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2018年1月27日 (土)

FRIDAY MARSHALL in NAMM SHOW 2018

 
あ~~~、足が痛い~~~!
特段NAMMのためというワケではないんだけど、少しでも運動不足解消にと、ここのところ毎日10km近くのウォーキングをしていた。
ダメ!効果なし!
コレってもしかして、知らないうちに10km以上歩いてるのかな?
長距離をあるくことより長時間立ちっぱなしなのがキツいのかな?
しかも、マーブロの書き直しで昨日は3時間ぐらいしか眠れなかったのでシンドイのなんのって!
食べ物のせいもあるんだよね~。
あともうチョット!
  
ところで、タイトルに使っているのは、以前にもどこかでやったことがあるんだけど、Miles Davisの『Miles Davis at Fillmore』から拝借している。
1970年にLaura Nyroの前座でMilesがFillmore Eastに出演した時のライブ・アルバム。
LPでは2枚組で、片面1曲ずつ。
それらの曲のタイトルが「Wednesday Miles」から始まって「Saturday Miles」で終わる。
カッコいいナァ。
今回のNAMMには開催1日前の水曜日から入っているのでちょうどいいと思って…。

Mdaf…ということで第2日目。
おなじみの光景。
しかし、いい天気だナァ。
でも、2013年か前回の2014年に来た時雨が降ったんだよね。

10_2ま、私も新婚旅行からはじまってLAにはずいぶん何度も来ているけど、アレは初めての経験だった。
「雨のロサンゼルス」で思い出すのはビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』。
主人公の売れない脚本家、ジョー・ギリスが雨の日にこう独り言を吐く。
「ロサンゼルス何もかもがデカい。雨もそうだ。ココでは雨は滅多に降らないが、一旦降り出すとすさまじい大雨になるのだ」
正確ではないけど、こんな感じ。
私が体験したアナハイムの雨はマァ大したことがなかった。

Sb ギンギンの晴れ空が背景の見慣れた風景なんだけど、今朝はチョット様子がいつもと違う。
開場を待つ一般の人々を前にスゴイ音量で音楽が鳴り響いているのだ。
その開場を待つ人たちと言えば、みんな会場の建物の上を見上げている。

20_2みんなの視線の先はテラス。
ビートルズのルーフトップ・コンサートよろしく、ココでライブ演奏をしていたのだ。
こんなの初めて見た。
ま~色々と考えますな~。

30_2昨日だか一昨日だかに会場のセキュリティの話をしたけど、なんとメタル・ディテクター動員!
つまり金属探知機ね。
昔はこんなこと絶対しなかった。
ヒデェ国だナァ。

40_2Marshallのブースでは今日もセッセとSteveがデモンストレーションにいそしんでいる。

50v_2ウン、やっぱりORIGIN、いいよ。
Marshallだけのヴィンテージ・トーン。
自分だけの声を持ってるんだな~、Marshallは。
歌と同じで、楽器ってそういうことじゃない?
どんなにデジタルの技術が進化したとしても、オリジナルのサウンドにはかなわないよ。
このことが改めて見直される時は近いと信じている。

60_2仕事とはいえエライなぁ。
毎日数回、同じことを繰り返してる。
それも人柄からか、ものすごく丁寧なんだよね、Steveは。
キチ~っと仕事をこなしている。
デモに適用しているオリジナル曲がまたいいのよ!

70vSteveの後、ステージに飛び入りで上がったのはこの9歳のボクちゃん。
足にMS-2をくくりつけているのが可愛い!
途中でORIGINにアンプを変更したんだけど、結構いい音出すのよ!
メタリカの曲らしいんだけど、ギター・ソロはなし。
ん~、ゴメンね。
日本のキッズの方がテクは上なのよ~。

80_2アメリカで活躍しているドラマー、Misaiちゃんが遊びに来てくれたよ。
Misaiちゃんが参加しているバンド、DOLLFACEはラスベガスを中心に全米で年間110回を超すライブこなしている忙しバンド。
Misaiちゃんのアメリカでの活動の話は本当におもしろくて、同時にショウビジネスの本場のすごさや厳しさを窺い知るね。
Misaiちゃんのナントたくましいことか!
私も見習いたいぐらい。

100_2場所を階下に移す。
…と、そこにもMarshallが…。
ココはアメリカのディストリビューターのブース。
NATALはココに展示されている。

105

Marshallの壁の人気は相変わらず。110もちろんEDENも展示してある。120今回は2階のMarshallの単独ブースに力を入れたため、NATALの展示はかなり軽め。

130NATALオリジナルの他…

150おいしくご飯が炊けそうなブラスの深胴スネア。

160人気のCafe Racerや…

140DNAという…

170新しいシリーズの展示されている。
お、このスネアはマーブロでも紹介したスチールね。まだ日本に1台しか入ってきていない。

180Misaiちゃんのキットも早く出来上がってくるといいね!

90_2またMarshallのブースに戻る。
昨日チラッと登場したAlice Cooperのギタリスト、Nita Straussがステージに上がっていた。

190残念ながらギターは弾かないが、NitaのMarshallに対する愛情トークがそこにいる者の耳をとらえて離さなかった。
「School's Out」、「Billion Dollar Babies」、「Under my Wheels」、「Eighteen」、「Cold Ethyl」、「Black Widow」…Alice Cooperの名曲やヒット曲を挙げたらホントにキリがない。
Nitaがそうした曲をレパートリーにしているのかも不勉強で存じ上げないが、やっぱりそうしたロックの史に残る名曲は絶対にMarshallの音で演ってもらいたいよね。
Nitaのトークはそのあたりのことを完全に理解したギタリストととしてのモノだった。

200v_2アメリカのディストリビューターに勤めるRyan。
こんなでも、彼、フルネームを「ライアン・ローズ」という。メッチャかっこよくない?
Ryanとももうずいぶん長くなった。17年ぐらいか?
冗談を言うのが大好きなんだけど、ものすごい早口なもんだから、英語を聞き取るのにいつもスゲエ苦労する。
ギターもものすごく上手で、2000年にAVTシリーズを発売した時、ショウケースCDにギタリストとして参加していた。
名前が名前だけにてっきりランディ・ローズとと関係があるのかと思ったら同業者だった(当時)ので、ビックリした記憶がある。
今日は、「このブースと企画が大変よくできましたで賞」を獲得し、記念の盾をゲットした。
おめでとう、ライアン!

210v_2あ!
今日初めて気がついたんだけど、このプラグ、Marshallロゴが入ってんじゃん!
ウチのには入ってないぞよ。
今度取り替えてもらおうっと!
ナンダカンダ言っても、私はMarshallミーハーなのです。

220ブース内の打ち合わせ室の壁に飾ってあった1960年代の工場の写真。
この一番前の白いシャツの人、ケン・ブランかな~?
と思いつつ今日はココまで。

230(2018年1月24日 アナハイム・コンベンションセンターにて撮影)