後藤マスヒロ PLAYS NATAL!
モノ・マガジン(ワールドフォトプレス刊)の最新号に、な、なんとNATALが登場している!
コレ、一般の雑誌では初めてのこと。
「1」どころか「0」からNATALに取り組んで来た私としてはとてもうれしいことだ。一方、Marshallはかつてモノ・マガジンさんに取り扱って頂いたことがあるのです。
それはMarshallが2003年に創業40周年を記念してリイシューしたJCM800 2203。
ドカっとご紹介頂いてとてもうれしかったのを覚えている。
下が実際の記事。
…というのも、イギリスの工場の検品係の人を除けば、恐らく私は「世界で一番2203をたくさん弾いた男」だと思っていたからだ。
要するに倉庫に積んであった2203を1台1台をすべてギターをつないで検品したから。
「いいな~!」なんて思いなさんな。
箱から出しちゃ、試して箱に戻す…これをひがな一日延々と繰り返した。
腰が死んだわ。
でも、オモシロイことはオモシロかった。
この時から20年…そりゃそうだよナァ、去年60周年だったんだから。
私もMarshallに関わり出して今年で25年が経過したよ!
さて、今回のNATALの登場は金属恵比須の総帥、髙木大地さんのおかげ。
髙木さんはもちろんMarshall弾きで、モノ・マガジンに「髙木大地の狂気の楽器塾」という連載ページを持っていらっしゃる。
その中で金属恵比須のドラムスの後藤マスヒロさんの評価を交えてNATALを紹介してくれたのだ。
ありがたや~!ところで、金属恵比須と出会ったのはそれほど昔のことではない。
金属恵比須のメンバーがCreaturesとしてダミアン浜田陛下のサポートを務めた2021年11月のことだった。
でも、あれからもう丸2年経ったのか! 寡聞にしてこの時、私は金属恵比須を存じ上げなかったが、聞けば「プロッグ・ロックのバンド」っていうじゃん?
それで、金属恵比須ではベース、Damian Hamada's Creaturesではギターを弾いていた栗谷秀貴くんを介してお近づきとなった。
秀貴くんは先頃金属恵比須を脱退してしまったが、事務所まで来てくれましてね。
2人で「Frame by Frame」かなんかを弾いたりして楽しかった。
そうして私は金属恵比須に出入りさせて頂くようになった。私、プロッグ・ロック好きじゃん?
スッカリ金属恵比須が気に入ってしまったというワケだね。 それでカッコいいワケよ、ドラムスが!
で、ビックリしたのがマスヒロさんのキャリア。
人間椅子にいらっしゃったということは知っていたんだけど、頭脳警察にもご在籍だったということを知らなかった。
直接お話をしてみると出て来る出て来る、共通の知り合いが!もう笑っちゃうぐらい。
それが誰かと尋ねるならば…皆さん70年代からロックの世界でご活躍のベテラン・ミュージシャンよ。
先頃Marshall Blogに追悼記事を書いたぐらい私はパンタさんが好きだったので、マスヒロさんのキャリアに大変感動してしまったのです。
オマケに…
頭脳警察が2004年にリリースした『万物流転』というライブDVDのドラムスがマスヒロさんだっていうじゃない?
ウチのDVDの保管ファイルから引っ張り出してチェックしてみると…出てる出てる!
「銃をとれ」とか「悪たれ小僧」とかを演っちゃってるワケよ。
メチャクチャうれしくなっちゃってネェ。さらに金属恵比須のメンバーのサポートを得て2017年に発表した『INTENTION』というマスヒロさんのソロ・アルバムも聴かせて頂いた。
コレがすごくヨカッタのです。
ドラムスが出すぎるワケでもなく、かといって引っ込むワケでもなく。
新しいような懐かしいような。
立派な音楽がたくさん詰まっている好盤だ。
ピクチャーCD仕様なのもうれしい。
そんなだからマスヒロさんにNATALを使ってもらえたらいいナァ~…とズット思っていた。
そして…下は先月の25日、横浜のランドマーク・ホール。
金属恵比須があるイベントのトリを務めた(レポートは後日掲載予定)。ジャジャ~ン! どうよ…マスヒロさんが叩いているドラム・キットは間違いなくNATALじゃないの? そうです。
後藤マスヒロさんはNATALプレイヤーになられたのです!
Marshallファミリーへようこそ!自分が取り扱っている楽器を好きなミュージシャンに使って頂く…コレがこの仕事の一番の醍醐味なのです。
マスヒロさんがモノ・マガジン誌上でNATALをどうご評価されているかって?
ココに書きたいけどガマン。
もちろんしっかりとホメて頂いています。
ゼヒ雑誌をお買い上げ頂き髙木さんのページをご覧くだされ!
次の金属恵比須が楽しみだ!
金属恵比須の詳しい情報はコチラ⇒Kinzoku-Yebisu Official Web