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2023年11月22日 (水)

MASHA PLAYS VINTAGE REISSUE PEDALS

  
SilexのMashaによるビンテージ・リイシュー・ペダルのデモンストレーション・ビデオ出来!10例の4種類のエフェクト・ペダルね。
そういえば、最近はこうした類のモノを単に「ペダル」って呼ぶようになって来たね。
こうして私が「ペダル」と呼んでいるのは本家Marshallの影響なんだけど、かつては「エフェクター」と言うのが常だった。
ず~っと昔は「アタッチメント」なんて呼び名もよく耳にした。
海外では「Stomp Box(ストンプ・ボックス)」なんて言っていたようだけど、コレは日本では全く定着しなかった。
「Stomp」というのは「踏みつける」という意味ね。
ザッパに「Carolina Hard Core Ecstasy(1975年『Bongo Fury』収録)」というSMをテーマにした名曲があって、その中で「Now darling, stomp all over me(さぁ、私を踏けまくって!)」という歌詞が出て来る。
ナンでこんなことを書くかというと…
05私は、かつて名古屋のなぞなぞ商会もレパートリーに取り入れていたこの美しい曲が大好きで、イントロの弾き方をザッパの生前最後のツアーに参加したマイク・ケネリー(Mike Keneally)からフランクフルトで直接教わったことがある…という自慢話がしたかっただけ。
残念ながらこの曲はそのツアーのレパートリーに入っていなかったんだけどね。
下はその時のようす。
ナンダナンだ、私、デレデレだな。
マイクはこの後のステージで、ベースのブライアン・ベラーと「Inca Roads」をデュエットで完璧に再現した…アタシャ、それを見て腰を抜かしたわ。
二度と経験できないいい思い出。
Mike さて、Mashaくん。
まずはBLUES BREAKERから…

25sMashaくんは1998年にMarshallが当時新たに発売したペダル・シリーズの「Blues BreakerII」を使ってくれていたこともあって、モノは異なれど操作はお手の物。380 クリーン⇒クランチとサウンドを変化させて魅力を弾き出してくれた。
20続いてはThe Guv'nor…26sMashaくんが学生の頃に大ヒットしていたというシロモノだけあって、これまた水を得た魚のようなデモンストレーション!
30このプレイもさることながら、解説が実にうまい。
やっぱり機材を知り尽くして第一線で弾きまくっている人だけに、その説明も実に的確だ。10_ex_guv ところで今回のデモンストレーションに当たってはSTUDIOシリーズから「SC20C」を使用してもらった。
Mashaくんは実際にJCM800 2203を使っていたからね。
これまた勝手知ったるところ。

35sさらにDRIVE MASTER…30sDRIVE MASTERは、お試しになった皆さんが口を揃えて…と言いたいところだけど揃わないのよ。
チョット独特なサウンドをとてもお気に召して頂けるんだけど、何とも説明がしにくいらしい。
若い人がやたらと口にする「ん~~~、ナンだろ」ってヤツ。
でも、Mashaくんはスパっとやってくれた。
さすがです。
もちろんデモ演奏も完璧にクライング!Ex そして、SHRED MASTER…40s 「ハイ、シュレッドさせて頂きました」…と、ビデオには収録できなかったが、コレはMashaくんが撮影の時に実際に発したコメント。
そんな胸のすくような美しいシュレッディングを収録した。
コレも説明もすごくヨカッタ。33で、このデモ・ビデオはココからがまたスゴイ。
MashaくんがMarshall GALAのために作曲してくれた「Got A Large Ambition」を私のワガママなアイデアに沿ってイヤな顔ひとつ見せず演奏してくれたのだ。
自分で言い出したこととはいえ、撮影の後の編集作業で私は地獄を見たけどよ。
そんな内容ゆえ、最後までご覧くだされ!
はい、お楽しみ頂けましたでしょうか?
Marshallのビンテージ・リイシュー・ペダル、よろしくお願いします。10_0r4a0150 さて、MashaくんのSilex。
来る12月3日、新宿のWild Side Tokyoで新メンバーによる単独公演を開催する。
楽しみですわ~!10_wstSilexの詳しい情報はコチラ⇒Silex Official Website50

200 (一部敬称略  Marshige Studioにて撮影)