Buzz キネマ倶楽部!!~CRACK BANQUET登場!
ヒエ~!2月も今日で終わってしまう~!早いナ~。マーブロはまだ去年の12月をやっております。年末はいいコンサートが多かったからね。いくら時間が経ってもいいものはちゃんとレポートして残しておきたいのだ!
また言ってしまうが、何事も「初」というのはいいものだ。初々しくて、溌剌としていて…。
今日は初ワンマン・コンサートを開催したCrack Banquetの話題。『Buzz The World!! Tour Final ~ワンマンおいっす!全員集合!~』と題されたコンサートの会場はおなじみ東京キネマ倶楽部。
初ワンマンを祝って多くの花が贈られていた。
このコンサートは昨年の6月に発売されたミニ・アルバム『BUZZ THE WORLD!!』の発売記念ツアーの千秋楽でもあった。
実はこの5人…ワンマンは「初」かも知れないが、Marshall Blogは「初」ではない。
昨年の1月、爆風スランプのトリビュート・コンサートの前夜祭に出演し、そのレポートに登場してくれているのである。
「えらくテンションの高いにぎやかなバンドだな…」というのがあの時の印象で、「Crack Banquet」という一風変わった名前のせいもあり気になっていた。
CRACK BANQUETは2012年にはRED BULLが主催する『RED BULL LIVE On the ROAD』というバンド・コンテストで優勝も果たしている実力派なのだ。
Marshallの壁を背負ったアキラさん。
こんな光景を目にすると「ヘビメタ?」と思うかもしれないが、ゼンゼン違う。
別にヘビメタでなくてもMarshallの壁はステージに最高のロック・フィーリングを醸し出す。アキラさんはシュレッダーではない。ブルージーでソウルフルなギターを弾く。また、今時珍しいこの白いSGもPeter "Ollie" Halsoleみたいでカッコいい!(Olllieはギッチョだけどね)
バンドの中ではドラえもん的存在なのだそうだ。「アキラくん、アキラくん、何か出して~」と言うと新曲を出してくれるのだ。バンドのサウンドと言えば、とにもかくにも明るくにぎやかなファンキーなロックンロールとでも言おうか、カミジョウさんを中心に、5人とお客さんが一体となって仲よく楽しんじゃおう!というスタイル。
シュンスケさんはEDEN WT-800とD410XSTキャビを使用。
これがまたスネ毛が逆立つ音のヌケようで、思いっきりバンド・サウンドを締めあげていた!なんというか耳元で鳴っているような音の存在感なのだ!
このバンドは5人とも際立ったキャラを持っているところが実に楽しい。特に大きなアクセントを与えているのは、「ハイ、サックス!」
豪快なブロウはもちろん…
いつもニコニコ、メッチャ明るいイクカちゃんのキャラクターが最高だ!
随所に現れるサックス・ソロの熱演に観客の目が釘付けになる。
当日はウルフルズのウルフルケイスケさんや木内友軌さんもゲストで登場。
ノリノリの演奏で大いに会場を沸かせた。
ドラムのマメさんはバンド最年少。桜井翔くんに似てるというポジション。当時はご両親もお越しになられていた。初のワンマンだからね!しっとりコーナーもちゃんと用意されている。カミジョウサンの弾き語り。
「キャンディ」という曲を熱唱。
カミジョウさん、そういえば自分で自分のこと「澤穂希」とか言ってたな。
本編最後のクライマックスは4曲を続けてプレイ。
シュンスケさんのベースラインがいよいよ際立つ!イクカちゃん猛ブロウ!
情感豊かなソロを決めるアキラさん!
観客をアオった「真夜中のアジテーション」では最高の盛り上がりを見せた。
ダイナミックかつ繊細なドラミングで最後までバンドをドライブさせたマメさん。
歌、MC、ダンス、澤と八面六臂のパフォーマンスでエンターティナーぶりを発揮したカミジョウさん!
本編全15曲。起伏に富んだ、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような騒ぎのにぎやかなパフォーマンスだった!
アンコールはイクカちゃんが描いたイラストをあしらったTシャツを着て登場。
ウルフルズのウルフルケイスケさんや木内さんを交えての1曲と「夜明けのルースター」が演奏された。
「やりきった」感満点の5人!
観ていてとてもすがすがしい気分になるパフォーマンスだった!
これからの展開が楽しみなバンドのひとつだ。がんばれ!
CRACK BANQUETの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ウェブサイト