East Of Eden Zepp Tour 2026 ~Rising~
先ごろのLINE CUBE SHIBUYAにおける追加公演で『Zepp Tour 2026~Rising~』の全スケジュールを大成功のうちに完遂させた「East Of Eden」。
今回のMarshall Blogは7月3日のZepp Dyber Cityでの公演のようすをレポートする。
チケットは完売。
定刻となり、会場を埋め尽くした観客の前に5人が姿を現した。
今日のオープニングは6月10にリリースされたばかりのEP『Rising In Bloom』から「Dawn of Astrantia」
Ayasa
湊あかね
Yuki
MINA
MIZUKI
YukiちゃんはもちろんMarshall。
安定の「JVM410H」と「1960A」。
今回もこの「Marshallコンビ」で図太い轟音をブチかましてくれた!
使用したギターは全編を通じて7弦だった。
いつも通りショッパナから猛烈に盛り上がる~!
続けざまに「花美」。
エ、もうやっちゃうのッ!?…イヤ、個人的にとても好きな曲なもんスから。
さっそくみんなで中央の台に「スタンダップ」!
ココでメンバーからひと言ずつご挨拶。
「『オラに元気を分けてくれ!』的な感じで皆さんから元気をもらっていいですか~!
(大歓声)
もうチョットもらっていいですか~!
ありがとうございます。
皆さんのおかげで今日一日乗り切りたいと思います!」
昨年リリースしたシングル「Our Fate」。
Yukiちゃんがステージ中央の台に乗り、3人がステージ後方の上の段に。
Yukiちゃんのシャープなソロがバッチリとキマる。
続けて『Seeds of Hope』から「Unapologetic Freedom」。
気風のよいドライビング・チューンでAyasaさんのヴァイオリンが響きまくった。
同じく『Seeds of Hope』から「Red Line」でどこまでもいくゾ!
MIZUKIちゃんとMINAちゃんのコンビが繰り出してくるパワフルなリズムはまるで重戦車が疾走しているかのよう。
曲の場面に合わせてバラエティに富んだギターの演奏スタイルが飛び出してくる1曲。
関西弁をネタにしたMCで盛り上がった後は最新のEP『Rising In Bloom』から「Checkmate」。
チェスの白黒の盤面をイメージしてAyasaさんが作詞をしたのだが、「白黒ではツマらない」ということでメンバー各々のテーマにしている色をイメージして書いたのだそうだ。
Ayasaさん自身は「紫」。
Yukiちゃんはもちろんブルー・ローズの「青」。
曲は勇猛に展開していく。
『Seeds of Hope』の「Don't Look back」から…
再び最新EPに戻ってシングル曲「The Weightof Choice」。
あかねちゃんがジックリと、そしてシットリと歌い込んでお客さんの耳をそばだてさせた。
Ayasaさんの魅力的なヴァイオリンのフレーズでスタートするのは「残された果実」。
スウィング・ビートを取り入れたとてもドラマティックなナンバーだ。
この辺りはショウの中間の大事なところ。
とにかくコレでもか!と客席を畳み込むようにして曲がジャンジャン続く。
あかねちゃんが一旦ステージを離と、EOEのステージには欠かすことができないインストゥルメンタル・チューンに突入した。
セットリストには「INST」とクレジットされたまだ題名のない器楽曲。
ttYukiちゃんがファンク・ストラミングから入って…
Ayasaさんがテーマを奏でる濃密なナンバー。
MINAちゃんスラップ・ベースがウナりまくり…
MIZUKIちゃんが強力なビートを叩きだす!
問答無用でカッコよかったです。
やっぱりヴァイオリンという楽器が入っているとバンド・アンサンブルの表現力が飛躍的に高まって、こうしたインストゥルメンタル曲が実に映えるね。
あかねちゃんがステージに戻ってプレイしたのは…
EOEスタンダードの「鈍色のラビリンス」。
AyasaさんとYukiちゃんのインタープレイが展開!
続いてのMCはツアーを通して「Yukiちゃんがオモシロい人であることが再発見された」という話題。
Ayasaさんとあかねちゃんが「知られざるYukiちゃん」の話を次々と暴露。
そのひとつが「Yukiちゃんのポルノグラフィティ好き」。
かつてはファン・クラブに入っていて、ギターを嗜むお父さんからギターを始めることを勧められたという。
アレ?「朝起きたらギターを始めていた」という話もあったような…。
EOEは「溝口健二の長回し」のようにドバ~っと固めて曲を続けちゃう。
スミマセンね、こんなワケのわからないことを言って。
「溝口健二」は世界的に有名な昔の映画監督。
「長回し」というのはカットを入れないで(=ワンカット)延々と撮影を続ける映画の撮影手法。
ミスってしまうと大変なことになるので俳優は過分な緊張を強いられるが、その分、画面にも緊迫した雰囲気が出る。
こういうことを知って映画を観ると楽しみが増します。
アルフレッド・ヒッチコックは基本的にこの手法で『ロープ』という80分のサスペンス作品を撮った。
数年前に『カメラを止めるな』とかいうワンカットの映画が話題になったが、ヒッチコックは約80年前にもうコレをやっていたんだね。
…ということでもう最後のセクション。
ココからワンカットで最後まで長回しでブッ飛ばした~!
まずは『Rising In Bloom』から「Telepathic」。
Yukiちゃんはココからギターを持ち替え。
弦の数は7本のまま。
あかねちゃんが扇子をカッコよく使って見せたのは「Darkside Lotus」。
レーザー光線がビンビンと飛び交う中、中央の台に上がる3人。
何でもなくサクサク動いているけど、コレ…ステージ上での動きを頭に入れるだけでも大変だよね~。
後ろを向いて手を上げるフリを取り入れている曲は「Shooting Star」。
7弦ギターを縦横無尽、自由自在、豪放磊落に使いこなしてのギター・ソロ。
音、太ッ!
やっぱり真空管アンプをちゃんと使って弾くギターのサウンドは素晴らしい。
現在、あまた存在する女性ギタリストの中にあって、YukiちゃんがMarshallで出すギター・サウンドは「最高峰」と言ってよいでしょう。
4人がステージ後方の段に上がったのは「IKIZAMA」。
あかねちゃんのシャウトがモノを言う胸のすくようなドライビング・ナンバーに客席は大エキサイト!
段の上の皆さんも大エキサイト!
楽しそうだな~。
そして本編を締めくくったのは「Breaker」。
Yukiちゃんが8分で刻むギターにAyasaさんが絡むスリリングな出だしから…
あかねちゃんがハードなメロディを歌い上げていくヘヴィ・チューン。
Yukiちゃんのギター・ソロを含む後半のバンド・アンサンブルのパートが最高に冴えているのだ。
こうして熱狂する観客を前に5人は本編全16曲を披露した。
すかさず凄まじいまでの「アンコール!」の大絶叫が会場内にコダマする。
今回は特典がゲットできる「グッズ付きチケット」が発売された。
このチケットを購入すると、今回のツアーのロゴ・サインが入った会場によって色が異なるナップザックと…
リフレクター・キーホルダーがプレゼントされるという寸法。
このZepp Diver City公演では黒いナップザックとピンクのキーホルダーが提供された。
写真はZepp NambaとNagoyaでの特典だ。
さて、アンコール。
お召し替えをしてステージに戻って来た5人。
まずは『Seeds Of Hope』から「Doesn't Matter」。
「Doesn't matter」といえばジェイムス・ディーンの『理由なき反抗(Rebel Without a Cause)』に「It doesn't matter!」と繰り返すとても印象的なシーンがあった…なんてこととは関係のない耳馴染みのよいストレートなドライビング・チューン。
8分で刻むAyasaさんのヴァイオリンのバッキングがカッコいい。
恒例の各メンバーによるEOEオリジナル・グッズ紹介のコーナー。
遠くから見ていてYukiちゃんが手にしているグッズが一瞬長い「数珠」に見えてビックリしたが、そんなワケはない。
今回Yukiちゃんが紹介したのは「Rising to Edenスマホショルダー」。
ブラック/ホワイトとブルー/ホワイトの2種類を紹介した。
さぁ、いよいよ本日最後の曲!
EOEのキラー・チューンのひとつ「Evolve」で5人が華麗にショウを締めくくった。
East Of Edenの詳しい情報はコチラ⇒Official Website
「ありがとうございました!」
こうしてEast Of Edenは8月9日の追加公演までを走り抜けたのであった!
(一部敬称略 2026年7月3日 Zepp Diver Cityにて撮影)