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2016年2月 9日 (火)

東京ネイルキャッツ at 東京キネマ倶楽部

昨年結成10周年の記念イベントをココ、「東京キネマ倶楽部」で開催した「東京ネイルキャッツ」。そして、今回はワンマンで再登場。
その様子を「東京マーシャル・ブログ」がお送りする。
あ、ウチは「東京」付かないんだ…さびしいな。

ご存知の通り、来る3月6日にイギリスからMarshall社の社長も加わって「Marshall GALA」という英Marshall主催のイベントを開催する。
このイベントは、この東京キネマ倶楽部がMarshall公認のライブハウスとなったことを記念するもの。
東京キネマ倶楽部は下の写真のように、ご希望があればMarshallの壁を仕立てることができるというワケ。
もちろんMarshall、NATAL、EDENといったファミリー商品も豊富に取り揃えている。
最近はPAステムの進化やロックの草食化により、へヴィデューティなステージ設備を見なくなってしまったけど、やっぱり「Marshallの壁」は重要なロックの象徴のひとつだからして、この魅力を絶やすワケにはいかんのよ。
問答無用でカッコいいもんね~。
Marshall GALAのチケットはおかげさまでソールド・アウトになってしまったが、当日券が出る可能性もあるので、ご興味のある方は、今後も「東京マーシャル・ブログ」…イヤ、Marshall Blogのチェックをお願いします。
10
Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒【特報!!】 Marshall GALA

K_marshall_gala_emblem さて、東京ネイルキャッツのワンマンショウ。

20ボーカルのアツシが下手のサブステージから登場!

30オープニングは「Now or Never」。
ストレートなドライビング・チューン。カッコいい曲だ!

40ギター、徳留羊亮。

50v 徳さんとは長い付き合いであることは前回も書いた。
根っからの1959ファン。1950HWを大事に大事に使ってくれている。

60ベースは黒井伸明。

70EDEN WT-800とD410XSTを使用。

80vドラムの袴田敏孝。

90v NATALメイプルの24"ツーバス・キット。
フィニッシュはシルバー・スパークルだ。

100ギターとボーカルは高橋諄至。
150v

 ドラムの向かって右にセットしてあるMarshallのコンボを使用。
モデルはJVM205Cだ。

120ギターを手にして「Ride on! Tonight!」。

110v

続けて「No Message」。

140v

2006年のファースト・アルバムから「灰になって」。

130さらに「陽炎」という曲。

160この曲は2010年の『Scramble Generation』という共作アルバムからのチョイス。
ネイルキャッツは同名のイベントを主宰しているのだそうだ。

170v この身体にこのキット、さぞかし轟音のドラミングかと思いきや、アンサンブルとノリ重視の端正なプレイを見せてくれる袴田さん。

180アツシさんはまたギターを手にして「Stay」を熱唱。

190vシンプルかつソリッドにギターを鳴らすのが徳さんのスタイル。
1959とテリーを組み合わせているのは音へのこだわりの証明だ。

200vこれも2010年にリリースされたアルバム『Breath』から「ソウマトウ」。
ジックリと歌い込むアツシさん。
同アルバムから「Ring Dranker」も続けてプレイ。
240

ここで最初のゲストが登場。
SOUL-D!のyou!
250

アツシさんとふたりでパワフルに「LOVE SONG」という曲を熱唱した。

260v

この日のためにスーツを新調したというアツシさん。
「ステージ衣装にしか見えない」オーダーメイド。それでいいのだ。
だってステージで着る衣装なんだから!
私はキチっとステージ衣装をキメ込むバンドが好き。芸人とはそういうものだから。
220

「夢も希望もない」ではまたギターを手にする。
続けて「恋のパスポート」。いいタイトルだ。

270

何かアツシさんってマイク・スタンドを握って熱唱している姿のイメージ…下の写真みたいなヤツね…がやたら強いんだけど、こうして見ると、ずいぶんギターを弾いているんだよね。
安心してください、アンプはMarshallですよ。

210v

本職のギターの人はもうとにかくギターを弾くのが楽しくて仕方がない感じだ。
見ている方も楽しくなっちゃう。
280v
また、背後がこんな光景ならなおさらだよ。
コレばっかりはギタリストじゃないとわかならい!そして、いくら積んでもMarshallでなくては意味が全くない!

230二人目のゲストがステージに上がる。

290麒麟の上村雅史

300v 今日も靴がバッチリだ!

310「螺旋」をスタイリッシュにキメてくれた。
麒麟、いいんだよね。
我々が高校ぐらいの時は、バンド・コンテストがあると必ず一組は麒麟のような雰囲気のバンドがいたものだが、最近この手のバンドをスッカリ見かけなくなってしまった。
麒麟にはゼヒ頑張ってもらいたい。

320「困った人がいたら忘れないであげてください…」とうたったのは「忘れない」。
2012年にメジャー・レーベルからリリースしたマキシ・シングル。

J_s41a3522 『Sky Blue』から「walk」。

330「ビューティフル・ウェンズデイ」。
「Lazy Sunday Afternoon」、「Saturday Night」、「Blue Monday」、「Ruby Tuesday」、等々の曜日をテーマにした曲が数あれど、「水曜日」が題材の曲はかなり珍しいんじゃない?
「水曜日」はつづりもムズカシイし。でも、いい曲だ!

350v

「お前らノラないとずっとこの赤いまんまだぞ!」
途中、真っ赤な状態での長いアオリも見物だった。
赤い照明は撮りづらいぞ!
ちあきちゃん、お誕生日おめでとう!

J_img_0378 アルバムのタイトルにもなっている「Breath」では熱狂のタオル回し。

340ショウはクライマックスへ突入だ!

360楽しそう。

370着実にバンドをドライブさせる低音もこのバンドの聴きどころのひとつ。
しかし、EDENってのはよ~音が抜けますな~。

380vアツシさん、大熱唱。
ジャケットを脱がなかった。

390v 「みんなに新しい日が来ることを願っています」…本編の最後は「Brand New Day」で〆た。

400そして、アンコールでも汗が飛び散る全力投球!
ここで初めてジャケットを脱いだ。
460v
「リバーサイド」。
この「リバー」は天竜川だとか…。
天竜川は諏訪湖を源流とし、伊那、飯田を抜けて太平洋に注ぎ込む大河川だ。
アツシさんは飯田のご出身。
それで意気投合した。
私も昔の仕事で飯田へは何回行ったかわからない。あの地方を「下伊那」と言うが、最深部で南信濃村というところまで営業で出かけて行っていた。
「平安堂」という本のチェーン店があるでしょ?あのお店の本拠地は飯田だ。
「東京亭」というそばやがあって、そこの釜めしとざるそばのセットを食べるのが楽しみだった。
…って、全然関係ないじゃねーか!
せっかくのアンコールの雰囲気をブチ壊してしまった!ま、コレもアツシさんの故郷に関する話題ということでお許しいただこう。

とにかくこの曲でのアツシさんの絶叫はマジでスゴイ。

410「改札の前で」…

420セカンド・アンコールに入り「飛べない鳥」。

430最後までフルスロットルの大車輪!
徳さんだけでなく、メンバー全員が演奏することが楽しくてタマらない!という感じだ。

450
最後の最後は「今在るものたちへ」。

440v こうして、東京ネイルキャッツの東京キネマ倶楽部でのワンマン・コンサートの幕がおろされた。
起伏に富んだ曲の数々は見るものを飽きさせない。
アツシさんを中心としたステージ・マナーも上々で、経験も豊富。
いいバンドだ!
東京ネイルキャッツの詳しい情報はコチラ⇒東京ネイルキャッツ公式webサイト

470終演後、楽屋でジェイル大橋さんと。
すんごい久しぶりにジェイルさんにお会いした~。

480 (一部敬称略 2015年12月4日 東京キネマ倶楽部にて撮影)