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2017年5月18日 (木)

No sleep 'til Saitama STSN-9 <後編> Blind Bird番外編3とDisqualia

眞子内親王がご結婚されるとのこと。
今日はいきなり時事ネタ。
こういうことを書いておくと後で見た時の楽しみが広がる。
「内親王」というのは天皇陛下から見て直系で二親等以内の後続に与えられる称号。英語では眞子さまの場合は「Princess」。
ご結婚により眞子さまは皇籍を離れることになるが、コレはどういう感覚なんだろうナァ。
反対に皇室に入るってのはどんなもんなんだろうか?
ク~、入りて~、皇室!
ブログやっちゃうんだよ、皇室で。
「コーブロ」とかいって。
世界中の公務にカメラを持参してバリバリ撮ってアップしちゃう。
ロイヤル・ファミリーとMarshallの話かなんかしちゃって。
アメリカでは当然Zappaの話題よ。
「皇居名所めぐり」なんて絶対見たいじゃん?
お宝のレポートなんて相当見ごたえあるよ。
…なんてバカなことを考えているからドンドン忙しくなっちゃうのだ。
庶民が一番か…。
  
さて、『No sleep 'til Saitama STSN-9』の三番手はBlind Bird。
その番外編。
以前とは異なるラインナップでの演奏を観るのは初めてのことだ。

10桐嶋直志

20v河野充生

30v山口PON昌人
ココまでは以前と変わりなし。

40v4月末のステージを最後にBlind Birdを去った小松優也の代わりに「ゲスト・プレイヤー」という形でギターで参加したのはONOCHIN。
Marshall Blog初登場。

50vさらにBlind Bird初のキーボーズ…盛山こういち。
せいやんはKellyさんのサポートで何度もMarshall Blogにご登場頂いている。

120v

ONOCHINさんはMarshall。
そうさ、ギターがMarshallサウンドでなきゃBlind Birdは成り立たない。
それはBlind Birdが本物のロックだからだ!

160v

JMP時代の2203。
しっかし、ほんとに最近やたら2203なんだよね。

60v直志さんも数年前からずっとMarshall。

70ホ~ラ、直志さんもオリジナルJCM800の2203だ。
ね~、こうしてJMP以前(1975年製)、JMP、オリジナルJCM800、リイシューJCM800を問わず2203がここのところ大爆発なのです。
加えて2555Xの復活でしょ?
コリャ「八百会」かなんか作ったらどうかね?
新旧のJCM800シリーズのモデルのオーナーが集まってイッパイやりながら真空管アンプの素晴しさを語り合うの。
エエイ、そうなりゃVintageのオーナーも、JCM900のオーナーも、JVMのオーナーも、Vintage Modernのオーナーも、SUPER BASSのオーナーも真空管アンプが好きなヤツよって来い!でもMarshallじゃなきゃイヤよ…みたいな。
それにしてもこの800旋風が70年代のような骨太ロックの再興の兆候だったらうれしいな。
最近流行のデジタルのヤツとか新機軸のパーツを使ったギター・アンプとかあるでしょ?
いろいろと私の周りのギタリストに話を聞いてみると、意外なことに若い人たちはあんまり興味を示してないようなんだよね。
かえって経験を積んだベテランさんの方々の方が抵抗がないみたい。
ベテランの方々は真空管アンプの本当のよさを知っているので、最終的にはそんなに心配ない。
世の中うまくできているということか?

80vPONさんはNATAL…じゃない~。
今日は出入りの激しいイベントだでね。ドラム・キットは持ち込めない。

90いつもはこんなだったり…

100こんなだったり…。
ちなみにコレはイギリスのNATALのスタッフがみんな「Super cool!」と大絶賛した写真。
あ、撮ったのは私ですわ。
イエイエ、PONさんとNATALがカッコいいだけの話。

110 オープニングは「Spicy Sweet」。
辛くて甘いOxymoron(撞着)はソリッドなハードロック。

140直志さん、ギターを降ろしての二曲目は「Loser」。

150vこの曲も『Spicy Sweet』から。
ファンクっぽいノリのへヴィ・チューン。
170
コレはBlind Birdの鉄壁のリズム隊の腕の見せ所。
PONさんと…

165v河野さんのコンビネーションのうねりを楽しむ。
こんなの聴くとホントにカッコいいバンドだと思うよ。

190v

「番外編3へようこそ~!」と直志さん。
「ナゼ番外編かと言うと、実は小松優也が脱退します。で、今日はスペシャルゲストを迎えて演っているからです。」と今日の「番外編」の説明があった。
このステージの時は優也くんのBlind Birdの最後のライブがまだ残っていた。
曲は「Keep the Tension」。
早い話が『Spicy Sweet』の曲順で演ってる。

180いいバンドにはブルースやこうした三連のレパートリーがきっとあるもんだ。
しかし、カッコいい曲だ。
「♪キッザテンショ、キッザテンショ」

200せいやんとのリハはたったの一回だったとか…。
いいロックを演る連中はダラダラとリハはやらないってことよ。

220v
バッチリとバンドに溶け込んでいるONOCHINさん。
しっかし細い!うらやましい!
人生、一度でいいからこういう体躯になってみたかったな…。

210vまだCD通りに演っちゃうよ…シットリめに「Bala-Bala」。

S41a0652 再びギターを手にする直志さん。
曲は『Spicy Sweet』のクローザー、「絶叫スパイラル」。

230気分爽快、誰にも止めることのできないドライビング・チューン!

280
この河野さんのベース!
どんなにハードなナンバーでもゲロゲロ弾いたりしない大人のベース。
すなわち、本当にベースらしいベースということ。

260v
もちろんPONさんが後ろから「これでもか!」とあおってる!
こういうロックはいいナァ。

270v
名盤『仮想粒子』から「Still」。

240ONOCHINさんのギターも決してピロピロすることのない従来型のロック・ギター。
ロックはコレでいいのだ!後はMarshallがRock度を倍増してくれる。

250v最後はバンドのテーマソング「Blind Bird」。
やっぱいいナァ、Blind Bird。
優也くんが抜けても絶対にKeep your tension!!

290vBLIND BIRDの詳しい情報はコチラ⇒BLIND BIRD official web site

300vそして、このイベントを締めくくったのはDisqualia。

10 IBUKI

20v成美

30v葉月

40vRISA☆RISA
60v
サポートで参加の大場和香。

50v折に触れて書いているけれども、それにしてもガール・メタルの元気のいいことよ。
今、人前に出ているバンドの男女比率って一体どれぐらいになっているんだろう?
何の論証もなく感覚でモノを言うことはあまり好きではないが、私がロックを聴き出した70年代の中頃は皆無に近かった。イヤ、本当に全くいなかったのではなかろうか。
80年代に入ってThe Runawaysが出て来る前の有名どころといえば、それこそThe Shaggsぐらいだけだったのはないだろうか?それを考えるとThe Shaggsってスゲエな。あの音楽だからか…。
70
それが今では男よりゼンゼン元気がいいもんね。
その第一集団で快進撃を続けているのがDisqualiaだ。
ま、いいロックであれば性別なんて関係ない。
80
そして、いいロックのステージには必ずMarshallが並んでいる。
  
Disqualiaの華やかで熱狂的なステージでイベントは幕を下ろした。
バラエティに富んだ出演者で大変豪華なイベントでした~!

90v Disqualiaの詳しい情報はコチラ⇒Disqualia Official Website

  

(一部敬称略 2017年3月26日 さいたま新都心VJ-3にて撮影)