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2021年11月15日 (月)

MOBOアウォーズのMarshall

 
Marshallが「MOBO」をサポートするのか…「MOBO」?
「モボ・モガ」の「モボ」か?
ああ、大正の時代がなつかしい…ワケはないんだけど、「大正ロマン」なんてのはいいよね。
詳しくはないけど、江戸川乱歩なんて今でも時々読みたくなる。
もちろんMarshallがサポートする「MOBO」はモボもモガも関係ない。
「MOBO」は「Music of Black Origin(黒人起源の音楽)」の略。
「MOBO Awards」という、ヒップ・ホップ、グライム、R&B、ソウル、レゲエ、ジャズ、ゴスペル、アフリカ系音楽等、黒人を起源とする音楽に与えられる「賞」がイギリスにあるのだ。
カーニャ・キングという人が1996年に設立し、毎年授賞式がBBC等のテレビ局が放映する。
当初はロンドンのロイヤル・アルバートホールで授賞式が開催されていたが、2009年にはグラスゴーに移動。
昨年は配信となったがものの、最近ではウェンブリーやリーズのアリーナで1万人以上の観客を迎えて開催されている。
この類の他のアウォーズ同様、ベスト・アルバム賞だの名誉賞だのがあり、「UnSung(アンサング)」というデビュー前のアーティストやバンドに対する賞も併設されていて、優勝者には明るい未来が期待できる…というワケ。
「unsung」とは「アンサング・ヒーローズ」なんて表現があるように「称賛されていない」という意味。
今般Marshallはその「UnSung」のサポートを始めた。
以下はMarshallのウェブサイトに掲載されたそれに関するニュースの翻訳。

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C6c846451f4f425cb294f219edc8ddac MarshallがMOBOを向こう5年間サポート


次世代の音楽とMOBO UnSungのファイナリストへの急激なサポートの必要性

 
コンペティションへの参加受付中
 
MOBO Organisationは満を持して「MOBO UnSung 2021(モボ・アンサング)」を発進。過去10年にわたってこの事業に取り組んできた「RPS Foundation(Performing Right Society's foundation)」にMarshallが合流して新しい音楽の才能を発掘します。
 
至近のMOBO UnSungではリーズのラッパー、Graftが栄冠を手にしました。
彼は続いて「Rap Game UK」でも優勝、「BBCラジオ1Xtra」のサポートを受けてレディングやリーズのフェスティバルでもパフォーマンスを披露したのです。
 
MOBOは現在今年の参加者を募集中
イギリスの音楽界の重鎮Marshall Amplificationの提携により盛り上がりが増すことは間違いありません。
 
MOBO UnSungは才能あるオリジナル作品を創造する新人アーティスト発掘のためのイギリス国内では最も強力なコンペティションのひとつです。
またMOBOは、Stormzy、Rita Ora、Craig David、Amy Winehouse、Emeli Sandé、Krept and Konan、Lady Leshurrといったアーティストに最初のテレビ出演の機会を提供し、才能ある少なからぬのアーティストの成功に貢献してきました。
一方ではMOBO UnSungを通じて新しい才能をサポートすることが急務です。

Mobo2 新しいパートナーとなったMarshall Amplificationのジョナサン・エラリーの言葉;
「我々にとってこの投資は問答無用の選択でした。昨年脚光を浴びたNova Twinsをはじめ、ロックやオルタナティブは黒人音楽を発祥とし、その影響を受けています。
かつてジムの店やEaling Blues Club(イーリング・ブルース・クラブ)から巣立って行ったバンドの皆さんも、マディ・ウォーターズやチャック・ベリー、BBキングやシスター・ロゼッタ・サープといったR&Bのパイオニアの影響を受けていました」

また…

「新しい才能の出現を実現させる進行中の計画の一部としてMOBOのUnSungをサポートします。お金の面だけではありません。
世界レベルのレコーディング・スタジオ、レコード・レーベル、ライブ・エージェンシー(ブッキング屋)、そしてMarshallの機材にアクセスすることにも取り組んでいきます。
コレはロックやアルタナティブ・ミュージックを包括的に援助する偉大な一歩なのです」
 
カーニャ・キング MOBOグループ創設者/CEOはこう付け加える…
「新しい才能をサポートをし続けてきた偉大な歴史を持つMarshallを新しいパートナーとし大歓迎致します。世界が滅亡するのは時間の問題です。私はこの新しい関係が沢山の若いアーティストに莫大な価値を提供し、とりわけオルタナティブ・ミュージック、ロック、またその他のジャンルでMOBO UnSungにエントリーするたくさんのアーティストには良い影響をもたらすことでしょうし、ますます幅の広い音楽をサポートすることになるでしょう。UnSungにとって誇るべき日となりました」
 
2021年バージョンのMOBO UnSungのギアがシフトアップしています。
素晴らしい機会を創出することによって、新しい才能の鼓舞と発掘に拍車をかけるのです。またこの活動のへ理解を広めていきます。
 
「2021 MOBO UnSung Class」として、全国規模の未発掘の才能を10のファイナリストに絞ります。
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UnSungのプログラムとして、今年のファイナリストたちはMOBOアウォーズに出席して頂き、今日の音楽シーンにネットワークを広げる機会を授かります。
レコーディングやキャリア指導、音楽制作やライブでの露出、A&Rのガイド等、MOBOや関係パートナーたちによる1年間のアーティスト開発プログラムを用意します。
 
音楽ビジネスの世界の知見を広める必要があるアーティストにとっては、コレを見逃がす手はありません。
Graftのコメント…
「MOBO UnSungはこれまでのキャリアの中で獲得した最初の権威ある賞だった。そして、それは私のキャリアをアップさせるのに重大な推進力となったんだ。
若く、契約をしていない私のようなアーティストが、豊かな歴史と世界的なインパクトを誇るMOBOのような団体に認識してサポートしてもらったことは、私にとって果てしなく、また絶え間のないチャンスを得ることになった。
 
ひとりのアーティストとして、私が唯一望むことは『聴いてもらうこと』だ。私の芸術を世界でシェアしてもらうこと。MOBO UnSungは私の初期のキャリアにおいて最良のサポーターで、私が望んでいることを達成するための援助をしてくれる。MOBOは私を仲間たちより上の段階に押し上げてくれたんだよ。私の音楽のキャリアにおいてはMOBOのサポートには頭が上がらないんだ」

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コレ、改めてMarshallってスゴイと思ったよ。
ジミ・ヘンドリックスは例外として、Marshallにとって「黒人音楽」は極北でしょう?
数年前に「アメリカでヒップホップの売り上げがロックのそれを上回った」ということを耳にしてとても悲しくなった。
だって、ヒップ・ホップってMarshall使わないじゃん。
ソウルも、レゲエもジャズもMarshallのギター・アンプを使うことはほぼないでしょう。
だいたい「グライム」ってナニよ?
そうした音楽の新人発掘にMarshallが投資するとは何事さッ?
何かの手違いか?
悪い冗談か?
嫌がらせか?
それともヤケクソか?
イヤイヤ、Marshallのマーケティングのスタッフに確認したワケではないが、商売的に見れば需要の掘り起こしであり、文化的に考えれば音楽の新し交配ということになるのではないか?
「みんな同じが一番」と、どこを切っても同じモノしか出て来ない、ますますドメスティックに、また没個性に凝り固まる日本の音楽界とは大きく異なり、イギリスは常に「音楽」という畑を耕しているように感じるんだよね。
やっぱりどうしても聴き手のレベルが高いので、音楽の作り手も常にナニかをして本当に新しいモノを生み出そうとしている感じがする。
私はジャズ以外の黒人系音楽を聴くことはほとんどないが、このMOBO UnSungの行方は結構楽しみにしている。
 
ところで、とあるライブハウスのトイレの壁に貼ってあった週刊誌の切り抜きで知ったんだけど、今、何やら「ロック・ハラスメント」っていう言葉があるんだって?
読んでドキっとしたわ。
若い人を捕まえて、やれ「アレはロックじゃない」とか、やれ「〇〇の初来日公演見たんだよね」とか、自慢とも説教ともつかないことを吹き込むオッサンに言われた方が辟易することらしんだけど…それって私のことですよ~。
まったく同じようなことを言ったり、書いたりしてますね。

7rh
でも、何人もの若いミュージシャンたちが「シゲさん、何かカッコいい音楽を教えてください!」ってウチに来てくれるよ。
こっちもロックだけじゃなくて、クラシックからジャズまで膨大な時間と金をかけて培ってきた音楽の知識を真剣に伝授していますよ。
みんなとても喜んでレコードやCDのジャケットの写真を撮って帰って行きます。
要するに私の場合、「良いモノは良い。ツマらないものはツマらない」とガイドをしているだけのつもり。
「カニかまぼこ」しか食べたことのない若い子たちに「ホンモノのベニズワイガニ」をご馳走しているだけ。
それも色んな食べ方でね。
鮮度の落ちたカニを出す大人が多いからこんな記事を書くヤツが出て来るんだ。
その記事を読んで今の若い人たちは何から何まで本当に気の毒だと思った。
こんなことを言うこと自体が「ハラスメント」か!?
「ロック・ハラスメント」をする方もされる方も、人は「音楽」という氷山の一角のカケラすら聴かずに死んで行くことを知っておいたほうが良い。

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