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2013年4月28日

2013年4月28日 (日)

【SHOW-YA 3DAYS: DAY3】『GENUINE DIAMOND』発売記念ライブ~Live at BOXX!

Shige Blog 2012年4月27日初出

「春のSHOW-YA祭り」の最終日は3月20日に開催されたニュー・アルバム発売記念ライブのレポート。

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これが22年ぶりにリリースされたSHOW-YAのニュー・アルバム『GENUINE DIAMOND』。タイトルがまさにふさわしいGENUINE(ホンモノの)なロック!聴けば当然死ぬほどライブが見たくなるような内容だ!

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ってんで、会場のBOXXは立錐の余地がまったくない満員大御礼!カメラを持つ手を下に降ろすことすらできないゾ!
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SHOW-YAのみなさん、シゲブログ3日間のご登場ありがとうございました!

「いいんだよッ!」と寺田恵子さん。

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「楽しかった~!」と五十嵐sun-go美貴さん。

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「ありがとね!」と仙波さとみさん。

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「こちらこそありがとうございました」と中村美紀さん。

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「次はリキッドで!」と角田mittan美喜さん。…とは皆さんおっしゃっておりませんが、とにかくありがとうございました!

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今日の1曲目はコレ!そう「Bloody Rose~薔薇の紋章~」。『GENUINE DIAMOND』の1曲目だ!
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イギリスではメッチャクチャよかったり、悪かったりするものに「Bloody」という言葉をつける(アメリカでいう「f**ckin'~」)。そして、気に入ったものは「lovely」と称賛する。これを中学校の時に習った付加疑問文にする。

「It's bloody lovely, isn't it?」

「t」はハッキリ発音すること。イギリス人の前でコレをやったら結構ウケます。でも親しい人にだけにしてね!

オルガンと絡むリフがカッコいいね!
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で、まさにBloody Lovelyなオープニング!文句のつけようがありやせんぜ!ワズント・イット?!

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2曲目もアルバム通りの「OUTSIDER。」

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この曲もいいな。起伏に富んでいて、サビがすごくSHOW-YAらしくて。真ん中の7/4拍子のところが曲の大きなアクセントになってる。作曲は恵子さんとキャプテン!

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MCをはさんでおなじみの曲を続けて3曲。

私は恵子さんのMCが滅法楽しみでございやしてね…。
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「OUT OF LIMITS」

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「TROUBLE」。 もうみなさん全力疾走状態!カンボジアに行かなくてもオリンピックに出れそうな勢いだ!

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とにかくドライブしまくり!

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「奪い取れ」
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当然ここで私はシャッター切りながら「♪うばいとれ~」と口ずさみます。もうみんな汗だくでノリノリよ!

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6曲目はバラード。愛する男性を想う女性の素直なラブソング。ん~、しみるワ~。

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と、思ったらホロっと来ちゃったのは恵子さん!こんなとこがまた魅力的なんだナ~。

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ギターソロ!ギターも泣いてるゼイ!

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「息ができないほど」が7曲目。

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そして昨日タップリPVのことを紹介した「流星少女~Shooting Star 196X~」。

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キャプテンの手巻きオルガン風のワルツで曲が始まる。いい雰囲気だ。そして一転して阿鼻叫喚のハード・チューンとなる。
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これも至極SHOW-YA的なナンバーだけにメチャクチャ盛り上がる!

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ショウはほぼ中盤。まったく皆さん疲れを見せませんな!まさにOut of Limitsを知らないBattle Express!

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ここでSHOW-YA名物(なの?)のメンバー紹介。イヤ、自己紹介?

前に出て来ただけで大ウケのmittan!お客さんをつかむのに1秒とかからない!

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ここのコーナーはメンバー皆さんのキャラが出てすごくおもしろいナァ~。実はいつもすごく楽しみにしているのです。

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記念撮影までしちゃって!

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アルバム収録の『In My Arms』。

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そして、キャプテンのキーボード・ソロ。

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幻想的な導入部からシンフォニックなサウンドへと展開する。

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こういう器楽パートがあるところもSHOW-YAのショウの魅力なのよ。
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続いてドラム・ソロ。

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ドコドコドコドコ、スッタンスタスンタンスタスタタン…ロック・ドラムの鏡!

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どうしても毎回「パワフル」だの「ダイナミック」だのという言葉で形容してしまうが、しょうがない。パワフルでダイナミックなんだから!

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mittan休む間もなくいよいよショウはクライマックスへ!

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10曲目となる「Count 8」はニュー・アルバム収録のさとさんとmittanの作品。

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そして、「Look at Me」
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「Battle Express」ときて…
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「限界LOVERS」で本編は締めくくられた。

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お待ちかねのサオまわし!

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へへへ、段々うまく撮れるようになってきた。何せこれ撮るためにわざわざレンズ換えてるかんね!今日もうまく回ってヨカッタ!カッコいいぞ!
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怒涛のカーテンコールでアンコール!お揃いのTシャツのデザインはいつもとちょっと違うイメージ?

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アンコール1曲目は「Rolling Planet」。

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2曲目は「私は嵐」。「♪ワタシは~」とシャッター切りながらつい歌っちゃうね!

今日は恵子さんピース・マークじゃないよん!

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アンコール最終曲は「Fairy」。やっぱイイ曲だ!

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今日も実にいいステージだった!またこの長さがちょうどいいのよ!長くもなく短くもなく…そういうところも計算しつくしているのだ!

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完全燃焼の5つのGenine Diamond!

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終演後の握手会も大盛況だった。

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来月には『HARDEST ROCK』と銘打ったレコ発ライブ・ツアーが敢行される。皆さんも是非「HardestでGenuineなロック」に直に触れてほしい!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAL SITE
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(一部敬称略 2012年3月20日 渋谷BOXXにて撮影)

【SHOW-YA 3DAYS : DAY2】『流星少女』をシューティング!~ニューアルバムとPV

Shige Blog 2012年4月26日初出

「SHOW-YA祭り」の2日目は22年ぶりのニューアルバム『GENUINE DIAMOND』の紹介とリード・チューン『流星少女』のPV撮影のレポートだ!

22年ぶり!2 decades and 2 years! これは長いですよ~。前回のリリース時に生まれた赤ちゃんが就活をしている時分だからね。私は22年前はサラリーマンで、赴任先のある地方都市で毎週末、パブでハコバンやってた。楽しかったな、アノ頃は…。

そんな時空を超越して飛び出して来たニュー・アルバムだから、もう存在感が違う!

まず、ジャケット。赤いエンボス紙に大胆に刻印された『GeNuiNe DiaMoND』の14のアルファベット。大文字と小文字が入り乱れている。この画面では色がグレイに出てわかりにくいが、そのレタリングは銀箔(?)仕様になっている。光り輝く5つのダイアモンドたちにふさわしいゴージャスなデザインだ!

既存曲のセルフ・カバーも含まれた極めつけの12曲!歌詞、メロディ、アレンジ、演奏…どの曲も、スミからスミまでSHOW-YAのエッセンスがタップリ盛り込まれている。実に丁寧なつくりだ。ニヤリとしちゃうぜ、何回も!

なんのかんの言っても、やっぱり曲のクォリティが高いよね。どんなに激しい曲でもそこにはキチンとした「歌」があって、現在の凡百のロック・バンド(っぽいの)とは全く一線を画している。

今の音楽シーンを見回してみて、日本語で歌うハード・ロックという観点においては、SHOW-YAというバンドは抜きん出て輝く存在なのではなかろうか?でもSHOW-YAは昔と何も変わっていないと思う。カッコいい音楽は変わる必要がないからね!

本当は1曲ずつ解説したいんだけど、これから聴く人に変な先入観を与えてしまっても申しワケないので遠慮しておきますね!

『GENUINE DIAMOND』の詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE特設ページ

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そして、アルバムのリード・チューン『流星少女~Shooting Star 196X~』のプロモーション・ビデオの撮影が敢行された。

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撮影会場は鴬谷の東京キネマ倶楽部。昭和文化の象徴であるキャバレーを改造した大人気のライブハウス。高い天井、広いステージ、ゴージャスな内装…と、ここで演奏したがるバンドは枚挙にいとまがない。そう、ここは今も昔も「おもちゃ箱をヒックリ返した」ような場所なのだ!

ちょっと関係ないんですが、富山に住んでいた時に個人的に結構ウケたんですが、向こうのみなさん「ヒックリ返す」と「テックリ返す」っていうんですよね~。お年寄りの方だけかな?それ聞いたこっちがテックリ返りましたわ。

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いよいよ撮影が始まった!

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そういえばこの曲をお披露目したての頃、「りゅうせいしょうじょ」をどう綴るか決まってなかった。「りゅうせいしょうじょ」か「リュウセイショウジョ」か…。結局、漢字で「流星少女」になったのね?素晴らしい!漢字は素晴らしい!「~Shooting Star 196X~」というサブタイトルまでついた。

エ、これ「X」のところは「0(ゼロ)」を代入していいんですかね?「A?B?」…なんて言いたくなってしまうのは私の悲しい「性~SAGA~」。

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いっしょにいるだけで楽しくなる明るくゴージャスなダイアモンド!

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低音でグイグイとバンドを引っ張るセクシーなダイアモンド!

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バシバシと必殺フレーズを決めるクールなダイアモンド!

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バンド・サウンドを分厚くするエレガントなダイアモンド!

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怒涛のドライブ感でバンドをプッシュするパワフルなダイアモンド!

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恵子さんは緊張するそぶりなど微塵も見せないリラックス・ムード。

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何かすまなそうにしているsun-goさん…。もしかしてアノことかな?

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黄金のラメがちりばめられたこの美しいドラムセットは初登場だ!

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あんまり張り切りすぎたせいか恵子さんのブーツがッ!

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ひとたび演奏が始まると、いつものライブとかわらない鬼気迫るパフォーマンスを展開する!

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「カッ~ト!」の声がかかると、リラックス、リラックス!

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みんな楽しそうだ!

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特に恵子さん!

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そしてまたマジ・モード。

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メンバー各々のソロでの撮影だ。

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さすがベテラン!

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何回もも撮り直すことなど全くなく、サクサクと撮影が進む。

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mittanも新しいドラムセットがピッタリとキマっていい調子!
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自分のパートが終わってリラックスしているさとさん。

オ、何を撮ってるんだ?

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答えはコレ。mittanを上からパチリ。

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キネマ倶楽部を選んだロケハンも大成功!
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バンドの雰囲気と曲と演奏と雰囲気がピッタリとマッチした!

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昨日も書いたが、本当にドンドン際限なくカッコよくなるSHOW-YA。このいつまでも光り輝く5つのダイアモンドたちのますますの活躍を願って止まない。Shooting!

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それでは、ご覧ください!SHOW-YA、22年ぶりのアルバム『GENUINE DIAMOND』より「流星少女~Shooting Star 196X~」!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE

明日の「春のSHOW-YA祭り」の最終日は『GENUINE DIAMOND』のレコ発記念ライブだよん!お楽しみに!
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(一部敬称略 2012年某日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【SHOW-YA 3DAYS:DAY1】 Live at O-WEST~『WOMEN'S POWER 20th Anniversary』より

Shige Blog 2012年4月25日初出

とにっかく、カッコいいわ~。ホント、見るたびにカッコよくなるんだから絶対にスゴイ…SHOW-YA!

今日のネタは少し古い。今年1月9日に開催された『WOMEN'S POWER 20th Anniversary』というガール・バンドが大挙して出演するイベント。かまびすしいイベントは大歓迎だ!

SHOW-YAは3月7日に22年ぶりにニュー・アルバム『GENUINE DIAMOND』をリリース。このライブはその発表に向けた気合いの入ったものだっただけにどうしてもレポートしたかった。

それなら徹底的にやらせてもらっちゃおう!ということでシゲブログでは【SHOW-YA 3 DAYS】と銘打って春のSHOW-YA祭りをお送りする。

で、久しぶりにこの日に撮った写真をチェックしてみたよ!ま、自分で撮った写真を見て言うのも恥ずかしいっちゃ恥ずかしいのだが、ファイルを開けた途端出たね、トリハダ…。イヤ、写真がいいんじゃなくて、SHOW-YAがいいということね。

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当然トリでの登場。やっぱりSHOW-YAが出て来ただけで空気が引き締まるね!

ボーカル、寺田恵子!

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ベース、仙波さとみ!

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ドラム、角田mittan美喜

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キーボード、中村美紀

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ギターは五十嵐sun-go美貴。今日のメンバー紹介は「ミキ」さんを3人並べてみました!

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オープナーは「Out of Limits」。しっかし、このサウンドの厚みはナンダ~?! モノスゴイ音圧!

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経験と自信と独創性が猛烈な化学反応を起こしてこの驚異的の音世界をクリエイトするのだ!

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2曲目にはもう「私は嵐」!エ、もう出しちゃう?ハハ~ン、恵子さん、チョチョチョっとやっつけちゃおうってんだな?

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複数のバンドが出演するイベントで持ち時間が少ないとはいえモノスゴイ飛ばしようだ!

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SHOW-YAのステージを見ていると、方向性は言うに及ばず、本当に全員のベクトルが、太さも長さも一致している印象を受ける。(ところであのベクトルってなんだったんだろうな?高校を卒業してから実際に「ベクトル」を使った人は、極端に少ないんだろうな~)

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3曲目は「TROUBLE」。渾身のドラミングを展開するmittan!今回は時間がないのでいつも楽しみにしているMCはなしだ。残念だがワンマンの時までとっておくことにしよう!

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「奪いとれ!」が4曲目。ドンドン攻めまくるゾ~!

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シャッターを切りながら無意識のうちに「♪うばいとれ~」と歌っちゃってる自分がいるもんね~!最前列の人、チェックしないでね!恥ずかしいから!ちなみにヘドバンはできませんから。エ、写真がブレちゃうからかって?イエイエ、2~3回アタマを揺すっただけでめまいがしちゃうのよ!毛も抜けそうだし…。

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5曲目は「OUTSIDER」。ニュー・アルバム『GENUINE DIAMOND』では2曲目に収録されている。

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この曲、サビのメロディが実にカッコいい!すごくSHOW-YA的な曲だと思うのだがどうだろう?

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リフにソロにバシバシとクールなギタープレイをキメルsun-go。そう、クールなところが魅力なんだ、彼女は!

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ストレートなドライブング・チューン、「性~SAGA~」。

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キャプテンのキーボード・ソロが炸裂!

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寸分の狂いも見せず、とまることを知らない全力疾走の「美しき蒸気機関車(mittanゴメンナサイ!ホメ言葉です!)」!「ダイナミック」という言葉はmittanのためにある!
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『GENUINE DIAMOND』のリード・チューン、「流星少女」は恵子さんのモノローグとキャプテンの幻想的なキーボードでスタートする。

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一転、sun-goのへヴィなリフから爆発的なドライビング・チューンへと変貌する。ライブのひとつのハイライトだ!

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そして「Battle Express」、と待ってましたの「FAIRY」!大好き「FAIRY」。ニュー・アルバムにも入っててうれしいな!

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恵子さんって本当にスゴイわ~。緩急自在に余裕で歌う姿はトコトンかっこいい!フェイクなんか絶対しないもんね!

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カメラ目線をありがとう、恵子さん!でもちょっと「ピースサイン」って古くないスか?イヤ、私の世代はこれでいいんですけどね!私は「衣紋掛(えもんかけ)」という言葉を平気で使いますから。

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そしてアッと言う間に最後の曲!ああ~、もっと見たいなぁ~、もっと撮りたいなぁ!と思いつつ最後に「限界」を堪能したのであった。

この後、他の出演者とのジャム・セッションがあって、チチチチチチチチ、チェリー・ボ~ムをプレイ。なつかしいな~。昔の音楽書籍見ると「チェリー・ボンブ」と表記されていたりしてね。なんかいいダシが取れそうじゃない?

素晴らしい演奏だった!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAL SITE

明日は【SHOW-YA 3 DAYS】のDAY 2をお送りします!

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(一部敬称略 2012年1月9日 渋谷O-WESTにて撮影)

かぎって書く~ズンコの魅力

Shige Blog 2012年4月24日初出

今日は変なタイトルでしょ?何となくつけてみた。

ところで、来月から開業だというのにこんな調子で間に合うのだろうか…?

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…なワケないね。すっかりスカイ・ツリーも景色に溶け込んじゃってる。これは浅草吾妻橋からのながめ。スカイ・ツリーのおかけで浅草もにぎわいを取り戻している…

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というのも昼間だけの話でね…。夜はこんなよ。戦前はこのあたりが東洋一にぎやかだったんだゼ~、ワイルドだゼ~。今はスッカスカだゼ~。

この雷門を背にして、浅草通りに向かって20mほども行くと右側のビルに「ZINC Asakusa」というジャズのライブ・ハウスがある。今日はそこからのレポート。

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出演はズンコ。

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2007年結成の女性ボーカルとギターのデュオ・チームだ。

男女のボーカル&ギターのコンビと言うとダレ?タック&パティ?エラ&ジョー?結構、デパートとか地下街のイベントでお見かけするような気もする。でもそういうのはほとんどがジャズのデュオだよね?でもこのズンコはチト違うんだナァ~!
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メンバーはボーカルのずんこ。
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ギターのもだん・ぎたー。「もだん」がファースト・ネームで「ぎたー」がファミリー・ネームですな。日本の方で、もちろん本名ではありません。

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そしてこれが彼女たちの最近作『いたって走る』。変でしょう?「いたって走る」んだって!じつはこのバンドはギタリストの三宅庸介さんに教えてもらったのね。

「シゲさんならコレ絶対気に入りますよ!ジャズお好きだから…」とCDを預かったのです。ま、三宅さんの勧める音楽なら間違いないと思ってさっそく聴いてみた。

ナンジャコリャ~ッ?なのだ!ナンカ今までにない感覚ではあるんだけど、ヤケに親しみやすいような、そうでないような、カッコいいような悪いような、きれいなような汚いような、でもつかみどころはシッカリしていて、「なるほどコリャ気に入るわ、さすが三宅さん!」ってなことになった。気に入りゃ見たくなる。で、見た!

曲のタイトルもアルバム表題の「いたって走る」、「なるようになるな」、「だれかはだれか」、「まねきねこ」等々、言葉遊びに似たような…。

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「一体全体、どんな人がこんな音楽を演っているんだろう?」 CDにはメンバーの写真もないし、わからないことはすぐウェブ・サイトという世代でもない。「ガリッガリに痩せてて、超神経質なマッド・サイエンティスト風の人がギター弾いてんだろうな~」ということに自分の中ではしておいた。

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そしたらア~タ、実際のもだん・ぎたーさんは、くじら料理店のマスターみたいな人で、手はドラえもんみたいだし、おっそろしく礼儀正しいし…いたって普通の方だったのですよ!

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しかし、音楽や楽器へのこだわりは尋常ではござらん!ギブソンL7を2204につないで独特のサウンドで独特の音楽を展開するワケだ。

2204は2203の50Wバージョンね。1975年に「Master Model」として発表された。みんな2203とか2204はJCM800の中のモデル名だと思っているかもしれないが、800シリーズの前から存在していたのね。そして、1981年、Rose Morrisとの販売契約が満了するのを待って。JCM800シリーズのラインナップのひとつとして華々しく再デビューさせたんですな。ちなみに「JCM800」というのは故ジム・マーシャルも愛車のナンバーから付けられたんだよ。

もだん・ぎたーが愛用する2204はそのJCM800に変わる前のもの。いわゆるJMP(Jim Marshall Product)の2204なの。だからルックスも1959みたいにコントロールパネルが真ん中なのです。

反対にJCM800時代になっても生産を続けていた1959は4インプットながらJCM800のデザインに引っ張られてワイド・フロント・パネルになった。

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マスター・モデルといっても、もだんは(もだん、もだんって言ってるとお好み焼きみたいだ)これを歪ませて使っているワケではなく、フラット・ワウンド弦を張ったL7を力いっぱいストラミングするというスタイル。ヘタに歪ませるよりよっぽどスゴイ音がする。なんというか、ゴロゴロ、ゴロゴロと夕暮れのゲリラ豪雨の時の雷のようだ!
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一方、ずんこは高域がとても美しいクリスタル・ヴォイス。それをもだんのギターにからめてドッシリと歌う。これが独特のオリジナル曲にマッチして絶妙な味わいを醸し出す。それがズンコなのだ。

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レパートリーは、もだん曰く「ケッタイな曲」が中心。ケッタイな曲とはオリジナルの曲。

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ま、確かにケッタイである。まだロックを聴き始めの子供の頃にズンコ聴いてたら夜うなされていたかもしれないな。

ところが替えがきかない妙な味わいがあって、ドンドン次の曲が聴きたくなってくる。1曲の尺も短くて「エ、それで終わりでいいの?」みたいにあっさりしている。何とも不思議!

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元々はメタル好きのもだん。ジャズ・ギターにハマってからはその道をまっしぐら!ビッグ・バンドのギターを演っていたそうだ。

もだんはズンコのことを「世界一おとなしいメタル・バンド」と呼ぶ…ん~、メタルねェ。

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だから、コレは「ロッケンロー!」と叫んでいるの図。ちょっと恥ずかしそうだ…。

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気持ちはわかるが、メタルでは片づけられない特殊な立ち位置にいることはこの表情を見てもわかるだろう。

また、スーツがいいね!演奏が引き締まるよ。真夏の屋外のジャズ・フェスティバルで、ルー・ドナルドソンのバンドのある日本人が「Tシャツで演奏しよう」と提案したら、ルーは「イヤ、暑いがネクタイを締めて演奏しよう。その方が演奏が引き締まる」と言われ、本当のアーティスト魂を見たようだと記してあるのを何かで読んだことがある。もだんもその域に達しているのだ!

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ケッタイな曲ばかりではなくて、女性ボーカル+ギターといえば…そうボサノヴァ。曲はジョビンの「おいしい水」。「あがじゅべべ~」ね。ずんこの透き通った声が実にやたらメッタラこの曲にマッチする。

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他にもアルバム『いたって走る』に収録されているガガさまの「Pokerface」も!これもとってもよかったな~。高音部がいいのよ。

さて、ようやくやって来たぜ!前からどうしても書きたかったんだけど、マーブロ止めて書く場所がなくてサ。いきます。ガガさまの衣装というか格好のことなんだけど、みんな「奇抜」とか「斬新」とかいうじゃない?アレって、ピーター・ガブリエルのお下がりなんじゃないの?40年ぐらい前に使ってたヤツ。見てすぐにそう思ったんだけどな~。新しくもなんともないよ!テレビで誰かいえばいいのにな~。もっと勉強してもらいたいね。今、人類のエンターテインメントに必要なのは温故知新だと思ってるから。エ、大したことじゃないって?イヤ、アタシャがまんできん!

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そして、個人的にうれしかったのはカウント・ベイシー・オーケストラの十八番、「Shiny Stockings」。フランク・フォスターですな。もだんのスウィンギーな四つ切りがゴキゲン!スキャットまで披露してくれた。

この曲、チョー好きなバージョンがあって、それは1972年のサンタ・モニカ・シビック・オーディトリアムのライブ『Jazz at the Santa Monia』のエラ・フィッツジェラルドとカウント・ベイシーがいっしょに演ってるヤツ。もう何十回聴いてもサブイボ出る。歌はもちろんだけど、エラのスキャットと「ア~、カウント・ベイシー」と名前を呼ぶところがタマラン!このライブでのエラのカッコよさはオールスター・ジャムのところでも爆発していて、ソリストの名前を呼ぶところがあまりにもステキ!「スタン・ゲッツ」だの「ハリー・エディソン」だの「ボン、ボン、アル・グレイ」だの…ああ、また聴きたくなって来たけどCD持ってない!LPだ~!

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ズンコの魅力はまだある。それはもだんのMC。もう存在だけでも笑いが取れそうなのに、コッテコテの関西弁で引っかき回されてはかなわない。別に面白いことをそう言うわけではないのだが、最高におもしろい!

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感情の込めにくいタイプの曲の連続にも見受けられるが、ずんこの熱唱ぶりはやはり最大のみどころだった。

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この人、瞳が澄んでいてとても美しく、その声とあいまってズンコの魅力を際立たせてくれる。となりのおじちゃんがああいう感じだからなおさらだ!

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テレビをつければAKB、オネエに子役に韓流…もう飽き飽き!なんかもうちょっと本当にしっかりしたエンタテインメントに接してみたいナァ…なんて方にはきっといい刺激になるのではなかろうか、ズンコ。おすすめです。

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ズンコの詳しい情報はコチラ⇒ズンコのホームページ

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普段は大阪を中心に活動しているが東京にも時折きて演奏しているので東京の方々、是非お見逃しなきよう!
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KRUBERABLINKAの和重さんからのプレゼントのピックケースとともにパチリ!

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この日、遊びに来てくれた三宅庸介さん。もだんのL7を手に取りス~ラスラ。昨日のKRUBERABLINKAもそうなのだが、ジムの悲報といい、ズンコといい、シゲブロはスタート以来三宅さんにお世話になりっぱなしなのだ!

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そして浅草の夜は更けていくのであった…しかし人いね~!あのねここは戦前は東洋一にぎやかな…もういいか!浅草もがんばれ!

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(一部敬称略 2012年1月14日 ZINC Asakusaにて撮影)

【号外】バート・ウィードン逝く!

Shige Blog 2012年4月20日初出

レヴォン・ヘルムの悲しいニュースも飛び込んできたが、今、マーシャルの親友から届いたニュースは、ギタリスト、バート・ウィ―ドンの逝去を知らせるものだった。

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大ショック!

バート・ウィ―ドンの名は日本ではそれほど知られていないかもしれない。

1920年、エセックスの生まれ。1959年の「Guitar Boogie Shuffle」が大ヒットし、イギリスの音楽史上、初のギタリストのヒット・チャーターとなった。クラプトンやブライアン・メイ、マイク・オールドフィールド、シャドウズ、そしてビートルズに影響を与えたという。

私が彼の名を知ったのは、ジェフ・バクスターがホストを務める『Guitar』というビデオによってだった。この中にマーク・ノップラーが登場し、「It's a lie!」と言いながら一冊のギター教本を実際にその著者に付きつけるシーンがあった。

その教本のタイトルが「Play in a Day」といい、その著者がバート・ウィ―ドンなのだ。

この本はよく英会話系にありがちな、『あなたも一日でギターが弾ける!』系の教本で、ノップラーは尊敬と親しみを込めて、イギリスで一番有名なこのギター教本の著者であり、ギターの大先輩に接したのであった。

このビデオ(実際にはレーザーディスクだった)をそう繰り返し見たワケではないのに、ナゼか私にはこのシーンが印象的で忘れられずにいた。実際に思いだそうとしても他のシーンがほとんど頭に浮かんでこないのだ。

さて、なぜ私がバートの逝去にショックを受けているのかというと、実はバートはジム・マーシャルの無二の親友だったのだ!

だから、マーシャルの何かのイベントには必ずジムに招待されたバートがいて、フランクフルトで何回もお会いしているうちに私も顔見知りになった。もちろん、初めてバートに会った時は、「ウワッ!あのマーク・ノップラーに怒られてたおじいちゃんだ!」とかなりビックリしたっけ!

残念ながら挨拶の他は本当に少ししか会話をしたことがなかったけれど、ニコニコしてとてもやさしいおじいちゃんだった。また、奥様が猛烈に感じのいい人で、目が会うといつもウインクをしてくれた。

マーシャルの工場からヒースロー空港に行く途中にある彼の家の前を通りかかったこともあった。

バートは近く催されるジムのお葬式に出席する予定にしていたという。

天国でジムが何か新しいギター・アンプのアイデアが閃いたのかな?それともジャム・セッションの相手がいなかったのかな?

天国でも仲良くしているに違いない。

心からご冥福をお祈り申し上げます。