諸星和己 BIRTHDAY LIVE Volt-age 48
おかげさまでこのMarshall Blogもずいぶんと長いことやらせて頂いていて、「シリーズ」でというか、「レギュラー」というか、「アニュアル(annual=年1回の、例年の)」でレポートしているコンサートがいくつかある。
そのウチのひとつが今日お送りする諸星和己、かーくんのバースデイ・コンサートだ。
今年で6回目…すなわち6年目!
そんなもんだから、「Marshall ブログ」名義で控室までご用意頂き恐縮千万!
ありがとうございます。
オープニングSEとともに客席が暗転。
そして、いつも通りの華やかな照明の中、かーくんが下手から登場した。
1曲目は「B.C.物語」。
キーボーズに佐藤真吾。
ベースは中村泰造。
時折メンバーが替わるバック・バンド。ギターの土屋さんと中村さんは私は初めて。
ドラムスは吉田太郎。
SHOW-YAの時と同じJVM410Hと1960BDMのコンビだ。
「パラダイス銀河」や「スターライト」等のヒット曲のメドレーに客席は大爆発。
かーくんはステージ下手に移動してベースの中村さんと背中合わせのフォーメーション。
「どうも、こんちは!ナンダ、お前たちのこの盛り下がりは!」
いきなりコレ!
「せっかくスタッフがGENJIの曲を用意してくれたのに…かかったらそういう気持ちになるでしょ?
お前たちはそういう気持ちがなくなったのですか?」
ハハハ、始まった、始まった!
やっぱりかーくんのMCはこうじゃないとね。
「EXILEにも行かず(となりで野外イベントが開催されていた)、アニソンにも行かず、間違わずZepp Divercityに来てくれてありがとう」
「光GENJI30周年の最後のライブなんですが、特別なモノはありません…私の誕生日ですから。
めでたく48歳。
気づけば48歳。
48グループに入れます」
「30周年イヤー最後のライブ…新たに飛び立つ日でもあります。
皆さまの大好きな曲、皆さまがどうでもいいと思っている曲、色々織り交ぜて用意しておりますので楽しんで行ってください!」
お立ち台に座るかーくん。
sun-go☆さんはガツンとステージ前方へ歩み出る。
今度はキャップをかぶって「Back off」。
かーくんのステージは小道具をウマく使うからね。
一時も目を離すことができない。
「どうでもいい曲が続いただろう?オレはオマエ達を見ていられなかった!
よしわかった!
ココからは皆さんが好きであろう曲を演りますよ…ユル~い曲を!」
なるほど、ユル~い、イヤ、リラックスした雰囲気でsun-go☆さんもイスに座ってプレイ。
そして、佐藤さんは鍵盤ハーモニカを披露した。
この楽器の音色っていいんだよね~。
「ブ~ブ~!」
タンバリンをハンドルに見立ててドライブ。
ウケる客席。
「ナンダ、お前ら!こんなの好きなのか!?」
このあたりの長尺MCは会場でお楽しみアレ。
アコギに持ち替えたsun-go☆さん。
ショウの中盤のホッコリ・タイム。
ホッコリはいいけど、かーくん、お立ち台の上で横になっちゃたよ!
「2017年8月19日…光GENJIの30周年イヤーが始まって何かしようと取り組んで来ましたけど、結果できないことが色々ありました。
ウチのメンバーも残念がっています。
先日、大雨の日、我々の歌の師匠でありプロデューサーでもあるASKAさんの家に行ったんですよ。
ある曲を作って頂く打ち合わせをした。
家に以前プロモーション・ビデオで使ったローラー・スケートが片方だけ飾ってあるんですよ。
もう片方はボクが持ってる。
いつかこのスケート靴が合体できるようにもう少しガンバって行け…というお言葉を頂戴しました」
ということで次に選んだバラードはASKAさんの「はじまりはいつも雨」。
更にかーくんはハーモニカを手にして自分で「♪Happy birthday」のメロディをプレイ!
トレードマークの白いモサモサつきのマイクスタンドでもう1曲続けたのは「Sometimes Love Hurts…like now」。
リンパッ…と!
大成功!
そう、sun-go☆さんが右回し。
反対側に回すのはすごく力が要るそうだ。
いよいよかーくんもHigh Voltageに差しかかった!
見てよ、ステージの右ハジ…水の入ったペットボトル。
このあたりから少し後ろに下がっておかないと、私の商売道具がアブナイ。
ノリの良いエキサイティングな曲だけにそちらに気を取られているとビショビショになる。
以前は口に含んだ水を吹いていたんだけど、今回はペットボトルが大量に用意された。
この分だと記念すべきVolt-age 50の時には巨大なタライでやるかも知れないな…。
会場に投げ込まれたペットボトルから漏れた水滴に照明が当たる様が美しい。
かーくんのショウのハイライト・シーンのひとつ。
sun-go☆さんもセンターで大フィーチュアされたのは本編を締めくくった「CountDown」。
アンコールで登場したかーくんの手にはバースデーケーキが。
そして、みんなで「♪Happy birthday to you」を歌ったんだよね。
かーくんのバースデー・セレモニーはサッパリしていて実に気持ちがいい。
「ありがとう!この気持ちは歌で返していきます。
今日の私はこんな気持ち…」
サオのメンバー全員が揃い踏むシーンが圧巻なのだ。
このシーンを撮り逃すまいと、正面でカメラを構えていたのだが、このシーンになっていきなり大スモーク+ピンクのLED照明攻撃!
これじゃ全く撮れん!…と大急ぎで上手側に移動して夢中でシャッターを切った!
コレでも結構考えて撮ってるんですよ~!
もう一度バンドのメンバーを紹介。
「お待たせしました!ギター、sun-go☆!
その衣装はナニをイメージしたんですか?」
「誕生日を祝うお店のお姉さんです!」
sun-go☆さんと私は生年が同じで、誕生日が1日違いなの。
我々はあと2ヶ月弱で「Volt-age〇〇」!「
「捨てきれない自分のプライドがあります。2018年のツアーのテーマでもあります。聴いてください
」
さらに「俺の手にSay Goodbye」でプログラムを終了した。
メンバー全員がステージから降りたが、アンコールが鳴りやまず、かーくんがひとりで再登場。
「普段ダブル・アンコールなんてないんですけどね…。ライブが終わるとチョット寂しい気持ちになるんです。
そんな気持ちを歌にしました。変なシャベリよりも皆さんに伝えたい曲です。
ステージを去る時はこんな曲を歌うんだろうな…と思ったらこんな曲になりました」
感動的なMCを加えて「Last Song」を歌って『Volt-age 48』の幕を降ろした。
諸星和己の詳しい情報はコチラ⇒KAZUMI MOROHOSHI Official Website
sun-go☆の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ
(一部敬称略 2018年8月12日 ZEPP Divercityにて撮影)