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2016年6月28日 (火)

KIKO LOUREIROインタビュー

1_kikoMarshall Amplification(以下「M」):あなたは恐らくAngraでの仕事が最もよく知られていると思います。そして、最近Megadethに加入されました。
Megadethでの演奏は今までのキャリアとどういう点が一番異なりますか?
Kiko Loureiro(以下「K」):AngraはMegadethのようなメタル・バンドに多大な影響を受けていたんだ。同時にプログレッシブ・ロック・バンドからもね。
だからMegadethの曲を演奏するのはなんの違和感もないよ。でもAngraよりリフ・オリエンテッドで、最高にカッコよくてキツいソロがあるけどね。
一番大きな違いはプロダクションだね。会場とかどデカいフェスティバルでの演奏の機会が増えた。
プロフェッショナルとしてのレベルの高さを感じるよ。
そして30年にも及ぶ偉大なるバンドの業績とそれを継続していくという重荷を背負っている。
クルーやバンドのメンバーからそうした事のひとつひとつを学んでいるところなんだ。M:Megadethの新作『Dystopia』で何かお気に入りの曲はある?
K:「Dystopia」や「Post American World」が大スキなんだ。
もちろんアルバム全体が好きだよ。ナゼならそれを作ったことは、ボクの人生でも極めてユニークな瞬間だったからなんだ。
それと、インストの「Conquer or Die」はボクにとってのハイライトだね。
M:今、Marshallのどのモデルを使っているんですか?何か特別なお気に入りのモデルってある?
K:JVMだよ。JVM800は大スキ。レコーディングの時には必ずいつも一台用意しているんだ。
M:Marshallについて一番好きなポイントは?
K:トーンさ!弾きやすいし、とてもフィーリングがいい。オマケにパワフルだし…とにかく「Marshall」ということだよね!
誰でもわかるロックのサウンドなんだ。
M:あなたのキャリアを通じて、もちろん数えきれないぐらいの場数を踏んでいると思いますが、ライブ演奏で一番好きな部分といえば?
K:ファンと接触すること。観衆の中にボク自身を見出だすんだ。ナゼならボク自身もファンなんだよ。
ボクは今、Megadethで演奏しているけど、演奏する前にいつも思い出すんだ。「Rock in Rio Festival」のMegadethの「Rust in Peace」コンサートの10万人の観衆の中にボクがいたことを。
だから今ステージでDaveやDavidの横にいることは現実じゃないような感じがするんだよ。
M:これからギターを始めようとしている人たちに何かアドバイスをお願いします。
K:とにかく楽しんで!
続けられる練習方法を見つけることが楽しみをもたらすんだ。
結果が出て来るのはユックリかもしれない、でも毎日ギターを弾いて練習するクセがつけば、必ずいい結果が出るよ!

<Kikoの過去Loureiroの記事、ア、反対だ!過去のKiko Loureiroの記事>
「キコ・ルーレイロ」なんてそもそも名前がいいよね。
でも、過去のKiko Loureiroの記事はありません。
だってMarshallじゃなかったんだから。

Welcome aboard Kiko!
もちろん残念ながら出て行く人もいるけど、こうした若きギター・ヒーローがMarshallファミリーに加わってくれるのは、正直、実にうれしいことだ。
チョット前まではMarshallどころか、真空管のアンプを使わないでへヴィなロックを演ろうとしていたり、ヘタすりゃギター・アンプすら舞台に乗っていないようなロックのステージがもてはやされたが、先日のLOUDNESSのヨーロッパ・ツアーのレポートでも触れた通り、海外では真空管アンプの、あるいはギター・アンプの重要性がまた見直されてきている傾向が少しは出てきたのではないか?とひとりでニンマリしている。
「似ている」というのは「違う」ということを明確に表しているワケだから、大好きなロックのこと、ギター・アンプぐらいは「ホンモノ」を愛でて欲しいものだ。
渡辺香津美さんもASTORIAのインタビューで触れていらっしゃるように、真空管のアンプはメンテナンスに手がかかるけど、それゆえに愛着が湧くということは的を得ていると思うし、不器用で出来の悪い子ほど可愛い…ということもある。自分の血を分けた子供ということであれば尚更だ。
Kikoはデジタル組からの鞍替えではないけれど、彼のような人がMarshallの魅力、真空管アンプの素晴らしさをアッピールしてくれるのは頼もしい。
Valvexit(イギリス)あるいはTubexit(アメリカ)はロック・ギターの将来を先細りさせるだけだと思う。

ところで!
ここではMegadethの話をするべきなんだけど、敢えてAngraについてひと言…といってもメタル・エキスパートであるところのMarshall Blogの皆様には私が何を言っても「釈迦に説法」なのでパス。
私が触れたいのは南米のプログレッシブ・ロック。
さすが、音楽の宝庫だけあって、ブラジルってのはいいプログレ・バンドがいるんだってね~。
Kikoの国、ブラジルでは、Sagrado Coracao Da Terra、Bacamarte、Som Nosso De Cada Diaだの…そもそも正確にバンド名すら読めないが、何しろいいらしい。
アルゼンチンもスゴイらしい。
中古でお手頃の価格のアイテムに出くわさないので、なかなか聴く機会がないのが残念だが、いつもチェックはしている。
まだまだ楽しめる音楽があるのはとてもうれしいことだ。