Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

« SHOW-YA ニューアルバム『AURORA』リリース・ツアー <前編> | メイン | D_Drive ~ A NIGHT AT DX »

2018年2月 6日 (火)

SHOW-YA ニューアルバム『AURORA』リリース・ツアー <後編>

  
<後編>はアコースティック・コーナーの続きから。
ステージには☆sun-go☆さんがひとり…。
「あ、客席を明るくしてください。ピンスポも消しちゃってください」
ヤメて、ヤメて!ピンスポは点けておいてください!という私の心の願いなど届くハズもなく、☆sun-go☆さんのソロ・コーナーが始まった。

10_2「私のSNSを見てる人?………予習ができていない人が結構いますね~?」
これから演奏するのは6年前から取り組んでいる☆sun-go☆さんのプロジェクトのテーマ・ソングに据えている曲。
「マザー・テレサの言葉に『私たちは大きなことはできません。小さなことを大きな愛を持って行うだけです』とあります」
いい言葉だ。
つまり「惻隠の情」ですよ。
単一民族国民である日本人のこのお家芸が最近はドンドンおかしくなってる…ように私なんかには見えます。
「みんな!一緒に歌ってくれるかな?大きな愛で!大きな声で!世界中に届くように!」と、☆sun-go☆さんが投げかけた曲は「We Are the World」。
みんなの顔を見ながら一緒にこの曲を歌うために、ピンスポを消して、客席の照明を明るくしたのです。

20v☆sun-go☆さんの思いに応えるように、客席が一丸となった大合唱が会場中に響き渡った。

30いつもやさしい☆sun-go☆さんらしい、あたたかさに満ちたワン・シーンだった。

40_2続いては恵子さん。
「音楽を演るのはそれぞれの思いがあってのこと。今回は珍しく☆sun-go☆が歌いました。なかなか可愛いセクシーな声だよね。
世界の貧しい人のことを思って☆sun-go☆が歌ったけど、私は『風の電話』のことを知って、いても立ってもいられなくて曲にしました」

50「風の電話」というのは電話線がつながっていないダイヤル式の黒電話のことで、傍らにはノートが置いてある。
場所は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町…そのある私邸の庭に設置されている電話ボックス。
来訪者はその線のつながっていない電話で亡き人に自分の想いを伝えたり、ノートに気持ちを記載したりする。
ことの始まりは震災前年…その私邸の主人である庭師が、亡くなった年上のイトコともう一度話をしたいとの思いで、海辺の高台にある自宅の庭の隅にその電話ボックスを設置したのだった。
その翌年に発生した東日本大震災の生存者が、震災で失った家族への想いを風に乗せて伝えられるように…と、その庭師は自宅の敷地を整備し、電話ボックスを開放した。
その電話機の横には…
「風の電話は心で話します。 静かに目を閉じ、耳を澄ましてください。 風の音が、又は浪の音が 或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら、あなたの想いを伝えて下さい(註:読点と句読点は筆者。漢字はママ)」
という言葉が添えられているのだそうだ。
70_2「一緒に歌って!」
曲は『AURORA』に収録されている「Voice」。
まさに「風の電話」の想いが音楽になっている。
音楽の力は大きい。

60v場面はガラリと変わってキャプテンのキーボーズ・ソロ・コーナー!
メンバーのソロの場面が続いてまるでyesみたいだ!

80_2相変わらずスケールの大きな演奏。

90v_2でも、今回はちょっとポップなイメージかな?

100v_2こうした演奏を耳にすると、やっぱりキャプテンのキーボーズはSHOW-YAサウンドの重要なカギのひとつを握っていることがよくわかる。
あと、キャプテンはコーラスね。堂々たる歌いっぷりが好き。

110v_2続いてはmittan!
今回は珍しくドラを打擲してのスタート。

120遠慮なくスティックを振り回しているのは小指の骨がくっ付いた証拠?

130コール&レスポンス。
人気のあるパートだけに客席からのレスポンスも大きい。

140v_2イスから立ち上がってシンバルを乱打するmittan。
骨がくっ付いておめでとう!
この後、再び「♪ドラの音高く」、ソロを締めくくった。
コレがわかる人は私たち世代までかナァ?SHOW-YAの皆さんはご存知かナァ?
今、吉原と同時に軍歌の勉強もしているのです。

150メンバーが4人揃って…って揃ってないんだけど、ここからはSHOW-YAのスタンダード・ナンバー・コーナー(こんなのない)がガンガン顔を出してくる。

160_osまずは「OUTSIDER」!

170_2おなじみの曲の登場に沸き上がる客席。
さとさんの不在が4人のメンバーをパワーアップさせているようだ。

180_2Marshallは背後から☆sun-go☆さんをプッシュしております。

185v早くもショウは最終セクション。
「今日は本当にありがとう!宴もたけなわです」
「エ~!」
「うるさいんだよッ!!!!」
やっぱコレがないとね。
「短いツアーでしたが、SHOW-YAの底力で乗り切ってやって来ました。SHOW-YAカッコいいね!」
SHOW-YAカッコいいッスよ!
「さとの思いと、メンバーひとりひとりがさとの代わりを一生懸命やってくれたおかげでそれぞれの曲を熱く演ることができました。
これから速い曲が続きますので汗をかいて帰ってください!」
「エ~!」
ココは言わないところか!

190v_m恵子さんがアコギを再び提げたのは前作『PROGRESS』からの「反逆のフラッシュ」。

200_hf盛り上がり必死の最終コーナーの冒頭を飾るにふさわしいハード・チューン!
イケイケ~!210_2「欲しいモノは…奪いとれ~!」

220v_utドライブング・チューンが続くこのあたりはmittanの独壇場でもある。
骨がくっ付いてヨカッタ!…もういいか。

230_2キャプテンの鍵盤サウンドが宙を舞うのだ!

240v「本当に本当にありがとう!次で最後の曲となります」
「エ~!」
「うるさい!」

260v今日本編を締めくくるのは「Fairy」!

280_2☆sun-go☆さんのギターも遠慮なく東海道最初の宿場に響き渡る!

270_2恵子さんは珍しく「Fairy」でコレ。
さとさんのことといい、ソロ・コーナーの展開といい、こうして見るとやっぱり結構異例づくめだった?
でも完全にSHOW-YAだった!

1_0r4a5712でも定番のアクションは欠かせません。

290

1_0r4a5741「Fairy」もエンディングに差しかかる。
恵子さんが指で示す先は☆sun-go☆さん。

300_2そう、今日はソロで竿回しなのだ!310_2クル…

320リン…

330パッ…

340っと!
このフォロー・スルーが重要といつも言ってる。

1_0r4a5784 「We are SHOW-YA!」

350v_2アンコールではさとさんがケーキを持って登場。
「♪Happy birthday sun-go~」

360ドンズバではないけど、そう、☆sun-go☆さんのお誕生日が近いのだ!
何せ私は生年が同じで、誕生日が☆sun-go☆さんと1日違いなのね。
なので絶対に☆sun-go☆さんの誕生日は忘れない。
私の方が1日だけ還暦に近いってこと。

370「sunちゃん、おめでとう。コレでまたひとつお姉さんになったね…」

390_2「最後は思いっきり暴れてくれ~!」

400…と4人が同時噴火したのは「限界LOVERS」!

410

420v

430_2

440終演後、さとさん再び登場。
『AURORA』のリベンジ公演よろしく!

450vこの5人の姿が見れる日も近いだろう…って野音か?
皆さん、4日29日は『NAONのYAON』ですからね~。
その時にまたお会いしましょう!

NAONのYAONの詳しい情報はコチラ⇒特設サイト

460SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

470v_2(一部敬称略 2017年11月18日 品川インターシティホールにて撮影)