運命の歯車~FATE GEAR登場!
「運命」を英語で何というか…?
日本では「destiny」と答える人が一番多いのかな?
destiny
fate
doom
fortune
lot
…とチョット意味を広げれば、サッと考えただけでもコレだけ出て来る。
全部「運命」なんだけど、もちろん意味が全部異なっている。そうでなければ存在する意味がないもんね。
上から…
運命 (一番一般的なヤツ)
悲運 (コレも一般的)
不運 (ロック・ファンには「Doomsday」でおなじみか)
幸運 (おみくじは英語で「fortune lottery」という)
偶然 (「めぐり合わせ」みたいな意味)
日本語では上から三つめまでは普通に「運命」というイメージになろうか。
一方、英語圏の人はこれらの言葉を使い分けるワケだ。きっと宗教的な理由によるんだろうね。
その「運命」をバンド名に頂いたガール・バンドが登場した。
「運命の歯車」…FATE GEAR。
その初ライブがこのステージだ!
「メンバーとファンひとりひとりがギア(歯車)となってひとつのものを創り上げていく」という発想から付けられたバンド名だそうだ。
なじみやすいメロディがスカッとドライブしまくるサウンドは「組織の歯車」となって息苦しい日々を過ごしている方々には一種の清涼剤となるのではなかろうか。
FATE GEARは8月12日にフル・アルバムのリリースを予定している。
こちらのタイトルは『A Light in the Black』。
オープニングはバンド名をタイトルにした「FATE GEAR」。もちろんアルバムに収録されている。
初ライブの最初の曲がバンド名なんて自信を感じさせるね。イヤ、これも「運命」なのか…。
当日はJCM900 4100を使用。
Marshallはこの手の音楽にはなくてはならない「運命」的な存在だ。
「黎明」~「Romancer」~「Deathless Memories」とアルバム収録の曲がそのまま演奏される。(個人的には曲名を見て一瞬「Deathless Horsie」かと思ってビックリしたりして…)
カラフルなキーボード・サウンドで杏奈ちゃんがバンド・サウンドを厚くする。
ソリッドなリズム隊もゴキゲンだ。
アクションも激しいさかえちゃん。
メイプルの12"、13"、16"、22"。やっぱバス・ドラムのヌケの良さは特筆すべきだろう。
そしてパワフルにメロディを織り上げるNicoちゃんの歌声がたくましい!
惜しげもなくファースト・アルバム収録の曲がジャンジャン繰り出される。
「沫雪の祈り」~「Nocturnal Moon」~「Winds of Fall」。
Mina隊長のソロが炸裂するたびに大きな歓声が上がる。
ファースト・ライブは大成功!!
強力なメタル・バンドはまたしてもガール・バンド!
華やかな門出を祝したい。
FATE GEARは明日、同じくココ目黒鹿鳴館にてレコ発ライブが開催される。
岡垣JILLさんとYOUさんのバンドとの共演だ!お見逃しなきよう!
FATE GEARの詳しい情報はコチラ⇒FATE GEAR Official site
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(一部敬称略 2015年7月16日 目黒鹿鳴館にて撮影)