曾我泰久 Special Birthday LIVE~GO! ROCK! <前編>
「新年明けましておめでとうございま~す!今年もよろしくお願いしま~す!」
ここ数年、コレで私の向こう1年の仕事が始まっている。
そう、ヤッチンのバースデイ・コンサートの第一声だ。
…という、仕事始めにはおなじめのお歴々。
親戚ですらこうしてお正月にキマって顔を合わせるなんてことはないからね。
そして、このコンサートがアッという間にやって来るんだよ。
「GO! GO!」をやったかと思ったら本当にアッという間に「GO! ROCK!」になっちゃったよ!
私はヤッチンと学年が一緒だでね、一緒に「GO! ROCK!」させて頂いた1日だった。
さて、今年もいつもと変わらないのはヤッチンとMarshall。
ありがたいこってす。
JVM410Hと1960A。
ヒロアキくんも当然Marshall。
コチラはJVM210Hと1960A。
アンプ・ヘッドの1台はスペア。
足元のようす。
JVMの売りのひとつであるフットコントローラーを大変うまく使っていらっしゃる。
最近はワイモバイルのテレビCMがうれしいマーシャルなのでア~~~~~~ル。
Marshallの伸びやかなサウンドに感謝して「ア~ル」を長くしてみました。
D410XSTという4×10"スピーカー・キャビネットが2台と…
アンプ・ヘッドはWT-600。
EDENは日本では「エデン」と読んだり書いたりしているけど、本当の発音は「イードゥン」といいます。
今、コレをMarshall RECORDSから世界デビューを果たしたD_DriveのベーシストToshiくんが広めてくれているんだけど、浸透したらおもしろいな。
カメラのシャッターを切りながらこの歌声を耳にした瞬間、「今年も1年ガンバルぞ~!」となる。
そんな気持ちに拍車をかけてくれるかのようなエキサイティングなプレイ。
「さぁ~、ますます盛り上がって行くよ!準備はいいかい?」
ファンキーさんのドラムをバックに客席をあおるヤッチン。
そのまま2曲目の「Round & Around」へとつなげる。
さらにもう1曲…「45rpm」。
今回もとても気持ちのよいノリノリのオープニングだ!
「2019年が始まりました。今回のバースデイ・ライブは1日前倒ししました。いつも応援してくださっている方々にチョットでも恩返しできるように頑張ります!」
何でも大みそかには86歳になられるお父様の具合が悪くなって病院にお連れしたとか…。
アレ?昭和7年のお生まれ?8年かしら?
昭和8年なら私の父と同じですわ。
ココまでのノリノリ・ムードはどこへやら、病院でお父さんの服を着替えさせてあげたらお身体が細くなってて…なんて話をされていたけど、そうなんだよね。
ウチはもう4年前から着替えさせることもできなくなっちゃったけど、お父さんというのはやっぱり「逞しい」というイメージがあるからね。
検査の結果、お父様はA型のインフルエンザで大事には至らなかったとのことでヨカッタ。
しかし、今度はヤッチン自身がインフルエンザに罹っているのではないか?…と、かなりビビったが、ご本人もセーフ。
そしてこの日に臨んだ。
インフルエンザをブッ飛ばしたオープニングだったのだ。
次は「Midnight Train」。
アラ~、ココで演っちゃう?
「私自ら輝いています!」という、浅草の伝法院通りでも見かけないギンギラのジャケット!…「暑いけど行けるところまで着ます!」
ノリノリの曲で攻めているから大変だ!
ココでTHE GOOD-BYEのニューアルバム制作の進捗状況が報告された。
「何曲かはできていますが、それを超える曲を作っていきます。
そして、8月31日までに頑張って自分たちの納得のいく曲を仕上げます。
THE GOOD-BYEの35周年イヤー真っただ中なので応援よろしくお願いします!」
sourcesのヴァイオリン2人が加わって「Virgin Snow」。
弦の2人が加わってよりふくよかになったサウンドをバックに歌い込むヤッチン。
ヒロアキくんのギター・ソロ。
いい音だ~。
実に美しい。
ヤッチンが今回のLAレコーディングのプロジェクトを紹介して観客に応援を乞うてくれたんだよね。
ヤッチンのギター・ソロもフィーチュアされる。
曲のバランスを第一に考えて、やたらめったらギター・ソロで出て来ないのがヤッチン流。
もっとバンバン弾いちゃえばいいのに!といつも思うのよ。
「今日は新しい試みということで、グッズを買って頂いたお客様におみくじを引いてもらいました。
おめでたい年のはじめなので何かが当たる『曾我おみくじ』」コレが物販コーナーに建立された「曾我おみくじ」コーナー。
「極超々大吉」を引くと、ヤッチンのサインが入ったこの今回のTシャツが頂けます。
物販コーナーではカレンダーや昨年のバースディ・ライブを収録したDVD等が並べられた。
ん~、どれもいい写真だ!…ナンチャッテ。「曾我泰久誕生ストーリー」を語ってから、アコースティック・ギターを手にしての「愛はひらめきの中に」。
ん~、考えて見ると衛藤さんの歌以外でこの曲を聴いたのは初めてかも…。
こういう曲だったのか…。
「2曲続けて聴いて頂きました。
歌詞の中に色んなヒントが含まれています。
悩んだって始まらない…あと何回ライブが出来るかと言ったら、もう1回1回のライブを楽しむしかない。
自分が変わらなければ何も変わらない。
ここから先は好きなことしかやりたくない…」
「好きな音楽を好きな人と演って、好きな歌を歌って、ライブをやって、おいしいものを食べて、そんな時間を過ごしたいと思うようになりました。
ポール・マッカートニーとまではとても言えませんが…でもあと20年ですよ。
そんな幸せな時間を作ってくれた皆様に感謝の気持ちを込めて次の曲を歌ってみたいと思います」
ギターを降ろしたヤッチンがマイクを手にして歌ったのは…「Melodies for You」。
そして「Dear Friend」。
つづきは<後編>で…
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com