原田喧太×TOMO FUJITA vs. KATAMALI~Guitar Circus Vol.4
原田喧太、久しぶりの登場!
シリーズで展開しているイベント『Guitar Circus』の第4回目。
考えてみると、Marshall Blogでは2014年、2015年と毎年このイベントをレポートしてきた。
今回はアコースティックのデュエットで幕を開けた。
『Guitar Circus』の第一回目はDVD化もされている。
ジャケットに掲載されている写真はすべて私が撮らせて頂いた。
早いな~、アレからもう二年が経ったのか…。
それにトモ藤田さんが色を添える。
トモさんはその第一回目にも登場されている。
シークレット・ゲストで俳優の佐藤浩市さんもご出演された。
その模様はコチラ⇒原田喧太~SOLO LIVE 『Guitar Circus 2014』
歌にギターにウォッシュボードにと、アコースティックとはいえ「Guitar Circus」らしいにぎやかでバラエティに富んだスタートとなった!
もちろんMarshall。
使い慣れた百戦錬磨のコンビネーション…JVM410HとMF280Bキャビネット。
実兄、満園英二。
シンプル、パワフル、ストレート!
まさにロックに溺れた連中によるロックに溺れたい連中のための音楽。
続いて、「Strength」。
庄太郎ちゃんのハモニカも健在。
KATAMALIを観たのは一年ぶりになるが、なんかスゴクなっちゃったな~。
こう言っちゃ失礼かもかもしれないけど、喧ちゃんとも長いお付き合いをさせてもらっているので遠慮なく言わせてもらおう。
パワーとか気迫とかいったものは以前のままなんだけど、曲のクォリティが格段に上がったと感じた。
続けて「Live」というナンバー。
ここでMarshallをしたがえてゲストが登場。
JMP時代(JCM800以前)の2203だね。2204かもしれない。
満園フトシ…満園家の長兄だ!
似てる?
とにかくこのお兄さんのパフォーマンスがスゴかった!
バリバリ弾きまくる喧ちゃん…でも、なんかステージ下手の方が気になってしまうのは私だけではあるまい。
今日のドラゴンファイヤー。
この瞬間はいつ撮っても結構ビビりますな。
「露出は適正か?!」、「ピントは大丈夫か?!」、「構図はおかしくないか?!」…と瞬間的にチェック!私もボケっとただシャッターを切っているワケでは決してないのよ。
やっぱりスゴイ盛り上がり!
お客さんにも大ウケ!
こういう風にお客さんが見ているステージに家族が集結しちゃうのってどういう感じなんだろう?
喧ちゃんのひと言、死ぬほど笑ったワ~。
「(しみじみと…)しっかしさ~、満園家の母ちゃんってエライよな~!だって、こんなの三人も育ててんだぜ~!マジでスゲエよ!」
お客さんは全員うなずいていた。
庄太郎ちゃん辺りはまだよさそうだけど、二人のお兄ちゃんは言うこと聞かなそうだもんな~。
「満園家は私が一番マトモなんですよ!」と庄太郎ちゃん自身も言っていたけど…。
イヤ~とにかく「サーカス」の名に恥じることのないアクロバチックなコーナーだった。
後半にはトモさんがKATAMALIにジョイン。
ワイルドなKATAMALIに繊細なトモさんがからみ合うコントラストが見どころ。
キレの良いカッティングがフィーチュアされるトモさんのオハコ、「Just Funky」。
今日もフレッシュなサウンドでバリバリ弾いてくれて気持ちがいい!
それにしても、やっぱり喧ちゃんはこのピンクのシグネチャー・モデルが好きなんだね~。
長い間喧ちゃんのステージを見てきてるが、ナンダカンダでこのギターを弾いている時間が一番長い。
KATAMALIの大きな魅力の満園家系リズム・セクション。
今日も素晴らしいドライブを聴かせてくれた!プラス・アルファもあったしね!
「虫」、「Free Way」と演奏して本編の幕を下ろした。
アンコールは期せずして追悼特集となった。
Princeの「Purple Rain」。
そして、ナントLemmy Kilmisterに捧げるMotorheadの「Ace of Spades」!
さらに、このコンサートの数日後に共演した江口洋介を迎えて「生きてるうちが花なんだぜ」を全員でプレイ。
ま~、色々あってホントにおもしろかったな。
第四回目のGuitar Circus、これにて終了!
キレイにかたまりました!
原田喧太の詳しい情報はコチラ⇒原田喧太Official Web Site
※都合により月曜日の更新をお休みさせて頂きます…たぶん。
(一部敬称略 2016年5月17日 下北沢GARDENにて撮影)