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2016年9月20日 (火)

KATAMALI KISSES THE SKY~KATAMALI編

毎月イギリスのMarshallの本社に「活動レポート」なるものを提出している。
もちろん英語で書くんだけど、い~っつも悩むことがある。
それは、「バンド名は単数か複数か」ということ。
一般的な答えは、アメリカでは単数扱い、イギリスではどちらでもOKということらしい。
相手はイギリス人。
だから、レポートで「honor」は「honour」、「program」は「programme」と綴ったりするのは当り前。英式の方が何となく知的でカッコいい。発音を中心に何とかイギリス英語にすり寄りたいと思っているんだけどゼンゼン上達しない。
綴りだけではない。
「call」を「ring」、「ride」を「lift」などとと単語自体を呼び換える努力も怠らない。
ところが、この「単数か?複数か?」に関しては、「どちらでもOK」というのがクセ者で、な~かなか身につかないのだ。
バシッと単数なら単数と言ってくれ!
そこでまたしても悩んだのが今日の記事のタイトル。
『KISS THE SKY~The First Experience』 という名前のイベントのレポート。
KISS THE SKYは中野重夫の新しいジミヘンのチーム。
Marshall Blogには先日の『ワテロク』と(私だけが)呼んでいるシゲさんの還暦コンサートで初お目見えした。
そして、そのKISS THE SKYの東京公演が今日のレポートなんだけど、実際には原田喧太のトリオ、KATAMALIとのダブル・ヘッドライナーのショウだ。
だからタイトルを変えることにした。
記事のタイトルはイベントの名前をそのまま転用したりすることが多いが、よせばいいのに自分でヒネッたヤツを考えたりすることも少なくない。楽屋落ちを考えるのが好きなのだ。
で、今回も何かいいタイトルはないかいな…と考えた。
そうだ!
ふたつのバンド名を一緒にしちゃえ!ってんで思いついたのが「KATAMALI KISS THE SKY」。
ココで困ったのが例のアレだ。
KATAMALIはバンド名だから単数か?複数か?
ま、「塊」ってぐらいだから「一個」、すなわち単数か…。いや待てよ、英式は複数でもOKなんだったよな…と、また悩んでしまった!
結論。
せっかく「固まっている」ので単数にして、KISSには三単現の「-es」をつけさせて頂きました。
あ~、おっそろしくどうでもいい話しですな…。

10オープニング・アクトとして、The Doomsというバンドが登場した。

20そして、KATAMALI。
オラオラ、固まってイクぞ~ッ!

30原田喧太

40v満園庄太郎

5_s41a0224 満園英二

60vこの三人で固まる。

70喧ちゃんはもちろんMarshall。

80vいつもはJVM410HとMF280Bというコンビネーションだが、今日は借り物のJCM2000 DSL100と1960Aを使用。

90オープニングは「Rock'n'Rollに溺れよう」。

100v実にいいタイトル!
まさにKATAMALIのためのような曲だ。
ハーモニカ・ホルダーを装着したベーシストは世界的にも珍しいよね!
130v

続いて「Strength」。

120「今日は時間がないからトットと演ります!」という喧ちゃんのMCをはさんで、庄ちゃんにボーカル・マイクが渡される。
160_3
曲は「Knock Me Down」。

5_s41a0167 実兄、英二さんとのコンビネーションはもちろんパーフェクト。
以前の長兄・太さんも加わった満園兄弟全員集合はマジでスゴかったよね~!

140vゴリンゴリンと巨岩が転がるような迫力のリズム隊がKATAMALIの大きな魅力のひとつ。

170v

そして、このエキサイトぶりッ!
プリミティブなロックの魅力にあふれているのがKATAMALIのライブ・ステージ。

150_th2「チョコレート・ドリンクを飲みすぎた…」という喧ちゃんはギターを持ち替え。
ここGBでの演奏は初めてだそうだ。
「Live」…

1804「天国は遠くの街」と喧ちゃん大熱唱!

190早くもKATAMALIのステージは後半に入り、ギアがトップに入る!

210_6「Criminal」ではギター・ソロが大フィーチュア。

220vライブとなると我を忘れて弾きまくりに没頭する喧ちゃん。
2005年に開催した『Marshall祭り3』を思い出す。

230庄ちゃんは一回目のドラゴンファイア。
290v
喧ちゃんはもちろん歌でも全編を通じて猛エキサイト!

240v_7燃えまくる喧ちゃんに油を注ぐ満園兄弟。実際には火をつけているんだけど…。

250三人が三人の個性をぶつけ合うのだ!

260エンディングに向けてますますテンションを上げる…固まってる~!
曲は「虫」。

270_8そして最後は「Freeway」。

280v二回目のドラゴンファイア。

300vドワワ~、二回目のはデカい!
まるで会場のこの興奮を表しているようだ!

310vますます乗ってきたKATAMALI。
これからも飾り気のないプリミティブでピュアなロックの魅力を思い切りアッピールしてもらいたい!

5_s41a0339KATAMALIの詳しい情報はコチラ⇒KATAMALI facebook

原田喧太の詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

320<つづく>

(一部敬称略 2016年7月29日 吉祥寺ROCK JOINT GBにて撮影)