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2020年1月30日 (木)

『K3』レコ発コンサート~池尻喜子×長崎祥子×深井麻梨恵

05チョット、ごめんなさいね…今日のタイトルのこと。
勝手に『K3』なんて入れさせてい頂いたけど、「Keybordsが3人」ということです。
今日レポートするアーティストやイベントに関連する表記には一切そうした表現は使われていないことをまず申し上げておきます。
ようするに「G3」のマネをしてみただけ。
だって、正式なタイトルがメッチャ長いんだもん!
イギリスのウェールズにある「LLANFAIRPWLLGWYNGYLL-GOGERYCHWYRNDROBWLL-LLANTYSILIO-GOGOGOCH(ゲルゴウゲールウクウィールンドロブウリスランダスイハオゴゴゴッ)」という駅名よりは短いか?この最後の「ゴゴゴ」ってのが気になるな。
一方、「supercalifragilisticexpialidocious(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)」よりは長いんだどね。
ナニはともあれ「キツイ、汚い、危険」の「3K」ではありませんから…「K3」です!

10vイベントの正式なタイトルは下の本公演のチラシにあるように『池尻家×SHOKO solo project "Sonicscape"×深井麻梨恵 1st Compilation Album Release LIVE!!!』という。
ね?長いでしょ?

20vつまり…
 
池尻喜子

30v深井麻梨恵

40v長崎祥子
 
…の3人の女性キーボード・プレイヤーをフィーチュアした珍しいコンサート。

50v言い換えると、この3人の音楽をコンパイルしたアルバムの発売記念ライブなのだ。
コレがそのコンピレーション・アルバム『池尻家×SHOKO solo project "Sonicscape"×深井麻梨恵』…結局長ェ!

60cdスリーヴのデザインは、先日Silexの再始動のステージでドラムをプレイしてくれた内田伸吾さん。
皆さん多才ですな~。65そして、その3人の鍵盤姫たちを終始サポートしたのが…

ギターの樋口征宏。

70v樋口さんはMarshall!

80vベースは池尻晴乃介。

90vドラムスはウチ(NATAL)の伊藤"ショボン"太一。

100vショボンちゃんはNATALのウォルナットとバーチのキットを所有しているんだけど、持ってこれないのでウチのCafe Racerを使用。
以前のライブで叩いてこのキットをスッカリ気に入ってもらったのだ。

110スネアはコレ。激深胴。

11_s41a0050NATALのMETAシリーズのアルミ・シェル。14"×8"。
ショボンちゃんが叩くそのサウンドは素晴らしいのひと言。
音はどこまでも深く、切れ味鋭し。

70冒頭、池尻家のメンバー2人がごあいさつ。
「皆さん、こんばんは!火曜日だというのにたくさんお集まり頂きありがとうございます。今日はキャッチーな曲を選んで来ましたので楽しんでいってください!」

120喜子さんは昨年の11月3日に開催された『Marshall GALA2』でSHOW-YAのsun-go☆さんのチーム「THE CORAL CANDIES」で演奏して頂いた。下の写真はその時撮影したモノ。
Marshallとはそんなご縁。
そしたらアータ、NATAL Drumsのトップ・エンドーサーであるショボンちゃんと大の仲良しだって言うじゃないの!
それで大接近。
11_dsc_3209『Marshall GALA2』でもシッカリ「池尻家」をPRされていらっしゃいました。
その節は大変お世話になりました!

11_img_0014 さて、ステージはそのまま池尻家の演奏に突入。

1301曲目はCDのオープナー「Breaking the Limit」。

140v冒頭から暴れまわるショボンちゃん。
ク~、やっぱりいいね、ショボンちゃんのドラミングは!

150v派手なアクセントでスケールの大きさを強調する。
メロディはキャッチーだ。
喜子さんは「キャッチーな曲」とフザけて言ったのかも知れないが、演っていることは複雑でも70年代のロックで育った我々世代にはものすごくキャッチーというかポップに聴こえる。
もちろんいいとか悪いとかではないよ。
そもそも私はこういう込み入った音楽が大好きだでね。
世代が違うということ。
「世代の違い」は「ブルース感覚の有無」の違いということになるのかもしれない。
この曲でもクライマックスのメロディなんかホントにキャッチーですごく魅力的だ。160一糸乱れぬアンサンブルに織り込まれ行く樋口さんのギター!
ショボンちゃんも樋口さんもレコーディング・メンバーだ。170vどんな曲でもいつも楽しそうに演奏する喜子さん。
見ているコッチも楽しくなってくる。

180v「ハイ、ありがとうございます!池尻家です!
飛ばしましたね~。大丈夫ですか?
『祥子』、『麻梨恵』の2人のキーボード・プレイヤーの名前と共にCDを発売さえて頂きました。
今年に入ってこの企画を思いついて、ココまで長かった!
感無量です!
1曲目のタイトルは「限界突破」という意味で、2曲目は「Life Size」、「等身大」という曲です。
両方ともCDに入っています。
『限界突破』したけど『身の丈』で行こう!…という曲です。」180ピアノと…

260vベースの静謐なデュエットからスタート。

11_s41a0035 アンサンブルになって鋭いギターが斬り込んで来る。
やっぱりプリもパワーもホンモノの真空管のアンプで弾くと音がいいね。
音の太さと抜けがゼンゼン違う。
シュレッディング・ソロも素晴らしかった!

200曲はいいようにハードに盛り上がってい~く~!

220この曲でも縦横無尽なショボンちゃんのドラミングが大活躍。
こういう音楽のキモはやっぱりドラムスだよな~。

S41a0390「夫婦でナニかやろうということで一昨年から活動を始めました。アルバムまで出せるようになったのは皆さんのおかげです。
今後は『池尻家』単独のアルバムを出したいと思っています。次の曲は、そのアルバムに入れたいな~と思っている曲です。
晴くんの曲で今日唯一のバラードです」
5月23日のお2人の結婚記念日にここシルバーエレファントで記念ライブをするのだそうだ。
エ~、ウチも5月23日に入籍したんだゼ。はるか昔のことだけど。

325「日野」という曲。
日野はあの東京の日野。
私は中央線の駅すら降りたことがないのでわからないが、日野をイメージして作られた曲なのだそうだ。270樋口さんはアコースティックに持ち替え。

290v喜子さんの優しいピアノに乗って…S41a0091パートナー、晴くんのテクニカルでメロディアスなベースが徹底的にフィーチュアされた。

300v6弦ベースの音域の広さを前面に打ち出した説得力のあるプレイ!
そうか、日野ってこんなところなのか…今度行ってみようかな?という感じ。310ココでハッキリとCD販売の告知。
「悩んでいるなら買ってください。買って後悔してください。
買わないで後悔するより、買って後悔してください!」
なるほど………え、それって結果的に買わない方がよくない?
大丈夫です。
この手のサウンドがお好きな方にはバッチリのアルバムですから!

320v池尻家のステージの最後を飾ったのは…

330喜子さんのキラー・チューン「Yakudoshi」。
作曲が苦手だと思っていた喜子さんがこの曲を作ったことにより開眼したというおめでたい曲。

340「これでもか!」という劇的に展開を重ねる曲を完璧なコンビネーションで聴かせてくれた4人!

350

370v

370

380v5月23日の『結婚記念日ライブ』もこの調子で盛り上がることだろう。

390続いての出番は麻梨恵ちゃん。

400サポートの面々は変わらず。
樋口さん…

420v晴くん…

430ショボンちゃん。

440麻梨恵ちゃんはRieちゃんの『GG3』という企画で過去に2度ほどMarshall Blogにご登場頂いている。
460v1曲目はアルバム収録の「Help Me」。
チョット昔のScott HendersonのTribal Techみたいなサウンド。
コレはカッコいい!

490麻梨恵ちゃんの弾くメロディが実にクール!
そして、オルガン・ソロ!

450地を這うような晴くんのベースと…

11_s41a0180 ショボンちゃんのドラミングの絡み合いがまた爽快!

500v「ありがとうございます!新鮮な気持ちで聴いてくれてありがとうございます」
パソコンが苦手という麻梨恵ちゃんはレコーディングの準備に1年かかったとか…。
「次の曲は月が光っているイメージで作りました」

470v「Super Moon」という曲。
さらにアルバム収録の「Beyond the Green」をプレイ。480最後に初めてのオリジナル曲だという「Wonder」を演奏して持ち時間を終了した。

510v最後はSHOKO solo project "Sonicscape"のステージ。

520まずはアルバム収録のナンバー「Your Tale」。
祥子ちゃんのピアノによる美しいワルツのメロディから…

530vシャープなアンサンブルに。

540v祥子ちゃんも2016年の第1回目の『Marshall GALA』にNEO-ZONKとしてご出演頂いた。
好きだったんだよな~、NEO-ZONK。
この時、確かCDの物販で最も売れ行きがヨカッタのがD_DriveとNEO-ZONKだった。
それだけ衝撃的だったのね。

280 もちろんその時もドラムスはショボンちゃん+NATAL。
『Marshall GALA2』に出演した喜子さんは祥子ちゃんのご紹介。
祥子ちゃんはショボンちゃんのご紹介だった。
ショボンちゃんはバズーカスタジオのご紹介。
バズーカスタジオはCONCERTO MOONのノンちゃんのご紹介。
ノンちゃんは某楽器店のご紹介。
これだけのつながるのに15年かかってる。

330 「次の曲は安心して聴けると思います」
2曲目は、晴れの日に出かける女の子をイメージした曲、「Sunny Day」。

550v樋口さんのソロもフィーチュア。

570v「ショボンちゃんとは結構長い付き合いなんですよ。
私、こう見えても大阪人なんです。上京してからすぐにセッションでショボンちゃんと知り合いました。
たくさんのいい仲間と知り合い、東京生活もすごく楽しいです」
次の曲はアルバム収録の「Pararira」。
「タイトルに意味がないという私には珍しい曲です。コミカルな曲で、ショボンちゃんをフィーチュアしております」
祥子ちゃんってメチャクチャしゃべりが上手なんだよな~。
声がとってもいいからね。
そのトークはまるで歌のようだ。

580サンバですな。
コレもメロディがとてもいい。
この旋律が「パラリラ」って聞こえる…とか言ってたかな?
そういう曲名って結構あるんだよね。
有名なところでは山下洋輔の「グガン」とかね。
しかし、祥子ちゃんって優れたメロディメーカーだよね。

560そしてショボンちゃんのドラム・ソロ!590もうコレは写真を見てどんなにスゴいソロだったかをご想像頂くより仕方ない。

610v

620v音がまたいいんだ。
ショボンちゃんがNATALプレイヤーでホントよかったわ。

600

630vさらにアルバム未収録の曲をもうひとつ。
「最後に道がついて光がさし、『大丈夫』と思った時にできた曲」と曲紹介し、密度の濃い演奏を披露して出番を終了した。

640アンコールは『キーボーズだよ!全員集合』状態。

650下手に長崎祥子。

660v中央にこのイベントをまとめた池尻喜子。

670そして上手には深井麻梨恵。

680以上の3人を完璧にサポートした3人。

690vチョコチョコっと歌モノのバックを演るのとはワケが違うからね。
キメと変拍子だらけの面倒なヤツを片っ端から片づけて行った。
お疲れさまでした!

700曲はLiquid Tension Experimentの「Acid Rain」。
好きだね~!

710最後は記念撮影タ~イム!
あ~、オモシロかった!

720

200_3 
(一部敬称略 2019年11月26日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)