LOUDNESS World Tour 2019-2020 THANK YOU FOR ALL Chapter 1:Ampan vs Dragon <後編>
昨日の<前編>をご覧頂きました皆さん、ありがとうございました。
「緊急事態措置」発布後の初日で、さっそく「Stay at Home with LOUDNESS」効果が出たのか、ビックリするほどのアクセス件数を頂戴しました。
今日の<後編>もお楽しみ頂ければ幸いです。
さて、コンサートは早くも中盤に差しかかり場面がまた変わる。
『Hurricane Eyes』のセクションだ。
まずは「IN MY DREAM」をプレイ。
しかし、汲めども尽きない名曲/人気曲の泉!
続いてバラードの贈り物。
LOUDNESSはバラードも大きな魅力だからね。
二井原さんの絶唱が響き渡ったのは「SO LONELY」。
もちろんあのパートではお客さんと大合唱。
美しいバラードの余韻に浸る間もなく、二井原さんが「MASAKIくんが歌っていた曲を歌います」と告げると、また違うLOUDNESSが現れた。
アルバム『LOUDNESS』のセクションに入ったのだ。
竜さんのドラムスから…
まずは「SLAUGHTER HOUSE」。
このジャケット、前々から「カッコいいな~」と思っていたら横尾さんの仕事だったのね。ク~、いきなりディミニッシュから入ってドンドン展開していくソロがタマりませ~ん!
そして、時折取り上げられる「Black Widow」。
お立ち台に腰かけて歌う二井原さん。
もう~、すんごい好き。
コード進行で4度上がるところがトリハダもの…そう、基本的にI-IV-Vので曲が構成されているところがじ~つ~にクールなのだ。
このソロもスゴかった。
入り口のアイデアなんかは完全に日本人離れしていると思う。
やっぱりいつの時代もロックは洋楽を研究しなければダメだね。
で、コーダするところがトリハダなんだよね。
なんかひとつの物語をキチンと折りたたんで終わらせるみたいな。
次は『LIGHTNING STRIKES』のセクション。
楽しいね~。
ドラムスはまた あんぱんさんにスイッチ。
「LET IT GO」かと思うでしょ?
イヤイヤ、「BLACK STAR OBLIVION」なの。
コレもスキ!
疾駆するあんぱんさんのドライビング・ビートに乗って高崎さんが飛ばす飛ばす!
曲はもちろんタイトル・チューンの「METAL MAD」。
リリースされて初めてこの曲を聞いた時、高崎さんがワウをウマく使ったソロがものすごく耳に残ったのを覚えている。
この曲でもストレート・アヘッドなメタル・ビートにプッシュされた4人の火の玉のような演奏を楽しむことができた。
鐘の音と二井原さんの「また会いましょう!」のひと言で始まった本編最後の曲。
「鐘の音」といえば…アルバム『THE SUN WILL RISE AGAIN』からタイトル曲。
チョットこのアルバムがリリースされた時のことを振り返ってみたら…オイオイオイ…もうアレから6年も経っていたのね。
レコ発ツアーはこんな様子だった…
★LOUDNESS~WORLD TOUR 2014 "THE SUN WILL RISE AGAIN″
山下さんのベースが鳴り響くオープニングのSEが使われてね、アレもすごくカッコよくて好きだった。
本編最後の高崎さんのソロ。
一瞬たりとも気を抜かない恐るべき集中力が最後まで「高崎ギター」の迫力を醸し出していた。
イヤ~、焼肉とすき焼きをオカズに天丼とトンカツとうな丼をいっぺんに頂いたような内容だった。
でも大丈夫。これで胃液が逆流することはなかろう。
カメラを持って動き回ってクタクタにはなったけどね…でもあmりにもアッという間だった。
今日はアンコールがあるかな?
イヤ、この後にもハイライトが待ち構えていたのだ~!
「KING OF PAIN」だ。
なんじゃコリャ!
まるでもう一回はじめからコンサートが始まったかのようなパワーだぞ!
山下さんのベース・ソロを経て曲は盛り上がりに盛り上がってエンディングを迎える。
もう1曲…今度は あんぱんさんがポジションについた。
そうだ、この曲がまだ出ていなかった!
「S.D.I.」だ!
この曲だって「♪S.D.I.」で大合唱よ。
こういうことができるのもLOUDNESSの魅力のひとつだ。
この期に及んでますます鋭さが増す高崎さんのギター。
ズッと弾いていて欲しい。
さて「S.D.I.」も出たことだしソロソロかな?…と思うでしょう?
ナンノナンノ!ここからが本題よ。
何せ今日は『Ampan vs. Dragon』だからね。
やっぱり直接対決を期待してしまうでしょう?
大丈夫、ちゃんとプログラムに入っていたよ。
スタンバイ完了の2人。
まずは「Akira vs. Ampan」のドラム合戦!
高崎さん、去年の『Rock Beats Cancer』のアンコールで「Fireball」のドラムスをプレイした時、気合いを入れ過ぎて、その後の曲でギターを弾くのがシンドかった…なんておっしゃってたからな~。
今日はダイジョブかな?
満席のお客さんが見守る中、あんぱんさんは全く普通通りの、イヤ常人ではマネの出来ないパワー溢れるプレイで高崎さんを迎え撃った。
「♪ふさぎこむのはヤメにしようぜ!」
この先、日本はまだまだヒドイ状態になると私なんかは見ているけど、ふさぎ込むのはヤメようではないか!
LOUDNESSとMarshall Blogが付いてる!Marshall Blogは余計か…。
やっぱりこのソロを聴かないとね!
しかし本当に、「生き残るには今ヤツの手にかからない」ようにしないとね!
ド迫力のツイン・ドラムスでの「CRAZY DOCTOR」は格別だった!
客席は総立ち!
初めからだけどね。
LOUDNESSのお客さんって立ち上がって拳を上げて騒いでいるだけじゃなくて、ものすごく真剣に音楽を聴いている感じがするんだよね。
それが正解。
「コンサート」なんだから音楽を聴かないと!
スクリーンには「THANK YOU FOR ALL」のロゴと
今日のタイトルが表われて全プログラムを終了した。
みなさん、しばらくの間はSTAY at HOME with LOUDNESSですよ~!
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website
(一部敬称略 2019年12月28日 六本木EXシアターにて撮影 ※Mr. Kazuo Sumida, thank you very much for your generous cooperation as always!)