デーモン閣下 『DEMON'S ROCK 戦慄の闇鍋 TOUR』
デーモン閣下のコンサート。
久しぶりのレポートだ。
前回も捧腹絶倒のゴージャスなロック・ショウだったので楽しみ!
今回は『DEMON'S ROCK 戦慄の闇鍋 TOUR』というツアー・タイトル。
物騒なタイトルだが、「ナニが出るかがわからない!」という意味合いだ。おもしろそうぞ!
デーモン閣下を支える腕利きのミュージシャン…
ギターは原田喧太。前回に引き続いての登板。
石垣愛。
愛ちゃん、久しぶりだな~。愛ちゃんも前回組だ。
ベースは大桃俊樹。
モモさんはマテ・カマラスさん以来。
そしてドラムは雷電湯澤。
雷電さんはCANTA以来。
…というホーム感満点のメンバーさんで、うれしいなったらうれしいなっと!
閣下の筋金入りのロックだもん、やっぱりMarshallは欠かせない!
今日の喧ちゃん…
いつもと同じ、JVM410HとMF400Bのコンビネーション。
昨日もMODEFOURキャビを使っている方の現場にお邪魔したんだけど、ヘッドとの組み合わせがうまくいくと実にいいね。いいキャビだMF。もう製造していないのが残念。
20年ぶりに音を出すというダブルネックとの相性もバツグン!しかし、ハデなギターだな~。
アッシュのグロス・ブラック。10"、12"、16"、22"。
「音質がよくコントロールが抜群にしやすい」と大変お気に召していただき、このツアー、この閣下のツアー、全公演をNATALをプレイして頂いた。
また、どこへ行っても音響スタッフさんからの評価が高い…という言葉まで頂き、実にうれしい~!
MarshallとNATAL…この光景も徐々に増えてきてありがたや~。EDENもお忘れなく!
客電が落ち、紗幕に閣下のシルエットが映し出されただけで会場は大興奮!
久しぶりの閣下のロック・ツアーということもあって、なにせ熱気がスゴイ。
オープニングは「Forest of Rocks」。
曲はアルバム『MYTHOLOGY』や『LE MONDE DE DEMON』からの曲や聖飢魔Ⅱのレパートリー他、とバラエティに富んだセレクション。
確実なプレイでバンド・アンサンブルを分厚くする松崎さんのキーボード。
ド派手にフィーチュアされたモモさんのベース・ソロ。ここだけではなく、多くのシーンでモモさんが活躍!
そして、閣下が信頼を寄せるギタリストとしてだけでなく、「バンドのカナメ」的な役割をも果たしているかのように見えた喧ちゃん。
このバンドでも存在感は半端ではない!
インスト・パートの内容も濃い~!
ステージ中央にが「鍋」と書かれたドラム缶がセットされる。
ここからいろんなネタが出て来るワケだ。ナニが出て来るかわからない闇鍋状態。
雷電さんのドラム・ソロに使う道具を喧ちゃんが「鍋」から取り出す。
自分がどっかで買って来た丸っこい人形が当たっちゃった!雷電さんの顔!
もちろんキメるところはバッチリとキメる!
しっかしいい音だな~。叩き手のおかげだ。
大歓声に応える雷電さん。
雷電さんが叩いているドラム・キットはNATAL(ナタール)。
1965年創業のイギリスの老舗パーカッション・ブランドのドラム。今ではMarshall参加で世界中でロック・ビートをクリエイトしている。
ガッツあふれるプレイの連続!今日も喧太フレーズが炸裂しまくった!!
そして、雷電さん。NATALがとてもお似合いだ!
雷電さん、「このロゴがいいんだよね~」って言ってくれた。うれしいです。
しかし…Marshall BlogにNATALが登場してほぼ 1年。
1年前には誰にも知られていなかったこのマイナーなブランド…それが今ではデーモン閣下のステージで活躍してるなんて、まるで夢みたいだ。
この仕事冥利に尽きる。雷電さんそして皆さん、ありがとうございます!
これからもいい音楽を作るドラマーさんたちにドンドンNATALを可愛がってもらいたいな~…と思ってるのです!
よろしくお願いします。
さて…見て!この盛り上がり具合!
ステージに合わせた一糸乱れぬ団体行動。
本編12曲。もうみんな最高に楽しんだに違いない。
アンコールの初っ端には、クジで「今日の当番」に当たった喧ちゃんが「toi toi toi」という曲で閣下の伴奏を単独務めた。
そして小柳ゆきさんも登場。2曲ほど素晴らしい歌声を披露した。
このちょうど一週間後またご一緒させて頂くとは何たる奇遇!
喧ちゃんと愛ちゃんのギター・バトル、カッコよかった!
アンコールは2回。
8曲もの大盤振る舞い!
ま~、なんとバラエティに富んだ内容だったことか。さすが日本を代表するエンターテイナーのステージ!
原田喧太の詳しい情報はコチラ⇒原田喧太Official Web Site
雷電湯澤の詳しい情報はコチラ⇒CANTA Official Web Site
デーモン閣下の詳しい情報はコチラ⇒H.E.DEMON KAKKA'S
閣下はさそり座なんだ…私とちょうどピッタリ10万、歳が離れてるんだな…。
NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2014年9月21日 渋谷AiiAシアターにて撮影)