山吹りょう バースデー・イベント
秋葉原のソフマップAKIBA4号店 アミューズメント館のイベント・スペース。
珍しいでしょ、Marshall Blogがこういう所へ来るのは…。
でも見て、このステージ!
Marshallですよ、Marshall!
右の黒いヤツが気になるでしょ?
ステージにはMarshallのスクリプト・ロゴをあしらったデザイン・パネル。
似た感じのMarshallハーフ・スタック用のフライト・ケース。
そして、イベントがスタート。
タイトルにあるように今日はエルフリーデの山吹りょうちゃんのお誕生日イベントなのだ。
さっそく主役が登場し、ステージ上手に置いてあったモノから黒い布をハズすと…
テッテレ~!
Marshall JCM800 2203と1960Bの「デザイン・ストア」製ハーフ・スタック!
実に魅力的なデザイン!
ホワイト・レヴァントのカバリングにゴールド・パイピング。
でもやっぱり目を惹くのはフレットクロスにプリントされたカラフルな模様だろう。
その模様の具合が実にいい感じだ。
Marshallサイドの担当は私の親友、ステーブ・ヒル(左)。
その隣は同じくMarshallに勤めている息子のジェイムズ。とてもいい青年だ。
この日、まずはメディアの関係者を対象にお披露目が行われた。
まずは写真撮影。
そして、記者団からの熱心な質問の嵐に答える形でりょうちゃん自らMarshallの説明をしてくれた。
「Marshallがスキで全部デザインして注文しました。これからライブで使う予定です!」
「好きなモノと嫌いなモノをデザイナーさんに伝えてデザインしてもらいました」
「可愛いモノが好きなのでハートを入れてもいました。
りょうちゃんのお誕生日は当日ではなく、今回が3回目のバースデー・イベントだったとか。
何しろこのMarshallの到着に合わせて日程を決めて頂いたのだ。
そして、このイベントに合わせてウェディング・ドレスを着てくれた。
もちろん白いMarshallにマッチさせるためだ!
エルフリーデのサウンドプロデューサーの小田内さんからもこのJCM800を説明して頂いた。
コレも偶然の話でね~。
今年の3月、D_Driveの取材で西川口のHeartsへ行った時の対バンのひとつががエルフリーデだった。
そこでりょうちゃんがMarshallを使っているのを見て小田内さんに接触したところ、「Marshallが好き」って言うじゃない。
そこから今回のプロジェクトが始まったんですわ。
あの時、Heartsに行っていなかったら今回のイベントはなかったかも知れない。
イヤ、なかったに違いない。
その時のエルフリーデのライブ・レポートはコチラ
↓ ↓ ↓
【Marshall Blog】NK. Feelgood<後編>~エルフリーデ & D_Drive
スゴイ熱気!
皆さん、りょうちゃんだけじゃなくてチャンとMarshallも撮ってくれたかな~?
さらに、時間を空けて一つ下のフロアのイベント・スペース「STELLAMAP CAFE」でりょうちゃんのミニ・ライブが開催された。
「今日は私のバースデー・イベントにお越しくださりありがとうございます!
早くみんなに見せたかったんですが、やっとお披露目できます!
え?ウェディングドレスじゃなくてこの黒い方!」
さっきと同じMarshall…当たり前か。
もう一度やっておくと、上に乗っかっているアンプヘッドはJCM800 2203というモデル。
下は12インチのスピーカーが4つ入っているスピーカー・キャビネットで1960というモデル。
もう完全に世界一有名なのキャビネットね。
それのBタイプなので「1960B」というモデル。
この「B」は「Base」の頭文字。
この上に乗っかるのはアングルが付いた「1960A」というモデル。
もちろんこの「A」は「Angled」の頭文字。
そうしてヘッド+Aキャビ+Bキャビと3つ重ねた状態を「Marshallの三段積み」と言います。
英語では「Full Stack(フル・スタック)」と呼ばれています。
しからば今回のようにヘッドもキャビネットもひとつの時は何というか…もちろん「二段積み」と言いますな。
英語では「Half Stack(ハーフ・スタック)」となる。
そして、このヘッド、JCM800 2203は1981年の発売。
世界中であんまり売れちゃったもんだから、Marshallの創設者の1人であり、当時の社長だったジム・マーシャルはエリザベス女王から「Queen Elizabeth Award」という賞をもらっちゃった。
それぐらいすごいギター・アンプなの。
それを選ぶとは、さすがりょうちゃん!
もしもこの辺のことに興味を持った人がいれば、私が執筆/監修した…
『Marshall Chronicle(マーシャル・クロニクル/シンコーミュージック刊)』か…
『アンプ大名鑑[Marshall編](スペースシャワーブックス刊)』をご覧くだされ。
ココでもりょうちゃんからMarshallの説明をして頂いた。
このMarshallのデザイナーさんにもご登場頂いた。
「エルフリーデのステージで、暗い時でも映えるようなデザイン、また照明が当たった時に後ろで映えるようにと考えてデザインしました」とのこと。
3か月を要した労作!
りょうちゃんとMarshallの魅力に満ち溢れたバースデー・イベントでした!
しかし、いいデザインだ。
山吹りょうの詳しい情報はコチラ⇒山吹りょうオフィシャル・ブログ