Marshallだより~Joel Mananの最新バックライン情報 (2015年8月)
Marshallのアーティスト担当のJoelから届いた最新のアーティスト情報をまとめて…。
1. X Factor
X FactorはSimon Cowellという人が中心となって展開しているテレビ・オーディション番組だ。日本ではあまりなじみがないことと思うが、イギリスが発祥で、現在ではアメリカをはじめとして世界中で親しまれている。
そういえば時折Marshallの連中がこの番組のことを話しているのを思い出した。
以前からMarshallはこの番組と提携していたが、このたび契約を更新したそうだ。つまり、この番組オフィシャル機材としてMarshallが活躍するワケ。イギリスの話ね。
2. Dr. Martens
今度は靴。コレ、「ドクターマーチン」って読むのね?1947年創業のドイツの老舗靴ブランド。
ココがスポンサーとなったイベントをMarshallがサポートする。
出演は、マンチェスターはマープルからDUTCH UNCLES、ランベスだからロンドンか…PALMA VIOLETS、さらにケンブリッジのLONELY THE BRAVE。
3. James Bowman from Against Me!
Against Me!はフロリダ出身の人気バンド。そのギタリストのJames Bowmanが他社ブランドからMarshallに鞍替えした。
使用モデルは今回の2555Xと2551BV。
アメリカ・ツアーはすべてソールド・アウト。これからレディングやリーズを含むイギリスやヨーロッパのメジャー・フェスティバルを巡るツアーを敢行する。
4. Andy Williams & Jordan Buckley from Every Time I Die
Every Time I Dieはニューヨーク州出身のメタルコア・バンド。そしてコレは二人のギタリストのMarshallとの近影。
Andyは2555Xを購入し、愛用のJCM800、9200、JMP-1に付け加えた。
現在アメリカをツアー中。年末にはイギリスを訪れる。
5. Lenny Kravitz
Lennyをバルセロナでキャッチ。
Hard Rock Cafeが主催するイベント「Hard Rock Rising」でのひとコマ。Lennyは二台のオリジナルの1987をツアーで使用。向かって左下に1987が見える。
キャビネットも2x12"に刷新を予定している。
6. Code Orange
女流ギタリストのReba Meyers率いるピッツバーグの若手バンド、Code Orangeも新しいMarshallの仲間だ。
もうひとりのギタリスト、Eric Balderoseとともにサッチ・ヘッド、つまりJVM410HJSを愛用している。キャビネットは1960Aだ。
Code Orangeは超人気のノルウェイのMayhemとのアメリカ・ツアーをSlayerとKing Diamondとともに終えたばかりだ。
7. Joe Perry - Aerosmith
ゲットし次第Joeのシステムに組み入れられたJTMの1W Off Setヘッド。
とにかくいい写真だ!
8. Coldplay
ギタリストのJohnny Bucklandが最近入手した1960BX。彼は長年にわたってのMarshallプレイヤーだ。現在絶賛作曲中!
9. Kiko Loureiro
新たなMarshallプレイヤー、Kikoが最強のMegadethに加わった。
Kikoは他社アンプを使っていたが、Dave Mustaineと同じくJVMでMarshallファミリーの一員となった。
彼らはレコーディングを終わり、世界規模のツアーに出るところ。
Kikoは南米と日本で大人気を誇っている。
10. Tommy Hill from Rita Ora
映画『ノッティング・ヒルの恋人』の舞台からほど近いポートベローで育った人気歌手Rita Ora。
そのバンドのギタリストも他社アンプからMarshallにスイッチした。
彼のセットはJTM45と1960AX。このコンビネーションでテレビ界隈を賑わせている。