高梨康治~FAIRY TAIL Music Live~竜王音楽祭
「fairy tail」というのは「おとぎ話」とか「童話」とかいう意味の英語の正式な名詞の連語のひとつ。当然このことは知っていたけど、コレに形容詞があるとは知らなんだ。
間に「-」を入れて「fairy-tale」とすると「おとぎ話のような」とか「信じられないぐらい美しい」という形容詞に早変わりする。
そんなFairy-tailなコンサートのレポート。
テレビ東京系6局ネットで放送中のアニメ『FAIRY TAIL』の第1期より音楽を手掛けてきた高梨康治によるライブイベントが『高梨康治~FAIRY TAIL Music Live~竜王音楽祭』。
昨年9月末の開催から時間が大分経過してしまったが、今日のMarshall Blogはそのレポート。
会場のロビーにぎやかに彩る祝い花の数々。
高梨さんと何度もココのステージに立っている田野アサミさんのお名前が目を惹く。
Remi。
以上はMarshall Blogでは『Cure Metal』のレポートを通じておなじみの高梨一家の面々。
そして、ドラムスは實成峻。
まさかココで峻くんと一緒になるとは!
イヤ、facebookで事前に知ってたけどね。
「皆さん、ようこそ『竜王音楽祭』へようこそ!心をひとつにして楽しんでいきましょう!」
オープニングの「ドラゴンフォース」と「3人のドラゴンスレイヤー」。
高梨さんのソフトなMCを挟んで「ドラゴンスレイヤー(ナツの怒りのテーマ2)」、「鉄竜~くろがね~」、「ナッツvs未来ローグ」…次々と飛び出してくる『Fairy Tail』サウンド!
同時に飛び出して来るのは健至さんの極上Marshallサウンド。
強力なノイズ・ゲートを搭載したジョー・サトリアーニのシグネチャー・モデル、「JVM410HJS」なのだ!
もうノッケから「待ってました」の大盛り上がり!
「次はみんなの大好きな『エルザ』の曲。エルザの髪の色は何色?ライトを持っている人はその色にしてください!」
「エルザ・スカーレット」…「スカーレット」だからして「赤」。
続いて「キョウカ襲撃」。
「童子切のエセル」
エセル!いい名前だ。
私の場合の「エセル」は、まずFrank Zappaの25分の大作「Billy the Mountail」の準主人公。
そして、「この世で一番カッコいいリフ」とかのSlashに言わせしめたAlice Cooperの「Cold Ethel」。
ZappaもAliceも『FAIRY TAIL』とは関係ないけど…「エセル」はいいね。
続けて「解き放たれたし力」。「ココでまさかのアコースティック・コーナー」と高梨さん。
写真はバリッバリのエレキだけど、健至さんのアコギをバックに高梨さんがリコーダーの演奏を披露した。
曲は「ミラジェーンのテーマ」。
Remiちゃんの美しい歌声もフィーチュア!
「次はみんなのソロを大フィーチャーしたいと思います。みんなの好きな『グレーのテーマ』!」
ココから後半戦…「FAIRY TAIL メインテーマ 2014」。
「みんなこの曲大好きですよね!オレもです」と締めくくっておいて、「さて、ファイナル・シリーズ。新曲を作りました。がんばって作りました!まだCDになっていないので、今日は皆さん、世界初です!
『ナツのバトル』、『エルザのバトル』、2発続けてお聴きください!」と惜しげもなく新曲を披露。
ヘヴィなムードに戻って「ミストガンのテーマ」と「処刑人との死闘」。
「魔法大戦」、「エルザ対エルザ」、「雷炎竜吠える」と続けていよいよクライマックス!
「本当にありがとうございます。
長いことやりたいと思っていたことがかないました。皆さんのおかげです!
快く力を貸してくれたメンバーにも感謝しています」…と高梨さんが挨拶をして「FAIRY TAIL メインテーマ」を演奏し本編を締めくくった。アンコールにはサプライズで原作の真島ヒロさんも登場。