THE GOOD-BYE 30th ANNIVERSARY ~TAKE OFF~
昨年の仕事はじめというか、初コンサートは1月6日の曾我泰久、つまりヤッチンのバースデイ・コンサートだった。
Marshall Blogの今年の初「ライブ・レポート」もヤッチンがらみ。限りなく時系列で内容を構成しているMarshall Blogのライブ・レポにあっては偶然にすぎないのだが、その確率は約1/270!
しかも、今日はちょうどヤッチンの誕生日!深い縁を感じずにはいられないでしょう?!
今日のレポートは11月に開かれたTHE GOOD-BYEの「結成30周年記念コンサート」。
会場はキャパ1,500席の東京フォーラムのホールC。
前売りチケットはアッという間にソールド・アウト。早々に同日にマチネーの追加公演が組み込まれ2回興行と相成った。
この日が来るのを待っていた人がいかに多かったのかがよくわかる。
ファンにとってはわかってはいてもステージのメンバーの姿にやりきれない思いで接した方も多かったハズだ。
昨年7月に惜しまれつつ亡くなられたベースの加賀八郎さんの姿が見えなかったからだ。
しかし、コンサートを通じ、このことに触れることは一切なかった。
それもそのハズ、ステージ下手にはベースとアンプがセットされ、姿は見えずともは天国から参加した「はっつぁん」がそこにいたからであった。コンサートは昼夜の別を問わず、「赤いポルシェ~TAKE OFF」で幕を開け代表曲が次々と演奏された。
Marshall Blogでもすっかりおなじみの曾我泰久。Happy birthday to you!!
ギターの出番はソロの時よりも多く、Marshallサウンドを存分に炸裂させていた。
もちろん野村さんも大熱演。
その3人にキーボードがふたり加わり加賀さんのパートもカバーした。「昔は2回公演が当たり前」だったという。今はキツイなんて言っていたが、ナンノ、ナンノ、そんな素振りをなどまったく見せず終始パワフルにパフォーマンスを繰り広げた。
「Dance x 3」「涙のティーンエイジブルース」、「YOU惑-MAY惑」、「にくめないのがニクイのサ」とあいさつを挟んで次々に演奏されていく。
THE GOOD-BYEは9枚のアルバムを発表した。自分達で曲を作って来たメンバーにとってはそのどれもが音楽的成長を記録した写真集のようだという。
衛藤さんの「次は懐かしのナンバー…」と曲を紹介するとすかさずヤッチンが「全部懐かしいんだよ!」と突っ込む。
懐かしいんだろうな~。
失礼ながら現役当時はファンでもなんでもなかった私ですら耳馴染みのある曲がジャンジャン飛び出してくる。
どれも洋楽をキチンと消化した日本語に寄りポップ・ロック。実に楽しい。
ショウの中盤にはアコギ2本とパーカッションによるアコースティック・セットも。
「めちゃめちゃロックンロール」、「愛 See Tight」、「Going Home」の3曲。
衛藤さんも代表曲を熱唱。
「代表曲ってナニを代表してんだよ」というヤッチンの突っ込みに大爆笑!
デビュー当時は昼の1時から翌朝までレコーディングでスタジオにこもり、合間にはテレビの収録。野村さんは学校に行き、授業中に歌詞のアイデアを練ったりしたという。野村さんって高校、私の後輩なのよね。「愛し、愛され」なんてのは古文の時間に思いついたとか…ということはK先生の時間かな?
ここでヤッチンはキーボードにスイッチ。
「のぞいてFell Me、Touch Me」で始まる後半は当然イケイケの大ロック大会!
歌にギターに、そして鋭いツッコミにと一流のエンタテイナーぶりをまたしても見せてくれたヤッチン。
夜の部ではまず「TWO NIGHTS」と「Don't Make me Blue」を…。
すさまじい盛り上がりよう!
そしてお客さんの楽しそうな顔、顔、顔!2回目のアンコールでは「Forever Friends」が演奏された。
ところが!客電が灯いても、BGMが鳴り出しても、影アナのアナウンスが流れても「アンコール!」の声が収まらない!
そして、最後の最後にメンバーがステージに登場してひとこと挨拶をして幕を閉じた。
全27曲。おもしろかったな~!
3月8日には『曾我 泰久 芸能生活40周年記念公演』と銘打っておなじみのメンバーと(ファンキー末吉/和佐田達彦/田川ヒロアキ)コンサートを開催する。
他にも衛藤さんとのツアーも予定されており、ますます充実のヤッチンの音楽活動なのだ!
ヤッチンって私と同じ学年なのね。それで「芸能生活40年」って…すごいキャリアだ。曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com