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2022年12月 9日 (金)

THE EVERLASTING LIGHT~Lift Off! New Silex <後編>

 
やっぱりこれじゃヘンだよな…と考えたのは、<前編>での新加入のシンガーの「Choさん」という呼び方。
だってChoさんだけ「さん」付けはおかしいでしょう?
Mashaくんも達也くんも昔から知っていて、かなり年下なので「くん」付けで呼ばせてもらっている。颯くんなんて彼が学生の頃から知っていて、学園祭にお邪魔したこともあるし、そもそも私の「子供」よりも「孫」に近いぐらいの世代の人だからして「さん」付けはかえって不自然だ。
「Kohtaさん」はドラマーの方と同じ呼び名になってしまうのでシックリこないし、「kohtaくん」と「くん」付けにした方が座りが良い。
翻って「Choさん」…ナゼか自然と「Cho」には「さん」を連ねてします。
ナンでそうなっちゃうのかチョット考えてハタと思い当たったのがドリフ…ドリフターズね。
我々の世代だと「チョー」と来られると自然に「さん」を付けてしまうのが普通なのでなかろうか?
「歯ァ磨いたか?」、「宿題やったか?」の「長さん」である。
そこで、ひとりだけ「さん」ではヨソヨソしいので<後編>からは親しみを込めて「Choくん」と呼ばせて頂くことにする。
「Choくん」…ちなみに間に「ち」を入れれば「趙治勲」。
コレで白黒ハッキリしたな。(註:念のために説明しておきますが「趙治勲」というのは史上最強の棋士のこと。『白黒』は碁石に引っ掛けたシャレです)
 
そんなところから始まる新生Silexの東京でのお披露目公演、『THE EVERLASTING LIGHT』のレポートの<後編>。
まずはKohtaくんのキーボーズでスタート。10「Cry for the Moon」だ。
いいメロディだナァ。
この美しいメロディを感情を込めてChoくんが完璧に歌いこなす。20v そして、曲はKohtaくんのソロを経て…30vMashaくんのソロへ。50vドラマチックに、センチメンタルに…そして、ダイナミックに曲が展開して終わる。40ココでChoくんがステージを降りて4人体制のSilexとなった。
お楽しみのインストゥルメンタル・コーナーだ。
メンバーの皆さん、これから死ぬほど弾いて頂きます。60_2曲は「Wind from the East」。
悲し気なメロディを情感豊かに奏でるMashaくん。
それもそのはず、コレはMashaくんが敬愛するジーノ・ロートに捧げた曲なのだ。
90v_2そのMashaくんの感情をくみ取った3人の演奏も素晴らしかった。0r4a0099_2

S41a0054

S41a0127 今度は3人が姿を消し、Mashaくんだけがひとり舞台に残った。100_gs「Aria」と名付けたバッキング・トラックを使っての独奏。
前曲の情感をますます拡大したかのような感動的なプレイ。110v_2タイトル通り「G線上のアリア」の名旋律が聴く者のムネに突き刺さった!120いい演奏もいい音から。
Mashaくんの美しいギターの音色はMarshallが出しています!
130v_2メンバーがステージに戻る。
「ドラムスの達也です。
今日初しゃべり…東京初の新生Silex楽しんで頂けてますか?
こうしてライブができるのもうれしいですね。
ボクが加入したのは2020年でコロナの前なんですけど、初ワンマンがなくなってしまったり、これまで色々とありました。
ですから、全メンバーが揃った状態でこうしてライブができることが今すごくうれしくて!
待っていてくれた皆さんのおかげです。
ありがとうございます!
これからドンドン演っていきましょう!」140v_2もう1曲インストゥルメンタル・ナンバーを…。
コチラはおなじみの「Foevermore」。160_fmこれまた壮絶な演奏だった。170vしかし、こういう音楽って作るのもナンなんだけど、各パートの皆さん、よくフレーズを覚えていられるナァ…と、いつも感心してしまう。
180_2ドラム・フィルも同様。
クラシックのコンチェルトやピアノ・ソナタのソリストほどではないにしても、「覚える」ということはそれだけ繰り返し練習をしていることに他ならず、人前で1曲演奏するために膨大な時間を費やしているハズ。
しかも、1回限りではなく、それをアタマと身体でキープしていなければならない。
商売とはいえ、大変なことですよ。
190この曲ではタップリとkohtaくんがフィーチュアされた。200v_2「キマったゼイ!」という表情でしょう、コレは。
ハイ、バッチリとキマっていましたよ~!220まだ続くインストゥルメンタル・コーナー。
なんかYesみたいでいいね。225達也くんのドラム・ソロだ!220v_2バリエーション豊かなパターンでソロを組み立てる。250「♪シャンシャンシャシャシャン」と、お客さんのアオリもはさんでいい感じ!0r4a0240 最後は渾身の乱れ打ち!
徹底的にドカドカ演って頂きました!
S41a0538 達也くんの相棒はNATAL。
素晴らしい叩き手のおかげで今日も抜群の音を聴かせてくれた。265Choくんがステージに戻って「Your Star will Shine」。
5月のライブでは「新曲」と紹介された曲。
270_yswsジャケットを脱ぎ捨てて一層エキサイティングに声を張り上げるChoくん。280v_2続いてはコレもSilexスタンダードの1曲と言ってもいいでしょう…「Destiny」。290_dstショウが佳境に入り熱気がドンドン上がって行く!300ドラム・ソロの熱演の疲れもみじんも感じさせない達也くんのパワー・ドラミング!
230v_2さらに叩き込むようにして「Standing on the Grave of Yesterday」を演奏した。
私が一番最初に耳にしたSilexの曲。
310_2Bメロっていうのかな?グッと落とすところ。
その初めて聞いた時のこと、このパートはライブで歌うのが難しいだろうな…と思ってMashaくんにも言った覚えがある。
Choくん、完璧。聴いていて安心、安心。
サビのハイトーンから何から全編を通して難なくサラリと歌いこなして見せてくれた。
S41a0627
Kohtaくんはホントに朗らかでいいナァ~。
私はこういう人になりたいよ、いつもニコ二コね。
そして、弾くところは弾く!
80vしかし、ナンですな。
曲の作りの丁寧さとギターを中心としたレベルの高い器楽演奏能力で、Silexはこの手の音楽を演奏するバンドの現在の最高峰のひとつと言って間違いないであろう。
そして今般手に入れた「声」がそれを確固たるものにしたと思う。360v_2「次で最後の曲になります。駆け抜けて参りましたが、あっという間でしたね。皆さん、楽しんでますか?」
400「新生Silex楽しんでますか?
素晴らしいですね~。最後に言っておきたいことありますか?」と颯くんにマイクを向けるChoくん。
「新しく”Cho”さんと“Khota”くんが入って新しい風をビュンビュン吹かせいくので今後ともよろしくお願い致します!」
370_2「さっきのしゃべりで自分のハードルを上げてしまった!
ソレもコレもオモシロイから!
次の曲最後になりますが…本当にあったかいね。
こんなに皆さんに愛されているSilexのメンバーの一員になれて幸せです。
ファンの皆様と一緒に大躍進して参りたいのでお力添えをどうかよろしくお願いいたします!」380v「やっぱりシンパシィーを感じます。
彼とボクとでは10歳違うんです。
ボクは彼ぐらいの時はもうチョットしゃべれたかなぁ~…一緒ぐらいかな。
すごく雰囲気が好きなんです。この似たような感じがいいでしょ?
次の曲でホントに最後です。
みんな知ってるSilexの曲はもう全部演ったんじゃないかな?
これだけたくさんの方に駆けつけて頂いて本当に感謝しております。
それでは、最後の曲でテンションを最高潮にしたいと思います。
ありがとうございました!」390v最後を締めくくったのは「Cry for You」。400_cfyアンコールをしないのがSilex流。
つまり本当に今日の最後の最後。
コレがまた実にカッコいい!
燃えたね、5人が!410v

420v

S41a0630

440v

460v_2フィニッシュ!
「ありがとう~!」
客席から割れんばかりの拍手がSilexに送られた!470_2最後にMashaくんからご挨拶。
「楽しかった~、ありがとうございました!
本当に終わりです。こういうスタイルでやってきておりますので。
改めましてメンバーを紹介したいと思います。
いつものベーシスト 颯…ようガンバらはった!
ドラムスの達也…今回で2回目のライブ。
いろいろな爪痕を残しまくったキーボーディスト、Khota。
そしてSilexが新たに手に入れることができました声…スーパー・ボーカリストのCho!」
そして、ChoくんがMashaくんをこう紹介した。
「そしてそして言わずもがな、もう日本のメタル界の至宝…ギター、Masha!
この5人で新生はSilexやっていきます!」480「ありがとうございました~!」
 
Mashaくん、Silexの再始動おめでとう!
とにかくこれからナニがあってもSilexの音楽を創り続けてください!  

Silexの詳しい情報はコチラ⇒Silex Official Website

500_2コレで楽しかった新生Silexの船出を記念するライブの記録を半永久的に残すことができました。
記録しておかなかったらナ~ンにも残らない。
こうしておけば、いつでも、どこでも、行った人はこの時のことを子細に思い出すことができるし、行かなかった人はその様子を窺い知ることができるというワケ。
Marshall Blogに出ることは「残す」ことなのです。
それがMarshall Blog!
 

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200 (一部敬称略 2022年11月19日 四谷Honey Burstにて撮影)