EITA PARK 2017~Acoustic SEVEN SEAS & EITA (+TAKAEITA)の巻
それにしても行ったことのない都内のライブハウスってのはまだまだあるもんだな~。
東京23区内に「ライブハウス」と呼ばれているものは一体何軒あるんだろう?
マンハッタンとロンドンのウエスト・エンドにあるライブハウス(イギリスでは単に「club」と呼ぶ)を足した数より多いだろうね。
「閉店した」という話より「また新しくできた」ということを耳にする方が多いような気がするな。
だからきっとまだまだ増え続けているのだろう。
今日のレポートは初めてお邪魔した新宿のライブハウス「Cat's Hall」から。
コレが入り口。
機材を搬入出するルートは他にない。
マジでバスドラムが下ろせるのが心配になったが無事通過!
このハコは以前、ボクシング・ジムだったのだそうだ。
だから天井にはサンドバッグを吊るしたフックが残っている。
おもしろい作りになっていて、表にもう一軒あるライブハウスと地下の楽屋でつながっている。
昭和のスキー宿みたいに、楽屋にあるドアを開けると、そこは隣のライブハウスの楽屋だ。
スキーか…。
そういえばマーブロでスキーについて書いたことないな。
私、10歳の時、すなわち45年前に初めてスキーを履きましてな…こう見えてもスキーとくれば、「普通」です。
スキーの道具やあり方もずいぶん変わったよね。私が始めた時、靴はまだヒモだったからね。ストック(今は「ポール」って呼ぶのかな?)は竹製だった。
ま、こんな話をし出すとキリがないので別の機会に譲ることとしよう。
2014年10月以来となる『EITA PARK』のレポート。
今日レポートする回は今年の1月のモノだから、前回から2年と3か月も経ってしまったのか…相変わらず時の流れが早い。
Marshall Blogのレポートとしては大分ご無沙汰してしまったが、その間にも『EITA PARK』は開催されていた。
さて、シンプルに『EITA PARK 2017』と題された今回の『EITA PARK』もEITAちゃんを中心に、ゲストを招いて充実の内容で催された。
冒頭に登場したのはAcoustic SEVEN SEAS。 ピアノをプレイするEITA。
Marshal K。
ウワ!
一日何回も「Marshall」ってタイプする生活を何年も続けているでしょ?
「Marsha」と来て、「l」を一回しかタイプしないというのはモノスゴク過酷だ!自然に、本当に無意識に「Marsha」まで来ると「l」のキーをトトンと二回叩いてしまう!
一曲目は「風、渡る、キズナ」。
名前の通り、時空海賊SEVEN SEASのナンバーをシットリとデュオでプレイするチーム。
「けーちゃんの歌は合わせていて楽しい」というEITAちゃん。
最後を「Sky」で締めくくった。
EITAちゃんが再び登場したのはEITA(+TAKAEITA)。
要するにEITAソロ・バンド。
メンバーはEITA。
ギターに持ち替えたよ~!
アンプはJVM210Hと1960A。
キットはNATALアッシュ。
またカンちゃんがいい音出すんだ~!
カンちゃん曰く、「NATALを知らない若手ドラマーはもういないですよ!」…そうか~?
ま、例えそれがお世辞だとしてもうれしいもんです。
カンちゃん、ありがとう。
最近歌うのが楽しい…という彼女が最初にお見舞いしたのが「絶対零度」という曲の歌ありバージョン。
下は2017年1月15日発売、すなわちこのイベントの当日にリリースされたEITAちゃんのソロのベストアルバム『by myself』。
結果的に今回のEITA PARKはレコ発でもあったというワケ。
そのニュー・アルバムにも収録されているインスト・ナンバー「The Terminal」が後に続いた。
EITAちゃんのインスト・ナンバーはよく作り込まれていて複雑だ。
「インスト・ナンバーが難しすぎる!」という苦情がメンバーから出るそうだが、ナンノナンノ、どの曲も皆さんラクラクこなす、
『be myself』にはピアノ曲として収録されている「鳳仙花」。
花とか植物の名前って全くウトいな…。小学校低学年の時にはヒヤシンスとかクロッカスとか習ったのにナァ。
鳳仙花ってどういうんだっけ?と気になって調べてみた。ああ、こういうヤツか。
英語で「バルサム」っていうんだって。
バルサムといえば、マーチン・バルサム。色々観たけど、ヒッチコックの『サイコ』のアーボガストという私立探偵の役がメチャクチャ印象に残ってるな。
アーネスト・ボーグナインとかリー・マーヴィンとか、ジョージ・C.スコットとか、ロバート・ライアンとか、バート・ランカスターとか…男臭く、シブい役者がスッカリいなくなった。
女優はエリザベス・テイラーや、デボラ・カーや、グレース・ケリーや、ヴィヴィアン・リーのような、正統派で本当に美しい女性がもてはやされなくなった。
アメリカ映画が幼稚でつまらなくなった原因のひとつはコレだ。映画もロックも子供のモノになってしまった。その子供向けエンターテインメントを大人が喜んでいるんだから救いようがない。日本も同じ。
コチラの「鳳仙花」は歌入りバージョン。
プロに向かって失礼だけど、ま、長い付き合いだから許してもらうこととして…EITAちゃん、歌うまくなったナァ。道理で歌うのが楽しいワケだ。
なるほど、この曲も小難しいキメが満載だ!
MCで「次に演奏するのは新曲」と発表されると大きな歓声が沸き上がった。
「Tsunagu」という曲。この日が初披露。
歌詞がTAKAEちゃんのことを歌ったものになっている。
演奏していて色々と考えるところもあったそうだが、ガツンと盛り上がるシーンとなった。
元気のいいポップ・チューン「Rolling Days」でさらに盛り上がる!
短いMCをはさんで最後の曲。
『by myself』にボーナス・トラックとして収録されている「オルタナディブ」。
EITAちゃんの歌とギターが炸裂して大盛り上がりで出番を終了した。
ジャーンプ!しておわり。
EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITAぶろぐ
1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2017年1月15日 新宿Cat's Hallにて撮影)