お茶の水熱烈楽器祭の田川ヒロアキ
ちょっとゴメンなさ~い!
先日紹介したMarshallの本の仕事の追い込みにかかりきりでとうとう金曜日の更新をスキップさせて頂いちゃいました!連休をはさんで今日から復活!
今日はお茶の水のお話しから。
子供の頃からレコ―ド屋に通ったり、母校もあったりで、お茶の水から駿河台下、神保町と、この辺りはとても好きなエリアのひとつだ。
現存するニコライ堂の他にも、昔は明治大学の「記念館」という歴史的な建物があって、あの辺りは今よりもずっと風情があった。
それが今ではあんな不愛想な高層ビルになっちゃって…。いくら老朽化が進み、地震が多いとはいえ、もしアレがロンドンだったら、記念館をウマい具合に保存して街並みの雰囲気を後世に伝えたことだろう。
私なんかは、子供の頃からアレがアソコにあるのが当たり前で、学生の時には実際にあの建物を利用していたこともあり、いまだに「記念館」がアソコにあるような気がする。
そしてナント言ってもお茶の水と言えば楽器屋さん。
通りを挟んで両側に並ぶ楽器屋さんの数が一体何軒あるのか知らないが、ここは質、量ともにロンドンのデンマーク・ストリートもマンハッタンの西48丁目もはるかに凌ぐ世界一の楽器屋街だ。
ナゼ、このエリアにこれほど楽器屋さんが集まったのか…。
一説によると…昔、楽器をやる人もそう多くなく、楽器の商売は大変難しいものだった。そこへ、たまたまお茶の水で営業していた3軒ほどの店が繁盛していることに目付けた他の楽器屋さんが、「アソコでなら商売になるのでは?」と狙いをつけていつの間にかお茶の水に集まってきてしまった…という比較的味も素っ気もない理由らしい。。
東京にはこういう世界一のエリアがいくつかあって、お茶の水のそばの世界一の古書店街の神保町、世界一の料理器具店街のかっぱ橋、世界一の仏壇店街の稲荷町(もっとも仏壇は西洋にはないが…)等々、探せばまだまだ他にもたくさんあるかもしれない。
東京はスゴイのだ!
前説終わり。
そのお茶の水の楽器屋さんが集って楽器の楽しさを知ってもらおう…というお祭りがある。
『お茶の水熱烈楽器祭り』がソレだ。
昨年はすさまじい雨だったが、今年は雲一つない素晴らしい秋晴れ。
会場内には楽器メーカーや楽器店のブースが設営され、実際に楽器が試せるようになっており、賑わいを見せていた。
地元ということで、我が母校もお手伝いしていた。明治大学のブース。DJブースも設けられ、即席ラジオ放送なんてこともしていた。
明大のブースではイベント出演者のCDも販売されていた。
ひときわ目立つ『Ave Maria』…ジャケ写がいいからね~!
ステージにはバラエティに富んだミュージシャンが出演し、楽器の魅力を伝える。
そして、去年に引き続いて出演したがの田川ヒロアキ。
去年はすさまじい大雨だった。
キャンセルするミュージシャンもいる中、ヒロアキくんはグランド・ファンクよろしく雨の激演を繰り広げた。
今年は素晴らしい天気で気合も入るというもの。
オープニングはインストの「Sea Scape」。
バッキング・トラックを使っての演奏だ。
今日のMarshallはオリジナルのJCM800 2203と1960A。
続いてヒロアキくんのテーマ・ソングともいうべき「My Eternal Dream」。
ま、何を使ってもヒロアキくんの音になってしまうのだが、今日はオリジナルの2203とあって、いつもよりザラっとしたワイルドな音像。これがまたいいのだ!
「Start Up」という短い曲が続く。
短いというのもワケがあって、実はヒロアキくんのこの曲、KRY山口放送のニュース番組「スクープアップ山口」のオープニングテーマ曲なのだ。
コレはやっとかないとね!「カラムーチョZ~秘密結社コイケヤのテーマ」。
雲ひとつないお茶の水の青空に「♪お尻がイタ~い!」がこだまする!
キマった~!
ステージの実際の演奏と手にしたチラシを交互に見るおばあちゃん。「そのチラシの写真私が撮ったんですよ~」とか言おうかと思ったけどやめた。
「ああ、あの子、ギターの弾き方間違ってるねぇ…」と思ったかどうかは知らない。
ガラリと変わって「Ave Maria」。2203で奏でる「Ave Maria」も大変よろしいな。太い音色がグングン押し出されてくる。
最後は「All My Loving」。田川式ハードロック・バージョン。
ステージを降りたヒロアキくんに次から次へと握手を求めるお客さんが…。
こういう機会も大切だ。
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano
ヒロアキくんの現場が実にバラエティに富んでいる…というようなことを書いてきているが、今日のこのイベントもしかり。
そして、12月7日にはMAZDAの大イベント『MAZDA FAN FESTA 2014 in OKAYAMA』に出演する。
ヒロアキくんは去年に続いて2度目の出演。
公式テーマソングのオファーを受け、書下ろしの「キミを乗せて」が見事採用された。
更にこのイベントのためのCMソングとしても採用が決定し、広島のテレビ局(テレビ朝日系列)でオンエアされている。(岡山でのCMもほぼ決定)
加えて、原爆ドーム付近の繁華街の巨大ビジョンでも放映されている。
コレがそのCM。
マツダファンフェスタ2014 in OKAYAMA(主催:岡山国際サーキット、主管:(株)B-Sports、大会特別協賛:マツダ株式会社)の詳しい情報はコチラ⇒公式サイト
コレでまたヒロアキくんの音楽に接する人が増え、多くのファンを増やすことだろう。ギターの音はMarshallから出ております、ハイ。
(一部敬称略 2014年10年18日 お茶の水・小川広場にて撮影)