Blow away the Recession!Extra edition~新橋Go5ガールズ
今年の4月にレポートしたイベント『Blow away the Recession!(不景気なんかブッ飛ばせ!)』。
「Extra edition」として3つの個性的なバンドが結集した。まずステージに登場したのは「新橋Go5ガールズ」…通称「ゴゴガ」。
2008年結成のベテラン・チーム。
Marshall Blog初登場。私も初対面。
緞帳が上がるのと同時にノリの良いMegのドラムスが会場に鳴り響く。そのドラムスにアイのベースと…
古川夏希のギターが重なり…
「Welcome to our show time!」
Rubyと…
マユが加わってゴゴガのショウがスタート!
こんなこと言ったらもちろん失礼なんでしょうけど、冒頭に記した通り、ゴゴガを拝見するのはこの時が初めてのこと。
正直コミカルなバンドなのかと思っていたらトンデモナイ!
メチャクチャ明るくて楽しいけれど、演っていることは至ってマジメ。
そして何よりもカッコいい!
これなら不景気も吹っ飛んじゃうかも?1曲目は「DANCiN」。
ノッケからファンキーにカッコよくキメて見せてくれた。続けざまにサポート・メンバーの夏希ちゃんのハードなリフが炸裂!
こういうのはMarshallじゃないとダメね。だからMarshall。
JVM210Hと1960Aのコンビネーション。獰猛に突っ走るドライビング・チューン。
マユさんとRubyさんが交互に歌い…
ピタリとキメるハモリが素晴らしい。
アイさんのベース・ソロ。
ふくよかなトーンで奏でるメロディがシブさ満点!続いて夏希ちゃんのギター・ソロ。
あ、ココまで「さん」と「ちゃん」の敬称を使い分けているように見えるかも知れませんが、意味はありません。マユさんのセクシーなセリフも登場して楽しさバツグン!
「こんばんは!私たち新橋Go5ガールズ!初めて巣鴨にやってきたよ!
たくさんのお客さんに集まってもらって本当にありがとうございます!」
「サイゴマデ・ユックリ・ジックリ・タノシンデ・イッテ・クダサイ。ハイ」とRubyさんが片言でごあいさつ。3曲目は「ハレィション」。
これまたMegさんが大活躍のノリノリ・ファンキー・ナンバー。
Megさんが叩いているのはNATAL。
やっぱりNATALは音がいいナァ!ピタリと息の合ったフロントの2人の早クチの歌とハモりは気持ちいいぞ!
そして意表をついた転調。
オモシロい曲だ。ココで雰囲気がガラリと変わってバラードの「鳥」。
まずはマユさんのリード・ボーカルズで…
それをRubyさんが引き継ぐ。
もちろんハーモニーのパートも盛り込まれてドラマチックに曲が進行していく。
コレね、サビのメロディがとてもいいのよ。
なかなかグッとくるゼ。 「久しぶりの大きな高いステージで、気持ちがいいネェ!
我々は2008年に結成して、今年で15年目くらいよね」
「すげぇ~大御所だね!」「今日はこの後、もっと大御所や大大御所が控えてますからね。
ガンバらせて頂きますので名前だけでも覚えて帰って欲しいなぁ~と思います!」オラオラオラオラオラ~!
5曲目も激烈のドライビング・チューン「Ready Go!」
Megさんパワー爆発!
いかにも音がデカそうだ!2人で分け合って歌うパートはどこまでもエキサイティング。
「Right Now!」で転調してポップに展開するところがとても魅力的なのだ。
「オン・ベース、あい!」
「オン・ギター、夏希!」
と2人のソロがタップリとフィーチュアされて…
曲はクライマックスを迎える。
次に夏希ちゃんリフからスタートしたのはCDには未収録の「歌舞伎町へ行こうよ」。
「みんな!踊っていこう!」
ゴキゲンなゴーゴー・ナンバー。
アイさんが弾くサビのベース・ラインの何とカッコいいことよ!
ヌケて来る音もいいのよ~。 もちろんMegさんとのコンビネーションもバッチリだ。
「もうあと2曲なの。あと2曲駆け抜けます!」
ココでメンバーと運営中のSNSの紹介をして、「歌舞伎町で私がやっている『ろっくんきっちんJanis』というお店にも遊びにきてください!」とRubyさんが付け加えた。
そのお店でこのブログの記事が話題になりますように…。
「あのMarshallのブログ見た~?」みたいな。残る2曲…まずは「はないちもんめ」。
ゴゴガの魅力は演奏もさることながら、フロントの2人のフリが最高に可愛くて楽しいこと。
大変ですよ、コレだけ合わせるのは。
「昭和歌謡のアイドルを標榜している」ようなことをおっしゃっていたが、それでいいのだ。
1970年代、ロックに狂って歌謡曲などバカして絶対に聴くことがなかった私ですが、今では断然昭和歌謡を支持します。
ヘタすりゃ時々戦前の歌まで聴いてるの。
だってアータ、曲のクォリティが今の音楽に比べて圧倒的に高いんだもん。
歌謡曲は一流の作者や振付師が丹精を込めて作った大衆音楽芸能ですからね。
例えば作曲家なんかはクラシック崩れの人たちですから。
ホンモノ音楽のプロが作っていたんだから悪かろうハズがない。
アメリカで言えばいわゆる「ティン・パン・アレイ・ミュージック」だ。
それと、昔は幼稚園生から、不良高校生から、おジイちゃん&おバアちゃんまで「誰もが歌える歌」というモノがあった。
今そんなのひとつもないでしょ?
そもそも流行っている歌があるのかどうかもわからない。
そうした日本人の音楽的英知が育んだ魅力的な音楽は「ナントカポップ」とか呼ばれる「ロックもどき」に姿を変えてしまい、「レコード大賞」も「紅白歌合戦」もごく一部の人しか知らない音楽に占領されてしまった。
一方、ロックは一般大衆に普及した結果、その精神性を失い完全に形骸化してしまった。
日本人が歌謡曲とロックの両方を失ってしまい、そしてそのことに気づかずにいるのは最早「悲劇」としか言いようがない。
あ、ゴメンなさい、話が堅苦しくなってしまいましたね。
とにかくゴゴガにもガンバってもらいたいということよ!ビデオを見ると…この曲はゴゴガの初期のナンバーなのかな?
3連のノリが楽しいよ。
この曲も意表を突いた転調がカッコいい。 「♪さぁ、そこのお嬢さん」
「♪そう、コッチへお入りんなさいな」
コーラスもとてもいい感じ…コレ、メッチャいい曲だな。「サンキュ~!ラスト、ラスト!」
出番の最後は「Go5ガールズのテーマ」。
ストレートなハードロックナンバーで5人が燃え尽きた!
「今日は柵があるからソコまで行かれないけど…最前列のみんなにご挨拶に行こうかな~。
♩ゴ~、ゴ~、ゴゴ~ガールズ」「ハイ!」
コール&レスポンスで徹底的に盛り上げた~!「We are Go 5 ガールズ!」
フィニッシュもバッチリきめた~!
あ~、楽しかった!
新橋Go5ガールズの詳しい情報はコチラ⇒Offcial Facebook<つづく>
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