LOUDNESS 40th Anniversary Special Live『THANK YOU FOR ALL』-extra- GOLDEN ERA <前編>
 
ここ数年恒例になっていた年末の『Rock Beats Cancer』とそれに続くLOUDNESSのコンサート。
「ああ、今年はなしか~!」と残念がっていたら急転直下状況が変わり、LOUDNESSのコンサートが開催されることになった。 やっぱり「LOUDNESSが観れない年」なんて「ロックを聴かない年」みたいなモノじゃないか!
やっぱり「LOUDNESSが観れない年」なんて「ロックを聴かない年」みたいなモノじゃないか!
だからうれしかったね~。
お年玉の前借りみたいなもんだ。
しかも、LOUDNESSは40周年イヤー中なワケだし…ということでショウは『LOUDNESS 40th Anniversary Special Live『THANK YOU FOR ALL』-extra- GOLDEN ERA』と題された。
「THANK YOU FOR ALL」…「すべての皆さんにありがとう!」、LOUDNESSのLOUDNESSによるLOUDNESSファンのため「感謝祭」だ!
 コレは当日のイベントTシャツのB面。
コレは当日のイベントTシャツのB面。 A面には40周年のロゴが黄金に輝いている。
A面には40周年のロゴが黄金に輝いている。 出番を待つこの日の高崎さんの愛竿たち。
出番を待つこの日の高崎さんの愛竿たち。 オープニングSEの流れる中メンバーが登場。
オープニングSEの流れる中メンバーが登場。
興奮するね~。 二井原実
二井原実
 世界最高峰のロック・ギター・サウンドをクリエイトするいつものリグ。
世界最高峰のロック・ギター・サウンドをクリエイトするいつものリグ。
 MIDI搭載のラック・プリアンプJMP-1が2006年に製造中止となってから早15年。
MIDI搭載のラック・プリアンプJMP-1が2006年に製造中止となってから早15年。
そんなに経ったのか…高崎さんの影響で今でも探している人が多いと聞く。
 「歴代のMarshallの音が出る」と、海外ではこんなシャレた広告でデビューしたんよ。
「歴代のMarshallの音が出る」と、海外ではこんなシャレた広告でデビューしたんよ。
約30年前にMarshallはアナログでコレをやった。
今となってはデジタルでチョチョイのチョイだもんな~。
もっともデジタルの音質がアナログの音質を超えることは永久に不可能なので、その結果は言うに及ばずなのだが…。 ペダル・ボードの中には初代The Guv'nor。
 ペダル・ボードの中には初代The Guv'nor。
発売当時は「アナタのアンプがMarshallになる!」という触れ込みで大ヒットしたが、この「Marshall化」を掲げたペダルっていまだに出続けているもんね。
ビックリよ!
それより、Marshallアンプを買っちゃった方が断然手っ取り早いですよ~。 ショウは高崎さんの弾く「Loudness」のリフからスタートした!
ショウは高崎さんの弾く「Loudness」のリフからスタートした! 一気に爆発するLOUDNESSサウンド。
一気に爆発するLOUDNESSサウンド。
やっぱコレでないと! 二井原さんも絶好調~!
二井原さんも絶好調~!
 続けて『The Birthday Eve』から「Rock Shock」。
続けて『The Birthday Eve』から「Rock Shock」。 前の「Loudness」に続けて揺籃期のLOUDNESSレパートリーを冒頭に並べた。
前の「Loudness」に続けて揺籃期のLOUDNESSレパートリーを冒頭に並べた。 ドラムスの先行はあんぱんさん。
ドラムスの先行はあんぱんさん。
バッチリお元気だ! 冒頭からステージを練り歩く山下さん。
冒頭からステージを練り歩く山下さん。
ドラム・ライザーに上がってあんぱんさんを鼓舞する。 そして高崎さんのソロが炸裂だ!
そして高崎さんのソロが炸裂だ!
あ~、ホントにコンサートが開かれてヨカッタ、ヨカッタ…つくづくそう思ったわ。 「2020年は本当に大変な年になりました。
「2020年は本当に大変な年になりました。
LOUDNESSに関してはコレが最初で最後のライブです。
ステージにこうして立てることがとてもうれしいです。
このライブでストレスを発散して気持ちよく帰ってくださいね。
でもね、いつもと同じライブではないです…声出しダメ…歌もダメ。
オレたちはライブを盛り上げますので皆さんは『脳内妄想』でお願いします。
デビュー・アルバムからいきます」 また高崎さんの弾くリフでスタートするのは…
また高崎さんの弾くリフでスタートするのは… 同じく『The Birthday Eve』から「High Try」。
同じく『The Birthday Eve』から「High Try」。
この曲が取り上げられるのは珍しいよね。 「LOUDNESSの感謝祭」だからして、選曲もいつもとは違うのだ。
 「LOUDNESSの感謝祭」だからして、選曲もいつもとは違うのだ。 続いては時代が下って「In the Mirror」。
続いては時代が下って「In the Mirror」。 おなじみの人気曲だけあって会場内の熱気が増す。
おなじみの人気曲だけあって会場内の熱気が増す。
でも二井原さんがMCでおっしゃった通り、声出して騒いじゃダメよ! 普段なら「タッカ~ン!」と声がかかる所だけど今日はガマン。
普段なら「タッカ~ン!」と声がかかる所だけど今日はガマン。
その代わり高崎さんの「世界のギター・ソロ」をジックリ味わった! 騒ぐばかりがコンサートじゃありませんからね。
騒ぐばかりがコンサートじゃありませんからね。
この素晴らしいサウンドを骨の髄まで食らい尽くすべし。
ま、LOUDNESSのファンの皆さんはいつもジックリ聴いて楽しんでいるけどね。 続けてあんぱんさんのフィルからブッ放す「Milky Way」。
続けてあんぱんさんのフィルからブッ放す「Milky Way」。 胸のすくようなドライビング・チューン。
胸のすくようなドライビング・チューン。 疾駆しまくる曲をより鮮やかに彩る高崎さんの華麗なプレイ。
疾駆しまくる曲をより鮮やかに彩る高崎さんの華麗なプレイ。 ここまでの最初のセクションで約1年間の空白を取り戻したようだ。
ここまでの最初のセクションで約1年間の空白を取り戻したようだ。
それほど熱のこもったパフォーマンスなのだ。 「心の中で歌ってください!」と「Crazy Doctor」。
「心の中で歌ってください!」と「Crazy Doctor」。 ここも盛り上がったよ~。
ここも盛り上がったよ~。 ハイライトのギターのキメ・フレーズからソロへ。
ハイライトのギターのキメ・フレーズからソロへ。 客席に熱湯を注ぎ続ける二井原さん。
客席に熱湯を注ぎ続ける二井原さん。
この辺りが前半のクライマックス! 「Crazy Doctor」の余韻に浸ることも許さず間髪入れずあんぱんさんのドラムスが鳴り響く。
「Crazy Doctor」の余韻に浸ることも許さず間髪入れずあんぱんさんのドラムスが鳴り響く。 久しぶりの「Esper」だ!
久しぶりの「Esper」だ! 「エスパー」だけに光速のナンバー。(←コレがわかる人はきっと私たち世代でしょう。東芝ね)
「エスパー」だけに光速のナンバー。(←コレがわかる人はきっと私たち世代でしょう。東芝ね)
寸分の狂いも見せずに有意義な音を連ねてソロを組み立てていく様は、まるで大地震にも揺らぐことのない超高層ビルを築き上げていくようだ。 ココまでが前半。
ココまでが前半。
客席にいる全員が心の中で絶叫していたに違いない。
 
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