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2017年3月13日 (月)

Sound Experience 23 ~ Strange,Beautiful and Loud

三宅庸介率いるStrange,Beautiful and Loudのレギュラー・ライブ、『Sound Experience』の第23回目。

10_2三宅庸介

20vいつものJVM210Hと1960B。

30v足元のようす。
今回は緑のヤツのようすが違うね。

40_2山本征史と1992 SUPER BASS。

50_2金光健司

60v_2金光さんのNATALはいつものバーチのキットだ。
その金光さんのドラムからスタートしたのは…

70_2ファースト・アルバム『Lotus and Visceral Songs』のオープナー、「stratify」。
この曲をアタマに持ってくるのは久しぶりじゃないかしらん?

80v続いてはセカンド・アルバム、『Orchestral Supreme』から「murt'n akush」。

110v_2
連続するキラー・チューンで三宅さんの音楽を一気に開花させる鉄壁のリズム隊。

90v決して替えのきかない三宅さんの身体の一部だ。

100_2比較的新しい曲、「devil」もSBLの屋台骨になっていくであろうキラー・チューン。
三宅さんのステージは前半で思いっきり攻め込んでくるのが特徴。

120_2そして、真ん中で思い切りジト~っとヘヴィに沈殿する。
今日は「bloom」と「solitary past」。
先日三宅さんとこんな話をした…というのは、「三宅ナンバーを異なるインストゥルメンタリゼーションで演ったらどうか…」って。
インストゥルメンタリゼーションというのは、どの楽器をどのパートに割り当てるかということ。例えば三宅さんが弾くメロディをヴァイオリンに弾かせたり、征史さんのベースラインをバス・トロンボーンが吹いたりとかね。
すごいアレンジャーが三宅さんの曲をオーケストラにアレンジしたものを聴いてみたいというワケ。
そしたら、三宅さんも似たようなことを考えていたようで、バッチリ話が合ったんだけど、この「solitary past」なんて一番面白くなるんじゃないかしら…なんて私は思うのである。

130_2続けて「ring」。
このギター・リフは日本のロック史に残したいナァ。

140v_2ここで「if」。
快調に飛ばす三宅さん!

160_2三宅さんの愛奏曲「petal」。
JVMから繰り出されるサウンドがいつも通り素晴らしい。

190_2

最後を締めくくったのは「virtue」。

180v

最近、「virtue」で締めくくることが多い。

170v_2

「命を削るようにして演奏する」…この表現が三人にピッタリと当てはまる演奏だ。
後半の緊張感は見ている方も息が詰まりそうになってしまう。

150

今日はね、ワザとゴチャゴチャ書かなかった。
言いたいことがひとつだけだから。
それは…「皆さん、いい加減SBLを一度観に来てみてくださいね!」
コレが言いたかったの。
YouTubeなんかじゃ全然ダメ。
現場に来て、この三人の演奏の溶岩のような熱気とMarshallの風を直に感じて欲しいのだ。
今時こんなギターの音は他では決して聴くことはできまい。
そして、タッピングがどうとか、速弾きがどうとか、そういうこととは異なる「ギターが作り出す音楽の世界」がココにあるから。
大きなお世話だろうが、日本人はもっともっといろんな音楽を幅広く聴くべきだ。
200_2対バンもしくはゲストを迎えるのがこのシリーズのやり方。
ゲストはたいていギタリストなんだけど、今日はシンガーをお招きした。

210久保田陽子

まずはBeck, Bogert and Appiceの「Black Cat Moan」をパワフルに熱唱!

220v続いてはLed Zeppelinの「Since I've Been Loving You」。
この曲の歌い出しの元ネタはMoby Grapeの「Never」という曲。
Zeppelinは「毎日朝の7時から夜の11時まで働いて…」と歌う。コレは大変。
ところが、元ネタのMoby Grapeの方は「朝の11時から夜の7時まで働いて」…コレは文句言えないでしょう?
三宅さんのJimmy Pageもまたよき哉。
260

そして、「The Bell Of Silence」と「A Song Of Oblivion」というオリジナル曲をふたつ演奏した。
ロックの伝統を踏まえた魅力的な曲たちだ。

1_img_0223

240_2

250今日はヤケに簡単だな?と思う方もいらっしゃるかも知れない。
写真が撮れなかったんですよ!この照明だと!
フォトグラファーがみな口を揃えて言っているように、LEDの照明はホントに厄介だ。
このピンク(元は赤だったかな?)のライトはソラリゼーションがかかってしまってロクな写真が撮れない。
あと青も困る。みんな紫色になっちゃうんだよ~。

230v

Strange,Beautiful and Loudのライブ会場でお会いしましょう!

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange Beautiful & Loud

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(一部敬称略 2016年12月26日 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにて撮影)