Living Room Live "NO GUITAR, NO LIFE" vol.02<前編>~D_Drive Yuki
「No ~, no … 」という英語表現も黄色い看板のレコード屋さんのおかげか、ずいぶん定着して来た感がありますな。
「No pain, no gain」なんて、英語のことわざとして習った記憶があるような、ないような…。
「痛み失くして成長なし」ってヤツ。
「良薬は口に苦し」なんていう訳を当てはめることもあるようだけど、それはチョットやりすぎじゃん?
この「No pain, no gain」という表現はジェーン・フォンダが自分のエアロビクスのビデオの中で頻発していて、このビデオが大ヒットしたので一般的になったとか…。
実は私もこのビデオをレンタルビデオ屋流れの中古品を買ったかなんかして持っていたんですわ。
で、実際に少しやってみた。
初心者向けの15分ぐらいのプログラムでもキツイのなんのって!
それでも毎日やっていると振りも身についてきて結構オモシロくなってくるんだわ。
しかも、先生がジェーン・フォンダが「No pain, no gain!」と執拗にアオってくれるしね。
「応用編」にもチャレンジしたけど動きが複雑すぎて、とてもじゃないけどついて行かれなかった。
それでそのウチに飽きて、いつのまにかやらなくなっちゃった。
今またいきなりやったら間違いなく骨折するか筋を切っちゃうわ。
かの「バーバレラ」も今年84歳におなりになったそうだ。
ちなみに1967年のその映画『バーバレラ(Barbarella, Queen of the Galaxy)』を監督したのはかつてのジェーン・フォンダの夫、ロジェ・バディムだが、この人、「ディスコ」の名付け親らしい。
1950年代後半にフランスで流行したアメリカ音楽を流して踊る社交の場を「ディスコテーク」と呼んだのがロジェ・バディムといわれているそうだ。
さて、今日は「No ~, no … 」の「~」に「Guitar」を、そして「…」に「life」を代入した「No Guitar, No Life」。
「ギター失くして人生なし」、はたまた「ギターこそ我が人生」…マーティ・フリードマンが、ギター無しではとても生きていられないゲストを招いて開催するコンサート、「NO GUITAR, NO LIFE」の第2弾のレポート。
会場となったのは渋谷にある「eplus LIVING ROOM CAFE & DINING」。同じビルの上の階には時々お邪魔するんだけど、階下にこんなオシャレで素敵な空間があったとは全く知らなんだ!
「Living room」なんて、「Liveをする空間」のシャレになっているのかな?
今回の「NO GUITAR, NO LIFE」の出演は…
ホストのマーティ・フリードマン。 井草聖二
そして、我らがD_DriveのYuki。 定時にショウはスタート。
早速Yukiちゃんがステージに上がった。今日のMarshallはいつものホワイト&ブルー・ローズにあらず。
でも中身は同じ、JVM410Hと1960Aのコンビネーションだ。
なんかこういう背景のYukiちゃんを目にするのは久しぶりだな…。1曲目に演奏したのはYukiちゃんのソロ・ナンバー「Mirai」。コレね。
長野トヨタ・グループのテレビ・コマーシャルに使われている曲。動画はコチラ⇒ユーグループ「beyond」篇(Long ver.)
撮影の様子を捉えたビデオも公開されている⇒CM撮影の裏側大公開‼長野TOYOTA -Yuki's Vlog-
写真派のアナタはコチラ⇒Marshall Blogストレート・アヘッドなロック・ナンバーで雰囲気をグイっと持ち上げた!そして本日の司会の鮎貝健が登場した。
「『NO GUITAR, NO LIFE vol.2』にようこそ!
このライブはリアルとオンラインでココでしか観られない、聴けない豪華アーティストによる極上のエンタテインメントや夢のセッションを送りします!」
とこのライブの説明が続いて本編に突入した。
「さあ、最初のゲストはこちら…」
「素晴らしいオープニングを見せてくださいましたYukiさんです!」
鮎貝さんがD_Driveのことから、Marshall Recordsのことから、Yukiちゃんのプロフィールを詳細に紹介してくださった。
ココは2019年にD_Driveを連れてイギリスに行った時のことを思い出してオモシロかった。
Marshallの本社があるミルトン・キーンズからロンドンに向かう車の中でYukiちゃんが何やら熱心に本を読んでいたワケ。
「そんなに夢中になって一体ナンの本を読んでるの?」と私が尋ねると、「英語の勉強なんですよ~」とYukiちゃん。
その時に読んでいた本がコレ。
『スマートに使える!ロックな英会話フレーズ(リット―ミュージック刊)』という英会話の教科書ですな。
そして、この本…ナント鮎貝さんの著書なのです!
著者と読者がこうして渋谷のライブハウスの部隊の上で邂逅してしまう…巡り合いというのは何ともオモシロイ!
あ、腰巻にはマーティさんのコメントも載ってる!「なんと言っても華があります。
すべてを兼ね備えたYukiさんの演奏を楽しんでいただきます!」
今日はバッキング・トラックを使用しての演奏。2曲目はD_Driveナンバーから「Begin Again」。D_Driveがデビュー10周年を迎え、「新たな気持ちでまた始めよう」という気持ちを込めたYukiちゃんの作品。ハードな雰囲気の中に魅力的なメロディをちりばめた味わい深い1曲だ。この曲はMarshall Recordsより世界リリースされているので、音源の購入をご希望の方はコチラのサブスクをご利用ください⇒fanlink
「2017年ソニーのXperiaのCMに出演しました。
崖の上でギター弾いていた私を見てくれましたか?
久しぶりにその曲を演りたいと思います。
ライブ・バージョンのチョット速いのを演ります。
『Voices』です…聞いてください」
おお~、なつかしいな~。
ホントに久しぶり!この曲はCMのシリーズを通して使用された曲ゆえD_Driveの作品ではないが、クリーン寄りのトーンでメロディを奏でるパターンが新鮮だった。
アレからもう4年経ったのかよ!
今でもXperiaのコマーシャルがテレビで流れると、ついYukiちゃんが出てやしないかと期待してしまう。
「『Voices』でした。
次はD_Driveの曲を演ろうと思います。
私たちのバンドはイギリスのMarshall Recordsに所属しています。
私が使っている後ろにあるギター・アンプ・Marshallのレーベルです。
2019年、Marshall Recordsから『Maximum Impact』という世界発売アルバムをリリースしました」
コレがその『Maximum Impact』のCD。
アナログ・レコードも同時リリースされている。
その中から「Unkind Rain」を弾きます…今日は1人なのでチョット淋しいのですが、聴いてください」
「非情の雨」のタイトル通り、激しく降りしきる雨の音から始まるバラード。情感をタップリ注ぎ込んでメロディを奏でる。海外でもとても人気のある曲なのだ。 この曲は、2020年のNAMMショウの折に開催されたロック界に貢献した女性を称える賞『SHE ROCKS AWARDS』の授賞式でも演奏されて好評を博した。
その時のようすはコチラ
↓ ↓ ↓
★THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <レッドカーペット編>
★THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <オープニング・アクト編>
「ありがとうございます。
『Unkind Rain』を聴いて頂きました。
D_Driveは、ただいま感謝の47都道府県ツアーをやっています。
2019年の12月から始めたこのツアー…コロナで延期となり、今年の夏秋から再開しました。
そしてついに!…」「あと残すところ1県となりました!」
D_Driveが47の都道府県すべてで行脚するツアー…コロナのせいで足掛け2年!
それが来月お邪魔する山梨でいよいよ完結するのだ。
このバカコロナ、Marshall関連の海外での演奏のチャンスも悉く消滅させやがってね~。
予定がガタガタにされてしまったよ。「そのツアーが終わってからもD_Driveのライブはドンドンやってますので、是非ライブに遊びに来てください」
そう、D_Driveは12月、1月と、コロナへの仕返しをするかのような怒涛のライブ・スケジュールを組みましたからね。
皆さん、是非ライブ会場へ足を運んでYukiちゃんの応援をしてやってくださいまし。
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive公式ウェブサイト
さて、Yukiちゃんのステージは早くも最後の曲に…
「YouTubeにも投稿しました『ルパン三世のテーマ』を私の持ち時間の最後の曲とさせて頂き次のギタリストさんにつなげたいと思います。
今日はありがとうございました!」最後は楽しくみんなの好きな「ルパン」。
ちなみに私は構造が変わっていなければワルサーP-38の分解&組み立てができます。
イヤ、もう忘れちゃったかな?アニメ好きのYukiちゃんはこれまでにも「ドラゴンボール」、「進撃の巨人」のイメージをモチーフにした作品を提供して来た。そんなYukiちゃんだからして、実に楽しそうに弾いていたわ。
客席の反応もバッチリでノリノリ・ムードで持ち時間を使い切った。
ココで司会の鮎貝さんが再びご登場。
「素晴らしい、熱い演奏をありがとうございます!
さて、D_Driveの感謝の47都道府県ツアーもいよいよ残すところ1県。
山梨の方いますか?」
(シーン)
「いませんネ…山梨、いい所なのでみんなで行きましょう!」
鮎貝さん、ありがとうございます。
山梨、いい所ですよ。
昔は韮崎や市川大門の生コン屋さんによくお邪魔したもんです。
まだ私も若かったので、すごく可愛がってもらいました。
山梨はいい思い出ばかりです。武田信玄も好きだし。
「このイベントに呼ばれるなんて、メチャクチャ光栄で、すごくうれしい。
色々勉強になりました!」
「世界の皆さんに知らせたいギタリストの1人ですからね。
もう1度Yukiさんに大きな拍手を!」
<後編>につづく。
Yukiちゃんは<後編>にも登場するよ!
さて、今日はこのコンサートの<前編>のレポートをお送りしたが、その内容がこだわりの音と映像で配信されることが決定している。
サウンドは、日本コロムビアの敏腕エンジニアが担当し、映像はTANAY GENCO ULGEN(カナダ出身映画監督)が手掛けるということだ。
Yukiちゃんファンは必見!
予定は…
【日時】 2021年12月3日(金)20:00
【アーカイブ配信】 12月10日(金)23:59まで
【視聴券発売期間】 発売中~12月10日(金)21:00まで
チケットのお求めはコチラ⇒ https://www.livicon.net/guitar-02
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Marshall Music Store Japan
Marshallのレコード屋さん「マーシャル・ミュージック・ストア・ジャパン」営業中です!
Marshall Recordsのバンドの作品を販売するお店。D_Driveの世界デビュー盤『Maximum Impact』あり〼。
ただし、イギリスからの輸入盤のみを取り扱っております。
帯と豪華ブックレットが付いている国内盤仕様の『Maximum Impact』はD_Driveの公式ウェブサイトあるいはライブ会場でお買い求めください。
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