グッドモーニングアメリカ in 水道橋
一体ナンダ、「水道橋」って?!
ライブハウスでもあったっけ?「ライブバー・水道橋」?ナンカ、水でも入れて酒を薄めてそうだな…。「♪The master of the houese ~ watering wine…」これはミュージカル『Les Miserables』の登場人物、小悪党の宿屋の主人、テナルディエのテーマ・ソング(?)、「Master of the House」。
…とは関係なしに、お茶の水~神保町~水道橋…この辺りは大学の街だね。明治大学、日本大学、専修大学、共立女子大、白百合女子大、それに医大の数々、ちょっと範囲を広げれば東大だ。
大学といえば「学園祭」…かどうかは知らんけど、秋になるとにぎやかになりますな。
水道橋の駅前にあるのは日本大学の経済学部。ここの学祭に登場したのがグッドモーニングアメリカ。
いいね、学生さんは初々しくて。いつもプロの仕事を目の当たりにしているこっちにとっては、「コンサート実行委員会」っぽい子たちがモノスゴイ人数で仕事を分担して、「ハイ!ハイ!」と応対し、一生懸命イベントを切りまわしている姿なんざ実にほほえましい。警備なんか必要以上に厳重だったりしてね。
またしても意表をつくたなしんの登場で幕を開けたステージ。
「グッドモーニングアメリカはじめます!」から演奏につなぐ高揚感が彼らの発明と言っていいだろう。
年甲斐もなく、しかも何度も見ているのに興奮してしまう!ガッツィにして色彩感あふれる幸一ちゃんのプレイ。
今日のMarshall。いつもの1959に1982BLTD。
今日のMCは自分達の学生時代のころを振り返る感動的なもの。幸一ちゃんのMCコーナーもみどころのひとつなのだ。
私も若い頃はプロのギタリストになりたかったもんですよ。でも、「バンド」とかいう観念はほとんどなかったな。「ギタリスト」になりたかった。才能がないことがわかって、なれなくてよかったわ。
今、なりたいのはドラマー…ナンチャッテ。
でも胸のすくようなペギちゃんのドラミングを見てるとそう思わなくもない。最高に気持ちよさそうなんだもん!
Dave Grohlを想起させるエキサイティングにして緻密なドラミングにNATALがピタリと寄り添う。
音質のよさだけでなく、そうしたドラマーとの距離を感じさせないNATALというドラムの音楽に対するクリエイティビティにペギちゃんは惚れ込んでくれていると思っている。
NATAL(ナタール)は1965年創業のイギリスのパーカッション・ブランド。
現在ではMarshall社の傘下でドラム・キットを中心にビジネスを展開している。
グッドモーニングアメリカ、約1時間のステージ。
大いに盛り上がる学生を後にグドモはステージを降りた。
グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒グッドモーニングアメリカオフィシャルウェブサイト(一部敬称略 2013年11月4日 日本大学経済学部講堂にて撮影)