SHOW-YA『組曲』~Battle Orchestra~ <前編>
昨夏に全曲英語詞の曲を収めた意欲作『SHOWDOWN』をリリースしたSHOW-YA。
結成35周年を迎えた後も圧倒的な「攻め」の姿勢を崩さず、1月の末にバンド史上初となるオーケストラを従えた『組曲~Battle Orchestra~』と題したコンサートを開催した。
今回のそのレポートの3本立て。
ショウは2部構成で、まずはいつも通りのバンドのみのフォーマットからスタートした。 寺田恵子五十嵐☆sun-go☆美貴
角田"mittan"美喜オープニングは「私は嵐」。ああ、この曲、この面々、そしてこのホーム感!
シアワセ~!sun-goさんのソロから…。
私は下手へダッシュ!
さとみさんのベース・ソロだ。
聴く者のノド元に匕首を突き付けるような鋭いプレイ。
この曲にこのパートを組み込んだアイデアは素晴らしい!
そして、私は中央よりやや上手のポジションに向かって再びダッシュ!嵐ポーズ!
この一連のルーティンをこなすのが猛烈にスキ。
何回やっても愉悦に浸ることができる。「Thank you!どうもありがとう。
今日は最後まで楽しんで帰ろう!
Are you ready?」
2曲目は「LOOK AT ME」。レコードもコンサートも2曲目が大事。
たたみかけるようにして演奏するドライビング・チューンに会場は大興奮!
キャプテンを挟む恵子さんとさとみさん。
そこから出てくるのはスケールの大きなキャプテンのソロ!「LOOK AT ME」の見どころのひとつ…。ダブル・イナバウアー!
こうして身体をエビ反らせることを我が家では勝手に「イナバウアー」と呼んでいるが、世間的にはどれぐらい通用するのだろう。
しかし、このお2人のイナバウアー…本当にスゴイと思うわ。
私なんかコレ、子供の頃から全くできないもんね。
ちなみに前屈の測定でプラスになったことは一度もない(前屈の測定値は0になるまではマイナスを付ける。指先が0より下に行った距離がプラスになる)。
いつも指先はつま先のはるか上だ。そして、sun-goさんの轟音ギター・ソロ。今日もMarshallがsun-goさんの轟音づくりのお手伝いに努めております。
ヘッドはJVM410H。スピーカー・キャビネットは1960BDM。足元のようす。3曲目は2017年のアルバム『AURORA』から「MONSTER」。
川崎のレコ発フリー・アコースティック・ライブが懐かしい…アレからもう5年か。
モンスター・ポーズを織り交ぜて迫力の歌を聴かせてくれる恵子さん。
その歌声はモンスター級。 mittanと…さとみさんのコンビネーションが生み出すヘヴィなリズムも同じくモンスター級だ!新旧取り混ぜてのアタマ3曲。
ツカミは完璧!「どうもありがとう!
こんにちは、SHOW-YAです。
今日のこのライブが今年初のライブになります。
そして今年はトラ年…ココに年女が1人います…そう言えばわかるよね?
今年、還暦~!!」
その前日、私も還暦を迎えます。
今年はMarshallも還暦です。
ああ、めでたいナァ~!
「さて、今回は2部構成です。
別に体力がないから2部構成にしてるわけじゃないからね!
1部と2部の間に20分間の休憩がありますが、その間は換気したりとか、みんなはグッズを買ったりとかすると思うんでね。
ココ笑うとこ…。
それぞれの舞台、ステージを楽しんで帰って欲しいなと思っています。
よろしく!」
「そして、配信のみんな~!
見てますか~?
今回、来たくても来れなかった人とか、けっこういると思うんだよね。
なんなら酒飲みながら楽しんでね~!」 「去年『SHOWDOWN』というアルバムが世界リリースされました。
まだ、買ってない人っているのかなぁ?
正直に手を上げてごらん…怒らないから!
怒らないけど殴るかもしれない。
アハハ!コレは愛のムチです…ということで、みんなは買って予習してきたんだぁ?
『しまったぁ!まだ、買ってない!申し訳ない…すまないなぁ、SHOW-YAガンバってるのに…まだアルバム手に入れてないよ』って少しでも思った人?!
20分の休憩の間によろしく!
そこの扉開けたら、売ってるんで!」 「みんなが、声を出しちゃダメってなってから自分の話がウケてるんだか、ウケてないんだか…。
もともとスベる人なんですけど、お客さんの反応がわかりずらい2年間になっています。
なので、もし私の話がオモシロイ!と思ったら大きな拍手をお願いします。
(さっそく拍手)
アノね、みんな優しんだけどウチのメンバーは割と冷たいんですよ。
私がこうやってしゃべってる時でも、みんな自分のことしか考えていないんだよ。
(メンバーに向かって)ねえ、今年はお互いを労わる年にしませんか?
さて、今度はそのアルバム中から2曲演りたいと思います。
一緒に歌える人は歌ってください!」
ということで『SHOWDOWN』のコーナー。まずはリード・チューンの「EYE to EYE」。これまた怒涛のドライビング・ナンバーに会場の熱気が数ランク上がる。mittanのハードなドラミングがゴキゲンだ!
sun-goさんはギターを持ち替え。
さとみさんも持ち替えていたところを見るとこの曲はチューニングが違うのね?両手を固く握りしめて熱唱する恵子さん。
この曲に対する気合がいいように伝わってくる!『SHOWDOWN』からのもう1曲はこれもリードチューンの「TOKYO, I Scream」。
恵子さん、今度はペンライトを手にする。竿の2人は楽器を元に戻す。sun-goさんもペンライトを右手に持ってギターを弾いたんよ。そして、ソロ。
sun-goさんも忙しいです。
さすがにペンライトはポイッ。
ステージ下手奥で今日もコーラスにバッキングにと大活躍のキャプテン。
この後、思いかけず大変なことに!
ペンライトを差し出してポーズをキメた恵子さん。
こうして『SHOWDOWN』からの2曲を締めくくった。さて、今年も開催される『NAONのYAON』。
出演者も発表になって盛り上がってきた!
今年も4月29日は野音に集合!
NAONのYAONの詳しい情報はコチラ⇒NAONのYAON公式ウェブサイト
<中編>につづく
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(一部敬称略 2022年1月30日 LINE CUBE SHIBUYAにて撮影)