D_Drive 10th Anniversary Live!<前編>
来た~!
十三なんていったい何年ぶりよ!
私が箕面に住んでいた頃以来だから32年ぶりぐらいか…。
今回フト思ったんだけど、「十三」というのは画数の少ない地名の「漢字2文字部門」のかなり上位に食い込むんじゃないかね?
たったの5画だし、ヨコ棒4本にタテ1本なんて成り立ちもスゴイ。斜めが一切ない。
タテにすれば「十川」。
ムリしてファッショナルに読めば「XE」か?
ウワ~、駅前はゼンゼン変わってないな~…とか言いたいところだけど、ホンの数回しかこの駅で降りたことがないのでわからない。
スゴイな~、駅のすぐ横が飲み屋だもんな~。
ま、鶯谷の北口あたりもほぼ同じっちゃ同じか?
お好み焼きの本場なのに広島風か…やっぱり好きなのか。
この「粉もん」という表現は関西風だよね。
東京の人は言わないような気がするが…。やはり大阪は粉もんの本場だからか?
「ダシの効いたおいしいうどんが食べたいな~」と思っていたらうどん屋に遭遇。
「うどんばか」だって…コリャ名前からしてウマそうじゃない?
早速入ってみた。
「ばかうどん」だったら入らないけどね。
コレは肉うどんにとろろ昆布をトッピングしたもの。
麺は細目。
おいしかった…とにかく、ひたすらおいしかった。
大阪はこういう昆布ダシのモノが本当においしいね。
帰りがけにお店の人に「東京に出店してください!」と頼んでみたけど、「ん~、ま、ムリやろな~」みたいな。ナンやねん!
マジで開業して欲しいわ…鶯谷あたりで。
本当は大阪駅前第二ビルの地下にある「四国屋」という店のカレーうどんを楽しみにしていたんだけど、もういいや。
「ばか」で満足。
駅前に戻る。
十三駅を背にしてすぐの右側。
「喜八洲(きやす)総本舗」というみたらし団子屋さん。
ネギを焼いているのではない。
筒状になった団子を炙っているところ。
タレを切る…なんてケチなマネはしない。
容器に移すように豪快に取り出す。
イヤ~、コレもホントおいしかったな~。
賑やかなんだか、閑散としているんだか、にわかにはわからない通り。
ねぎ焼きの「やまもと」っていうのが有名なんですってね~。
混んでいたので諦めた。
結果、さっきの「うどんばか」…結果オーライ!今日の現場はこの中。
GABUで開催されたD_Driveの10周年記念コンサート。
「祝10周年! Marshall RECORDS契約」ですって!
D_DriveRの皆さん、ありがとうございます。
楽屋はタップリとしているし、ステージの取り回しがいいのだ。
人気の物販。
そして「13」キャンディ。
コレを知ったら、東郷さん欲しがるぞ~。
ショウは定刻にスタート。
客電が落ちて、会場の右側にかかっているスクリーンに映し出されたのはD_Driveの10年にわたる堂々たる活動の記録。
コレはSeijiさんの労作。Marshall Blogに掲載されたことまでこと細かに記録している。
では、Marshall BlogでもD_Driveの10年の歴史を振り返ってみよう!
…と言っても、ドンズバで10年前の写真が出て来たワケではない。
Marshall Blogも今年で10周年なんだけど、どうもD_Driveは2011年あたりから頻繁にご登場頂くようになったようだ。
以下の写真はその頃にようす。
そういえば、こんなこともあったネェ。
コレは新宿の楽器屋さんでのギターのデモンストレーション。
ギターの2人のみの出演だったので、Chiikoちゃんは写真撮影に回った。
コレは当時の新商品…Marshall初のデジタル・アンプ、JMD:1の試奏。
この時、プレスピットに入ったのはいいんだけど、お腹が痛くなっちゃってね~。
会場は超満員。
お客さんをかき分けてトイレに行って、また帰って来るのもな~…と思って、脂汗を垂らしながら根性で乗り切った!
ね?
今回の世界デビューにあたって、何か国からかのインタビューに答えたんだけど、どのインタビュワーもこのDVDを観て勉強していたのには驚いた。
昔の写真ってのは照れ臭いもんだよね。
「あ~、ボクのはなくてヨカッタ」なんて安心しているんじゃないの、Toshiくん。
アナタにもあるんだよ、昔の写真が!
この頃はMarshallのベース・アンプ、VBAを使ってくれていたんだよね~。
と、活動の記録はMarshall Recordsと契約し、世界の話題になっているところあたりで終わる。
Seijiさん、ご苦労さまでした。
せっかくの機会だったので、前説代わりにMarshall Recordsとの契約の成り行きや…
世界デビュー・アルバムの制作過程についてしゃべらせて頂いた。
そして我が社長、ジョナサン・エラリーからのメッセージ・ビデオを公開!
わかっちゃいたんだけど、ものすごい早口なモノだから、字幕をいれるのが大変だった!
普段は「ボヘラ」のことを良く言わない私ですが…スミマセン…やってしまいました。
♪デ~オッって。
そして、しゃべりすぎの前説も終わり、いよいよD_Driveの呼び込み!
緞帳が開き、まずお客さんの目に入ったのは、例の新しい機材。
「おお~!」と大きな歓声を頂きました。
そして、メンバーが登場。
1曲はYukiちゃん作の「Drive in the Starry Night」。
コレは想定外だった!
もう1曲続けたのは「Attraction 4D」。
4つの「D」が一丸となった完璧なパフォーマンス!
「ありがとうございます!
10thアニバーサリー。10年です!結成した2009年には10年後のことなんて想像できませんでした。
今日はこんなにたくさんの方に集まって頂き、ありがとうございます!」
コレ。
キャビネットの下の部分が光ってる。
そして、控えめすぎてなかなか写真には写らないんだけど、同じくキャビネットのメタルグリルに模様が入った。「チョット見て!
いよいよツーバスになってしまった!」と紹介したChiikoちゃんのNATAL。
バスドラムのサイズが22"と24"で構成されている、本人曰く「マニアックなサイズ」。
「ボクのはジミですけど、前に使っていたDSLと同じフレットクロスをあしらった世界に1台しかないJVM410Hとそれにマッチングさせたキャビネットです」
地味とはいえ「ゼッタイ」級のこだわりがいくつか含まれている。
そのひとつがこのオールドタイプのブロックロゴ。
もうひとつはコーナーガードを点けないこと。
バッチリとリクエスト通りに仕上がった!
「ギターについている『Y』が『Marshall』に代わった白いMarshallにしたかったんです」とYukiちゃん。
ずっとMarshallを使ってきたけど、私たちオリジナルのMarshallが使えるなんてすごく感動しました!」
これらは初のイギリス人以外のアーティストとして、Marshall Recordsと契約したことを記念して用意されたもの。ジョンのはからいにより実現した。
そして、Marshall Liveの告知がされた。
ずいぶん先のことかと思っていたけど、もう3日後だよ!
お越しになる皆さん、どうぞお気をつけて!
コチラは思っていたより寒くないけど、風がやっぱり冷たい。
お日様が沈むと、我々が言う「冬」になります。
私のD_Driveの原点「Runaway Boy」と「Peach Fizz」を続けてプレイ。
Yukiちゃんフィーチュアで「Unkind Rain」。
この曲がね~、そんなにヘヴィな出来事をテーマにしていたなんて知らなんだ。
何のことかわからない人はD_Driveの世界デビュー盤『Maximum Impact』の会場限定発売される国内盤のブックレットを読んでみてね!
Toshiくんのべースもフィーチュア。
もちろんまた後でガンガンやってくれます。
さて、いよいよ発売となるD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』!
私はひと足先にレコードを手にしたけど、やっぱりいいね、レコードは。
ジャケットもスゴイ迫力だよ。
コレも会場限定販売の国内盤をやりますからね。
Marshall Arenaでお会いしましょう!
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website
(一部敬称略 2019年3月30日 大阪十三GABUにて撮影)