EITA PARK 2017~ D_Drive & 時空海賊SEVEN SEASの巻
ひとつはさんでこの日四番目に登場したのはD_Drive。
EITA PARKへは初の出演となる。
使用MarshallはJCM2000 DSL100ECと1960AX。
実はD_Driveの四人には先日紹介したMarshallの事務所に既に遊びに来てもらっていて、Jimとの記念撮影をさせて頂いた。
しかし、D_Driveもいい加減モノスゴイ数の東京のライブハウスで演奏してきてるよね~。
でも、ココは今回が初めてとのことだ。
その初めてのハコではじめに演奏したのは「Hyper Driving High」だった。
このフィードバック音が交錯する混沌としたところからイン・テンポになって…
息の合ったツイン・リードのテーマに入って行くところは何度聴いてもタマらんね。
コレを初めて聴いてから何年経ったかな~?
二曲目は『R』収録の「Advance and Attack」。
珍しい展開じゃん?
ヘヴィな曲をヘヴィヤーに演奏するヘヴィエストなリズム隊。
一応説明しておくと、heavy-heavier-heaviestということね。
比較級、最上級は中学で教わる英語の基本表現だけど、本当にうまく、英語らしく自然に使うのはすごくムズカシイ。
「クラスで一番背が高いのはジョンくんです」とかやって終わっちゃうからダメなんだよね。
ネイティヴの人は等級の「as ~ as」の「~」に句を入れたり、「The 比較級, the 比較級(~であればあるほど…だ)」なんて比較級を使って実に巧みに自分の気持ちを表現しますな。
アタシャ、モノスゴク考えちゃってゼンゼンだめ。
チョット、ここで「思い出し訂正」。
元のネタは2015年11月のD_Driveの単独コンサートのレポート。
それはココで演奏した二曲が収録されているD_Driveのサード・アルバム『R』のこと。
コレね。
他にタイトルがアルファベット一字のアルバムとしてジャズ・ギタリストのJimmy Raineyの『A』を紹介した。
その時、他にもあるような気がするがすぐには思い出せない…としたが、あったよ。
ナゼこの時スルっと出てこなかったのか我ながら情けない。
それはJethro Tullの『A』。またしても「A」。
コレをどうしても付け加えたかった!
さて、MCをはさんで最新シングルから「Shape of Your Life」。
Yukiちゃんのペンによるハード・バラード。
こうした曲調もD_Driveの魅力のひとつ。
持ち時間はもう後半。
同じシングル収録の「The Last Revenge」。
コチラはSeijiさんの作品。
でもこの人ね~、こんなポーズ取っちゃってるけど、MCの告知コーナーでつい「ツーマン」という言葉を使ってしまって、大勢のお客さんに「ダブル・ヘッドライナー!」って訂正されたんだよ。
しかも、2回も!
ハッハッハッ!…私に隠れて普段は「ツーマン」という言葉を使っているのがバレでしまったね…Seijiくん。
残り二曲はDスタンダードの「Attraction 4D」と「OverRev」。
D_Driveは今週の金曜日の24日…明日!高円寺SHOW BOATでStrange, Beautiful and Loudと共演する。
ダブル・ヘッドライナーね。「ツーマン」じゃないからね、Seijiさん。
どちらもいつもMarshall Blogで騒いでいる現在のギター・インストゥルメンタル・ロックの最高峰だ。
ご覧になったことのない人には「花まつり」と「クリスマス」を同時に楽しむ絶好のチャンス。ゼヒお出かけくださいませね。
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
Marshall、イヤ失礼、またやっちまった!
Marshal K
Yo-くん、冗談かと思っていたら、本当にTSL60に直つなぎ!ギターとMarshallの間はギター・リードだけ!
だから音は素晴らしいよ。「極太」の権化。
すなわち前回のMarshall Blog登場時と変わらぬ黄金メンバー。
昔、ドラムはロシアのスパイ、ガチニコフだったんだよね。「ガチニコフ」ってすごくいい名前だと思っていたので覚えてる。ガチニコフ、どうしてるんだろう?
オープニングが「Toroi」。
もうこの曲だけで盛り上がりが最高潮!
続けて「SHE」。
以前、SEVEN SEASってウチの近くのスタジオで練習しててね、当時中学生だった私のセガレがファンだったこともあって一度遊びに行ったことがあった。
「せっかく来てくれたから」と息子のために演奏してくれたのがこの曲だった。
ナニげに久しぶりに演奏したという「Parallel World」。
演奏自体が久しぶりなんだから、どれも久しぶりにキマってる。
Yo-くん、今日はアンプを持参していないけど、普段JVM410Hを使ってくれている。
実は彼は日本で最も早い時期にJVMを買って使い始めてくれたギタリストのひとりなのだ。
つまりもう10年は経っているということ。
コレも久しぶりに取り上げたという「Fly to the Heaven」。
見て!EITAちゃんの笑顔!
とにかくメンバー全員楽しそうだ!
そうだよ、手旗だよ…「The Pirates' Flag」。
いつか書いたっけかな?私、手旗信号ホンの少しできるんよ。イヤ、もう忘れちゃったか…普段あんまり使わないからナァ。
もう最終コーナー。「Feel」を演奏。
独特のアクションも健在の将軍。プレイも着実だ!
疾風のように現れて疾風のように去って行ったMajyu Lee。
それだけにドライブ感もバツグン。そしてNATALを魅力的に響かせてくれた。
〆は「Chasing Light」。
「♪振り返ればいつも」…ああこのメロディ、心にしみると言うか、時の流れを感じると言うか…。
自分より20歳以上も若い連中を捕まえて「昔の仲間」なんて呼んでは失礼かもしれないけど、楽屋でメンバーと一緒にいたら昔の話が次々と出て来てとても懐かしかった。
強引に言わせてもらうけど…「昔の仲間」ってのはいもんだナァ。
アンコールは「The Wind of Tomorrow」。
しかしね、スゴイ人気なんだよ、いまだに。
「メンバーが忙しかったりでなかなか集まれないので、次回ライブはいつになるか未定ですが、もしみんなの都合がつくようならまたライブやりたいですね」…なんて、EITAちゃんは中学の同窓会の幹事の〆の挨拶みたいなことを言っていたけど、またジャンジャンやればいいじゃん。
もうあの頃とは時代も変わってるし、また昔とは違った活動ができるんじゃない?
「昔の仲間」として楽しみにしているぜ!
EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITAぶろぐ
1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
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(一部敬称略 2017年1月15日 新宿Cat's Hallにて撮影)