MURO FESTIVAL 2017 <前編>~グッドモーニングアメリカ
金ちゃんの声帯ポリープの手術のために約3ヶ月の間ライブ活動を休止していたグッドモーニングアメリカ。
下はその休止期間中のメンバーのようすが描かれたポスター。
幸一ちゃんはソバ打ち職人と工事現場の交通整理。メッチャ真剣に取り組んでいるぞ。
たなちゃんは強火を駆使する中華料理のコックと消防士。チャンと「ファイヤー!」と叫びながら仕事してる。
ペギちゃんは新聞配達とボール・ボーイ。オシャレなペギちゃんらしく首にしっかりマフラーを巻いてる。
金ちゃんが病魔と闘っている間、メンバーそれぞれこうして過ごしていたワケだ。
泣ける~。
メチャクチャいいセンスだナァ。
外人がコレを見たら、ソバ打ちと新聞配達は何をしているんだろうと思うんじゃん?
それにしても、友達っていいもんだ。
メンバーの協力もあっていよいよ金ちゃんが無事復帰し、グッドモーニングアメリカが活動を再開した!
ココはMURO FESTIVALの会場。
今回は従来とは異なる場所での開催。しかも2日にわたるプログラムが組まれた。
そして、初日のトリとして大興奮の観客の前にグッドモーニングアメリカの4人は姿を現した。
記念すべき復帰第1弾のステージの冒頭に選ばれた曲は「未来へのスパイラル」!
ペギちゃんのキットはNATALのメイプル。
フィニッシュはシルバー・スパークル。
そして、ペギちゃんのお気に入りのスネア・ドラム。
コレもNATAL。
素材はアルミニウム。
すごいんだよ、コレ。鋭くも分厚いサウンドが容赦なく飛び出してくる。
初っ端の「♪お~~お~おお」で会場はもう大爆発!
金ちゃんの声だ~!
「帰ってきたんだな~」…私もすごいホーム感でちょっとホロっときちゃった!
水を得た魚とはこのことじゃないの?
みんなイキイキとしてプレイしてる。
気になったのはコレ。
ペギちゃんのカーディガン。
この日は薄曇りで死ぬほど暑いワケではなかったし、日が落ちてチョット涼しくもあった。
でも、ステージに上がって暴れたらどうせ汗みどろになることはわかっている…じゃない?
暑くなって脱ぐのがわかっているのにわざわざカーディガンを着て出て来るペギちゃん。
噺家の羽織と同じってこと?
最初のポスターのマフラーと同じでペギちゃんってオシャレおしゃれなんだよね。
人気曲の連続に大興奮を隠せない観客の前でシャープなソロを聴かせる幸一ちゃん!
それを気迫のこのったプレイでプッシュするペギちゃん。
まだカーディガンを着てる。
ココで幸一ちゃんからごあいさつ。
「グッドモーニングアメリカです!マジで最高の景色です!今日のこの日をメチャクチャ楽しみにしていました!」
「今日初めて会う人もまた必ずどこかでお会いしましょう!いきますよ~!」…たなちゃんは「ファイヤ~!」をバッチりキメて見せた。
ペギちゃんのハイハットによるカウントからブッ放したのは「言葉にならない」。
ハイ、脱いだ。このあたりでクラウド・サーフィンが始まっちゃう。
オジサンは要注意だ。
「♪ことばにならない」…3ヶ月のブランクなどまったく感じさせないパワーと繊細さに満ちた金ちゃんの歌声。
その金ちゃんを思い切りバック・アップしようとしている…と言いたいところなんだけど…
3か月ぶりに4人が集まって演奏することを存分に楽しんでる…って感じ?
要するにいつものグドモ。
グッドモーニングアメリカが帰って来たということだ!
今日はいくら復帰後初の記念すべきステージとはいえ、持ち時間が短い。
…ってんで濃い~選曲となっていて、4曲には「コピペ」を出してきたよん。
もう最後の曲!
「そして今宵は語り合おう」をプレイ。今回は本当に短い時間ではあったけれど、4人の楽しそうな熱演を久しぶりに目の当たりにして、何かこう、グッドモーニングアメリカの音楽以外のモノを見たような気がしたな。
さて、こうして無事に活動を再開させたグッドモーニングアメリカ。
さっそく忙しい。
10月4日にはニューアルバム『502号室のシリウス』をリリースする。
そしてその翌月の11月11日には地元八王子でグドモ主催のイベント『八王子天狗祭 ~2017~』が開催される。
コレも楽しみだね。
『八王子天狗祭 ~2017~』の詳しい情報はコチラ⇒特設公式ウェブサイト
さて、MUROフェス。
初日のトリだからして、アンコールに応えた。
「今日みんなとこの時間をいっしょに過ごせて幸せでした!オレは欲張りだからもうチョットやってもいいですか?」
もう1曲、4人は「空ばかり見ていた」を演奏し始めた。
すると、両手を上げてゲストがステージに飛びこんで来た!MUROフェスの主宰者ムロちゃん!
5人で「空」を演奏してグドモのステージは終了。
完全復活おめでとう、グッドモーニングアメリカ!
「今年は2デイズになりました。
ライブハウスから始まったこのイベントも今回で6年目です」…
「どこまで行けるかわかりませんが、これからもがんばります!」
…とムロちゃん独特のスピーチに大歓声が浴びせられMURO FESTIVAL 2017の初日が終了した。
<<<NATAL NEWS>>>
NATALのドラム・キットが叩けるスタジオ、高田馬場のバズーカスタジオに新しい仲間が増えました。
それは14" x 6.5"のスチール・スネア・ドラム。
コレね。
見た瞬間、「オオ~!」っと声を出したくなるようなたたずまい。
実にゴージャスじゃあ~りませんか!
普通のスチールとは異なりチョット黒味がかっている。
パーツはすべて「ブラッシュト・ニッケル(Brushed Nickel)」という仕様。
新型のスネア・スロー(Snare Throw)の感触も実にいい感じ。
カ~!
居合わせたドラマーにチョット叩いてもらったんだけど、何たる音ヌケ!そして深い!
こりゃアンサンブルの中でもクッキリ音像が浮かび上がってくるのは間違いないな。
自分がドラマーだったら欲しいわ~。
1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
★上記のスネア・ドラムだけでなく、NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
(一部敬称略 2017年7月22日 台場MURO FESTIVAL 2017特設会場にて撮影)