NK. Feelgood<後編>~エルフリーデ & D_Drive
今回のNK.Feelgoodも早くも後半だよ。
エルフリーデは2017年8月結成。
みるみるうちに人気と注目を集めキングレコードよりメジャー・デビュー。
コレがそのアルバム「real-lze」。
おお!一瞬アルチンボルドを思わせるジャケットがいいな~。
モデルとしても大活躍のギターのりょうちゃんはMarshall。
JCM800 2203がお気に入りなのだそうだ。
いいね~、うれしいね~!
サウンドはもうはじけんばかりのジャパニーズ・ガール・ロック!
ゆーやんちゃんはNATAL…って今日は使いまわしているので当たり前なんだけど、彼女のルックスからは想像できないダイナミックなドラミングにNATALがピッタリなのよ!
今日のNATALはCafe Racerシリーズ。
Cafe Racerの素材はチューリップウッド。可愛いパステルのフィニッシュは「シー・フォーム・グリーン(Sea Foam Green)」といいま~す。
キャッチーな部分はとことんキャッチー。
でも、ハードな部分はバッチリとハードなんだな。
可憐なルックスからは想像できない骨太のサウンドがジャンジャカ飛び出して来て気持ちいいの。
今日は、歌謡ロックのVelatria、古き良き日本のロックのWHY SO NERVOUS、そして日本独特の文化のガールバンドが登場する「ジャパニーズ・ロック」のいい部分の見本市みたいじゃんね~。
ちなみにMarshallの故郷、イギリスにはガール・バンドがもちろんいるにはいるけど、日本のように盛んではない。
そんな話をMarshallの社長と話していたんだけど、彼が「ゴーバン、ゴーバン」って言うワケよ。
「GO-BANG'S」っていうガールバンドがいるでしょ?
「社長GO-BANG'Sのことなんてよく知ってるな~。まさか、この後『I need you!』なんて言うんじゃないだろうな~」と期待していたのだが、社長が言っていた「ゴーバン」というのは「Girl band」のことだった。
20年近く付き合っている社長のイギリス英語がまだわからない私なのでした。
そんなイギリス英語に憧れています!
何しろ会場を盛り上げまくったエルフリーデの4人なのでした~!
エルフリーデの詳しい情報はコチラ⇒エルフリーデofficial Website
さて、今回の『NK. Feelgood』もトリの出番となる。
チョット~、いよいよ迫って来たよ~、6月1日のMarshall Live!
アタシャ、D_Driveのパフォーマンスは何ら心配していないんだけど、イギリスはまだメッチャ寒いらしい。
昨日もイギリス人同士のメールで「Have a good chilly Sunday!」なんてやってた。
Marshallの事務の女性もD_Driveが来る頃にはいくらかはマシじゃないかしら…なんて脅しやがる!
でも、天気予報を見るとロンドンの最高気温が18℃、最低が12℃になってる。
それなら大したことないじゃん?
ところが、数日前の現地の通行人の様子を見ると、ニット帽にマフラーにダウンコートだからね。
もちろん8月でも朝晩は暖房を入れるような土地柄で、6月だって寒いのはわかっているけど、今年はかなり寒いみたい。
Marshall Liveまであと10日!
やっぱり緊張して来た!WHY SO NERVOUS?
Marshall Liveの前日に発売となるD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』。
前評判が想像以上に高く、イギリス、フランス、スロヴァキアからインタビューの依頼が寄せられている。
大変なの翻訳が!
も~やることが多すぎちゃって自分があと2人ぐらい欲しい。でもそうなると間違いなくケンカになるから自分ひとりで頑張ろう!
Marshall Liveの会場でバカスカ売れたらうれしいな~。
大丈夫でしょう!
シッカリと頼んだぞ、D_Drive!
今日のオープニングは「The Last Revenge」。
最近では珍しいんじゃない?…コレをアタマに持って来るのは。
SeijiさんのMarshall。
これまで一体何回この写真を撮ったことか…。
YukiちゃんのMarshall。
よく目に焼き付けておこう!
Chiikoちゃんの今日のNATAL。
さっきからズット同じだけど。
続いて「Attraction 4D」。
そう来たか…。
それともカツカレー(厚切りロース、ライス大盛り)の後に大海老天丼(三尾、ごはん大盛り)みたいなものか…。
もう食えないな~。
この人はきっとヘッチャラだよ。
と、とにかく濃いナンバーを並べて徹底的に密度の高いパフォーマンスをブチかましてくれた。
あ~、曲を知っていると文章を書くのがラクなこと!
「ありがとうございます!D_Driveです。
私たちD_DriveはイギリスのMarshall Recordsと契約して世界デビューすることになりました!」
E~~~!ドコドン。
「6月1日、MArshall aRENAでライブをやってきます。是非チケットをチェックしてみてください!」
A~~~!ドコドン。
「今日、ココに来る途中で卒業証書を持った女の子を見かけました。それでは、春にしか演らない限定曲を演奏します」
曲は「どこかで春が」。
そう、この時期にしか演らないので、思い出すのがホネらしい。 「よくそんなに曲を覚えていますね~」と感心されることが多いらしい。私もそう思う。
このバンドは「コード進行を覚えておけばいい」なんてのとはワケが違うからね。
D_Driveの曲って実はアドリブ・パートが少ないんだよね。協奏曲のソリストのように細かいフレーズをいつでもチャンと頭の中に刻み込んでおかなければ演奏できない。
Seijiさんに言わせると、「イエイエ、曲を作っている時から何度も同じフレーズ弾くので知らない間に覚えちゃうんですよ」
何かをコピーする時って、何度も繰り返し聴いて弾くのでどんなに複雑なフレーズでもガッチリ覚えてしまうものだ。それと同じこと。
ところが、今度はそれを頭の中にキープしておくのが至難のワザだ。
いつかヴァイオリニストのエネスコの話を書いたことがあったが、音楽もやっぱり記憶力が勝負なんだよね~。
もちろん、この人たちはチョットやれば冬でも「どこかに春」を呼ぶことができる。
この曲は大きく分けて2つのテーマ・メロディで成り立っていて、その対比がオモシロイ。まだ音源になってはいないけど、セカンド・アルバムの『Medium Impact』には間違いなく収録されるだろう。
アルバム名は冗談ですよ~!
「コレから夏に向かっていくこの季節にピッタリの曲をお届けします!」
「D_Driveの夏」といえばコレ…「Gradation」!
夏の海にSeijiさんが作曲のインスピレーションを受けて冬に完成したという問題作!
…なんてやってたら本編終わっちゃったよ!
6曲のコンパクトなステージ。
もっと聴きたい人は6月1日、Marshall Arenaにおいで!
ジェットコースターのようなこの曲、やっぱり人気抜群!
コレをイギリスでやったら大英帝国の民衆はみんな飛んでくれるかな?
D_Driveの世界デビュー・アルバムは5月31日発売(直輸入盤)。
それに先行して「Attraction 4D」がシングルカットされてSpotifyとかで配信しているのでどうぞよろしく。
応援してチョーダイ!
尚、CD、LP共にD_Drive特製国内盤がライブ会場限定で販売される。
写真と私が書かせて頂いた7,300字を超えるライナー・ノーツが載ったブックレットが付いてくるよ~!
その国内盤は、6月16日に新横浜で開催される10周年記念コンサートから販売開始となる予定。
こっちもよろしくね!