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2025年8月26日 (火)

マーシャル・ジン正規販売開始!

2023年6月2日の記事でMarshallのジンが発売されることをお知らせした。
意気込んで例によって色々と書いたものの、残念ながら諸般の事情によりその時点で日本国内で流通することはなかった。
その時の記事はコチラ
  ↓  ↓  ↓
Marshall London Dry Gin発売!

それから早くも2年が経過してしまい、その間並行輸入品も散見されたようだが、今般いよいよ「正規輸入品」として日本国内で販売される運びとなった。
イザ初陣!…ナンチャッテ。
Long 名称は「Marshall LONDON DRY GIN」。
略して「マージン」…と呼ばれるかどうかは知らない。
60「ドライ・ジン」というのは、19世紀に発明されたそれまでとは異なる蒸留機を使用して作られたジンのことで、それまでの「オールド・トム・ジン」と呼ばれていた甘みを含んだ旧来のジンとは異なり、辛口で雑味の少ない良質なジンを指す。008a0046しからばどんなお味なのか?…ココはお酒のプロである輸入販売元「都商会」の言葉をお借りることにする。
口当たりはなめらかで、ジュニパーとコリアンダー・シードの風味が心地よく広がり、シトラス・フルーツの複雑なニュアンスが味わいに奥行きを与えます。
香りはふくよかで、ほんのり甘く、やさしい滑らかさが印象的。
クラシックなジンの骨格に繊細なバランスと洗練された余韻が宿っています
私も頂いてみたが、まさにそういう感じ。
2023年の記事にも書いたが「ジュニパー」というのは「Gin」の語源だからしてジンがジンある最も肝心な成分。
Fr_2ジンの原材料としての場合は違うのかもしれないが、イギリスへ行くと「パクチー」のことを「コリアンダー」と呼ぶ。
私はホントにパクチーが大のニガテで、どんなに小さなカケラでもひと粒でも入っていればすぐにそれとわかる。
ロンドンに行ったある時、ツユもの、ダシものが恋しくなるとベトナム料理店へ行ってフォーを食べればよいことに気がついた。
ところがダマっていると遠慮なくパクチーをブッ込んで来る。
そこで2回目は当然「パクチーを絶対に入れないでね」と給仕のボーイに頼んだ。
ところがどうしても「パクチー」が通じない。
「The green stinky leaves」とかさんざん説明すると、ようやくそのボーイが「Ah! You are talking aboht the coriander, aren't you?」となって事なきを得た。
こういう英単語は一発で覚えるね。 Cad数年後、NAMMに行った時のこと。
アメリカに行ったとてやはりツユもの、ダシものが恋しくなる。
すると、ホテルの近所にフォー屋が出来ているのを発見した。
ある晩、Marshall Recordsの関係でThe Policeの元マネージャーから「House of Blues」でのスティーブ・ヴァイのコンサートに誘われたのだが、私はその晩は「絶対にそのフォー屋に行く!」と心に決めていたのでその誘いを断ってひとりでフォーを食べに行った。
ウェイトレスが寄って来てオーダーを取る。
もう大丈夫!意気揚々と「コリアンダーは入れないでね!」とウインクかなんかしてみせた。
反応はアレ?…ダメなの、ゼンゼン通じないの。
そのウエイトレスはテーブルを離れて仲間のところへ行き、ヒソヒソ話しながら小さく私の方を指さしている。
「あのオッサン、『コリアンダー』とかなんとか言っているけどアタマがおかしいんじゃないかしら?」ぐらいのことを言っていたのであろう。
そう間を空けずしてそのウエイトレスは私のテーブルへ戻って来て「コリアンダーは入っていません!」とキッパリ宣言した。
ホントか~?
運ばれて来たフォーを見ると…パクチーはまったく入っていなかった。
結果、今でもアメリカでパクチーのことを正式に何と呼ぶかは知らないままにしている。
脱線終わり。Img_2755_2ところでこのジン、そもそも見た目がいい。
側面はこのようにMarshallのスクリプト・ロゴのエンボス加工(?)が施されている。80vコレは背面のようす。
アルコール度数は43%。
内容量は700ml。
「Dr. Jim Marshall OBE」のサイン入りだ。
ま、私の記憶ではジムがジンを飲んでいるのを見たことがないが…。
ジムはスコッチ派だったから。
90v黒に金に白…Marshallトリコロールが映えるボトルは飾りとしてもバッチリ。
110現在は「発売記念セール」としてアンプの意匠を施した化粧箱入りのセット販売も展開している。

90s6本入り。
飲みすぎ注意。
ジンは口当たりがいいからネェ。
「ウィリアム・ホグワース」という有名な風刺画家が描いたように、18世紀の前半にロンドンでは「Gin Craze」というアルコール禍の時代があったぐらいだから。100これがそのホグワースの版画。
街中みんなヘベレケ。
30vs ところで、上掲の都商会はMarshallビールの輸入販売業者。
ビールも相変わらず大好評だそうだ。
実際、メチャクチャおいしいもんね!
170v_2ジンもよろしくお願いします!
  
Marshall LONDON DRY GINの詳しい情報はコチラ⇒都商会公式ウェブサイト 
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