めは最高だよね。

0_img_80211周するのに20分ぐらいかな? 

0_img_8031テムズ川ウォークもそろそろ終点。
ずっと川べりを歩いて来たような書き方をしているけど、途中川面から離れて内陸を進まなければならないエリアもあるからね。
対岸の景色の鑑賞もお忘れなく。

Img_1204ウエストミンスター橋からロンドン・アイを望む。
右の立派な建物はかつてのロンドン市庁舎で、今は水族館になっている。
「ダリ博物館」なんてのも入っているけど、どうも怪しそうで一度も入ったことがない。
水族館だけあって「fishy」なんだな。
この水族館の前に絞殺死体が発見させれるところからスタートするのがヒッチコックの『フレンジー(Frenzy)』。

Img_12021972年、ヒッチコック全作品の最後から2つ目の作品。
ロンドン出身のヒッチコックが超久しぶりに地元に帰ってメガホンを取ったクライム・サスペンス。
殺人鬼が「ラブリ~、ラブリ~」と言いいながら自らのネクタイで女性の首を締め上げるシーンはとても恐ろしい。
「frenzy」とは「逆上」という意味。
この映画の原作の原題は「Goodbye Piccadilly, Farewell Leicester Square(さよならピカデリー、さらばレスター・スクエア)」というロンドン好きにはタマらない題名。
この作品は、まだ市場だった頃のコヴェントガーデンでロケをしている。コヴェント・ガーデンは後で出て来ます。

133433_01そして終点!
「Big Ben(ビッグ・ベン)」が目印の「ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)」というか「英国国会議事堂」。
タワー・ヒル駅からココまで約5.5km。
歩き慣れていないと結構足に来るかも?

410夜ともなるとこんな感じ。

420

Img_8251 残念ながらビッグ・ベンは老朽化により、2021年まで大規模な改修工事が行われている。

Bb 国会議事堂のすぐ裏が「ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)」。
戴冠式等の王室の行事が執り行われ、歴代の王や女王が葬られている。
ダイアナ妃のお葬式もココで執り行われた。
見応え十分だけど有料。
£22.0だから3,400円ぐらい。しっかし高いな~、ただのお寺ですよ~。
でも、LONDON PASS適用スポット。

430国会議事堂とウエストミンスター寺院の間の広場にはウィンストン・チャーチルの像が立っている。
チャーチルの有名な言葉のひとつは「Never give in!(負けないぞ!)」。
第二次世界大戦中の国民を励ますスピーチ。
そのスピーチは日本人にもおなじみの「Never give up!」で締めくくられているが、コレは「あきらめるな!」という意味。

440以前はウエストミンスターから「バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)」に向かうルートがスタンダードな観光コースだった。

450宮殿の前庭の近衛兵の交代式は楽団が入っての見ものだけど、チョット離れたところにはる「Horse Guards(ホース・ガーズ)」というところで毎日開催される申し送りのセレモニーも馬がズラリを並んでなかなかに見ごたえがある。
Img_8173もちろん無料。

1march_img_0109バッキンガム宮殿は絶対にハズせないスポットのひとつだよね。
どうせ行くなら正面からアプローチするのもいいかも…足が大丈夫ならね。
ワールドカップなんかのパブリック・ビューイングで出て来るトラファルガー広場から…

Img_8146このアドミラルティ・アーチをくぐって…

Img_8160ザ・マル(The Mall)と呼ばれるまっすぐの道を行った突き当りがバッキンガム宮殿。
結構歩きでがあるけど楽しい。

Img_8170さて、他の有名な観光スポットもチェックしておきましょかね。
たとえば、ベイカー・ストリートの「マダムタッソー蝋人形館」。
コレ、最近はお台場にもできたんだよね。
私は入ったことがありません。だってタッケーんだもん。£30.0だから4,600円ぐらい。
LONDON PASSも使えません。
でも、いっつもスゲエ混んでるよ。

461大英博物館は当然ハズせないでしょ?
こんなのジックリ見ていたら何日あっても時間が足らないよ。

465でもロゼッタ・ストーンぐらいは見ておきたいじゃんね?

466vそれと、ミイラをはじめとしたエジプト系の展示は圧巻です。

466bv_2もし、美術が好きならロンドンは天国だよ。
さっきのトラファルガー広場にある「National Gallery(ナショナル・ギャラリー)」は何回行ったかわからない。
よくトイレもお借りした。
あ、トイレといえば…
 
★イギリス英語ワンポイント講座:昔、学校の英語の授業で外人は「『トイレット』という言葉を使いません」と習った。
コレはアメリカの話。
イギリスではゼンゼン普通に「toilet」という単語を使います。もちろん「bath room」とか「powder room」という婉曲表現でもOK。
で、よく田舎のパブなんかで出くわすのが、「Drake」とか「Hen」のような男女のトイレの表記。
「drake」というのは「オスの鴨」だから男子用。「hen」は「雌鶏」のことだから女子用。
お間違えなきよう!

465bこんなフェルメールから…

Img_1682有名なホルバインの「大使たち」とか、ゴッホ、マネ、ルソー、なんてのが平気で無料で鑑賞できる。
税金はこうやって使えよ!
宗教画なんていったらすさまじい数ですよ。
肖像画だけを集めたすぐ裏の「National Portrait Gallery」もスゴいよ。

466他にもテート・ブリテンだの、コート―ルドだの、博物館や美術館だけ回っていても何日も楽しめるロンドンなんだけど、案外と人の口に上ることがないのがサウス・ケンジントンにあるコレ…「Victoria and Albert Museum」、通称「V&A」。

Img_2259 ココは人間が作った工芸品だけを展示している博物館なのね。
彫刻はもちろん…

468vこんなドデカイ柱から…

Img_2133楽器や食器、洋服、宝石等々なんでもある。
日本からは刀剣の類や武具の他、根付(ねつけ)のコレクションなんてかなり立派だよ。

Img_2205そしてこの美しい建物。
元々の設備を利用して数年前にオープンしたカフェが人気だそうだ。私はカフェができてからまだ行っていないのでゼヒ次回見てこようと思っている。467今は展示していないのかも知れないけど、ピート・タウンゼンドがぶっ壊したギターやジミー・ペイジの衣装、昔のロック・コンサートのポスターの展示なんかをしていたこともあった。
数年前も「デヴィッド・ボウイ展」とか「ピンク・フロイド展」なんてのをやっていたんじゃないかな?
サウス・ケンジントンには他にも巨大な科学博物館などもあるので、時間があれば覗いてみるといいでしょう。

469vロックの博物館ってのもあるのよ。
North GreenwichにあるThe O2(O2アリーナ)の中にある…

0_img_8258 「Britain's Museum of Popular Music」というのがソレ。
ロック・ミュージシャンのメモラビリアが一番の見モノなんだろうけど、私は大きなイギリスの地図に電光で表示するミュージシャンの出身地一覧がすごく面白かった。
ココ有料です。
この次の回でやるけど、ロンドンは街全体がロックの博物館みたいなものだからね~。
469bそれと、時折見かけるのが戦争に関する博物館。
イギリスは常勝国だからね。自慢してるんだよ。
でも、日本よりはよっぽどチャンと戦争の悲惨さを伝承している。
その戦争関連の博物館で最も大きいのがこの「帝国戦争博物館(Imperial War Museum)」。
さっきの巡洋艦の母屋ね。

0_img_8376まぁ、こういうのが好きな人にはタマらないでしょう。
私がかなりギョっとしたのは「ホロコースト」の展示。
結構ショックですよ。
最寄りの駅は「Elephant & Castle(エレファント&キャッスル)」。無料。

469c博物館とか美術館って知らない間にモノスゴク歩くんだよね。
クタクタになっちゃう。
そんな時はマズいサンドイッチでも買って公園でノンビリ休むのも悪くない。
ロンドンには都会にあるとはにわかには信じられないような美しい公園がたくさんあるから!
Img_8449その代表格はやっぱりハイド・パークでしょうな。

0_img_0557 とにかく広い。
ニューヨークのセントラル・パークもそうんだけど、東京の真ん中にもこういう公園があったらいいのにね~。

462そのハイド・パークのバッキンガム宮殿側の入り口のすぐ近くにあるのがおなじみの「Hard Rock Cafe」。
この店、世界で最初のHard Rock Cafe…つまり第1号店なの。

230となりのショップの地下にはセマい博物館がある。
入れ替え制だけど、時間のある人は行ったついでにご覧になるとよろしいよ。

0_2img_0572 さっき出て来た『フレンジー』の舞台、「Covent Garden(コヴェント・ガーデン)」なんてのも皆さん必ずお寄りになる。

2img_0440ココは大道芸人のメッカでたくさんの人でいつも賑わっている。
『マイ・フェア・レディ』のイライザ・ドゥーリトルが花を売っていたのもココ。0_img_0437近くにはこんなのもあるよ。
興味ある?…フリー・メイソンの本部。

0_img_1440別に観光地ではないんだけど、こんなにステキな商店街もあるよ。
「Leadenhall Market(レドンホール・マーケット)」。
やっぱりショッピングは旅の大きな楽しみのひとつだよね。
私は中古レコードとか本とかにしか興味がないけど…。

470「Knightsbridge(ナイツブリッジ)」にある有名なHarrodsや、ピカデリーの紅茶で有名な「Fortnum & Mason」なんかも当然見て来た方がいいでしょう。
コレはそのFortnum & Masonの階段。
木造でギーギーすごい音!
ココ、トイレが便利です。

0_img_0415 どこもかしこもチャンとしたデパートで売っているモノは高いからネェ~。
その極めつけがリージェント・ストリートからチョイとカーナビ―・ストリートの方に入ったLondon Liberty(ロンドン・リバティ)。

0_img_0721 現地の友人も「Crazy!」と言っていたけど、どこもココの値段にはかなうまい。
「おい、チョット待てよ!コレ一体何の値段だッ?」みたいな。
ビックリするのを通り越して値段を見ただけで笑えます。
ただし、吹き抜け構造の木造風の店内は素晴らしい。
0_img_0318建物の中を見るだけならタダですのでゼヒ。

0_img_0720 ボンド・ストリートとか…

Img_0697オックスフォード・ストリートとか、お店を見て回るのも楽しいけど、こういうところはほとんどがチェーン店だからね。
東京とそう変わらない。

Img_0265それよりも、個人商店が並んでいるこういうアーケードを見て回るのが面白いよ。

0_img_7460それと大通りからチョット入ったところの、何代も続いていそうな小さな商店を見て回るのも面白いね。
肉屋なんてのはすごく興味深い。
何しろ肉屋で買い物ができるようになれば英語をマスターしたも同然…とかいう言うもんね。
それだけ肉へのこだわりが大きいのと、要するに向こうの文化をマスターするという意味なんだな、コレは。

0_img_0715チーズ屋も迫力満点!
私は特段チーズが好きなワケではないので、入って2秒で出て来たけどね…とてもじゃないけどクサくて!

0_img_0314 こんな素敵な本屋さんも!

0_img_0710 本が好きな人はCharring Cross Road(チャリング・クロス・ロード)を見て回るとよいでしょう。
日本で言うところの神保町。
よい古本屋がたくさんあります。

Img_7936若い人向けのキテレツなアイテムを探すなら「Camden Town(カムデン・タウン)」だろう。
アメ横のガード下が巨大になった感じ?

476ココには「Camden Lock」という「閘門」がある。
運河の水位を調節して船を低いところから高いところで持ち上げる設備ね。
タイミングがよければその作業を見ることができるかも知れない。
休憩がてらにボーっと見てると面白いよ。

477カムデンにはライブハウスもたくさんあって、D_Driveも出演するかも知れません。
情報が入り次第Marshall Blog他のSNSでお知らせします。

478vそれと、買い物といえばマーケット。
コレも面白いよ。
下は1,000年の歴史を持つ「Borough Market(バラ・マーケット)」。
美味しいモノを色々売ってるよ。
他にもノッティング・ヒルで開催する「Portobello Marsket(ポートベロー・マーケット)」は有名だけど、週末しかやってないのかな?
マーケットは開催している日をインターネットで確認してから行ってくださいね。

0_img_0257まだつづく。次はいよいよ<ロック編>。

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