『ULTIMATE vol.3』のKelly SIMONZ's BLIND FAITH
今日は11月最後の酉の日。
全国のお酉さんで3回目の市が立つ。
「三の酉」がある年は大火事に気をつけろ…ってんで、皆さん、寒さも本番になってきたので火の元には要注意。
なんてことはおかまいなしに、街はもうクリスマスだよ。
このライブハウスは11月上旬でもう、ホラこの通りクリスマス・ツリーを飾っていた。
最近は私も年齢を重ねて伝統的なしきたりや歴史に興味を持つことが多くなりましてな。
私は年寄りと生活したことが一度もないので、そうした古い文化は自分で興味を持って調べるしかない。
そして、色んなことを知るにつけ、古来の日本人の鋭い知恵やロマンチックな感性に驚かされることが少なくない。
この辺りの日本人の文化財産の喪失たるや、ロックが若い世代に伝承できていないことなど足元にも及ばないんだよね。
悠久の歴史の国に生まれていながら、そのような古来からある文化を学ばないことは本当にモッタイことだと思う。
日本国民のほとんど年寄りのいない核家族に属している以上、小学校では英語より先に学ぶべきことが山ほどあるハズだ。
さて、クリスマス・ツリーが飾ってあった場所は新宿のReNY。
『UMTIMATE』というイベントの第3弾が開催された。
トリを務めたのが我らがKelly SIMONZ率いるBLIND FAITH!
今年最後のステージだ。
Terra Nova TN-501を使用。
しかし、評判いんだよ~、コレ。
最近作『Overture to Destruction』の冒頭、「Overture」から始まったステージ。
そのまま「Road to Destruction」へとなだれ込む。
私もKellyさんのキネマ倶楽部でのライブをほとんど観ているけどね、今回はそれらとは全く異なるステージで少なからず驚いた。
「疾風怒濤」という言葉があるが、まさにソレ。
大怪獣が街を思う存分破壊しまくっている感じ?
まさに「Road to Destruction」だったな。
間髪入れずKellyさんのライブでは必ず取り上げられる「Toki-No-Kakera」。
ココでも徹頭徹尾Kellyさんが暴れ回った。
音楽怪獣「シュレッダー」だ!
そんな迫力。
一方、KAZさんは冷静。
いつも通りシッカリとした低音でバンドを支える。
「Road to 破壊」シリーズで「Road to Ruin」。
今日はYAMA-Bも激しい感じだぞ!
いつもよりワイルド感アップ!
Kellyさんはココでも激烈なソロをカマしてくれた!
ア・カペラのギター・ソロから…
インストものを一発!
「Allegro Maestoso」だ!
インストものともなるとさらにその激しさが増す。
このYosukeどんの表情を見ればおわかりだと思う。
使用電圧が倍ぐらいになったイメージとでも言おうか、「かかって来い!」的な疾走感がタマらない。
キマった~!
この自信に満ち溢れた表情がいいね~。Kellyさんがボーカル・パートを取るのは「I Am Your Judgement Day」。
トラディショナル・ロック風味満点のこの曲、いつ聴いても私にはシックリくるのです。
再びYAMA-Bを迎えて本編の最後を飾ったのはおなじみの「N.W.O」。
確かに持ち時間は長くなかったので当たり前なんだけど、あまりにもアッという間だった。
なんかビックリしているウチに最後まで来ちゃったよ!
疾風怒濤の30分の中にkellyさんの激しい部分だけを切り離して詰め込んだような「怒」を感じさせるようなステージだった。
年内のBLIND FAITHのライブはコレにて終了となるが、Kellyさんは12月9日、東京キネマ倶楽部で開催される『もしもBe ChoirがKAMIJOとコラボレーションライブをしたら』に出演する。
3回目となる今回は今までにも増してスペクタクルな内容になっているようだ。
Kellyさんは「他の人に邪魔にならない程度に弾きまくる」宣言を既に出しているよ!
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website
さて、一昨日人気のCODEシリーズに新しい仲間が加わったことをレポートした。
100Wのヘッドとコンボ、CODE100HとCODE100だ。
昨日から発売された。
12月3日、次の日曜日に開催されるKellyさんのCODE100のクリニック…と言いたいところだが、すでに定員の20名に到達してしまったそうだ。
残念ながら参加できなかった人は後日のMarshall Blogでお楽しみくだされ!
期 日 :12月3日(日) 15:00開演
会 場 :イケベ楽器アンプステーション店内特設会場
定 員 :20名様
詳しくはコチラ⇒アンプステーション公式ウェブサイト