あの感動をふたたび!~30th Anniversary LIVE 『SHOW-YA BIG 30』 <後編>
30年にも及ぶSHOW-YAの歴史の中で意外にも初めてだった…というステージ上での5人対談で息を整えて、いよいよショウはクライマックスに突入。
30年を30曲で綴る「昭和史」の終盤、まずは藤山一郎の「青い山脈」から…イヤ違う、30年に及ぶ偉大なる「SHOW-YA史」!
コンサートも2/3が経過し、20曲目となる「水の中の逃亡者」は1987年のシングルだ。
後半に入ってもまったくパワーが落ちる気配すらない寺田恵子。
1988年の『GLAMOUR』収録の「Keep me in Your Heart」。
ジャンジャンいくよ~!もう止まらない!
続けて「ギャンブリング」。
この曲は1990年のシングルだ。
フロントで激走する恵子さんをインスパイアし続けるメンバーたち!
仙波さとみ
そして、五十嵐sun-go美貴。
楽器チーム、mittan、キャプテンと続く3番目のソロはsun-goさんのギター!
ナンカYesみたいでカッコいいね。
Alan White、Rick Wakemanときて、Steve Howeだ。
クレイジーなら、ハナ肇、石橋エータローと桜井センリのデュオ、そして植木等。
ドリフだったらいかりや長介、荒井注、そして中本工事だ。
ピロピロとシュレッドする「超絶系」ということではないが、sun-goさんは一聴してそれとわかる自分だけのスタイルを確立している。
そういう音楽家が「アーティスト」と呼ばれる。
そして、そのお供はMarshallだ。
Where the rock is created, where Marshall is....ロックがクリエイトされるところ、Marshallあり…と誰かが言ったかどうかは知らないが、sun-goさんはJVM!
sun-goさんが真空管ギター・アンプの素晴らしさを教えてくれる。
そのsun-goさんの入魂のプレイに惜しみない歓声が浴びせかけられた。
ハードなギター・ソロから矢継ぎ早に飛び出す定番へヴィ・チューンに会場は大よろこびだ。
お客さんもどうぞ~!
それどころか、恵子さんがステージから降りて来た~!
「♪あ~ら~し~」をみんなで大合唱!楽しいね~!
この曲のサビもホントにカッコいい。イヤがオウでも盛り上がるわ!
さらに「BATTLE EXPRESS」が続く。
「♪Show me the power」というよりも恵子さんのパワーを大いに見せつけられる!
ギターのバトルでクライマックスを迎える。
前の曲に続いてキレッキレのギター・リフから猛然と疾駆するナンバーは「You Turm Me Over」!
この曲でもキャプテンが大活躍。
続けてsun-goさんが弾くおなじみのギター・リフで本編最後の曲が始まる。
「限界LOVERS」だ~!
リリースしてから26年の間に何回演奏したのか、もはや本人たちにもわからないであろうこのSHOW-YAの代表曲。
この日の演奏はいつもとは異なる感慨深いものがあったに違いない。
これで本編が終了した。
この恵子さんの表情!トライアスロンを連続3回ぐらい完遂したような果てしない充実感がほとばしっている!
そして、アンコール。
「SHOW-YAを支えてくれるたくさんの人に感謝します。SHOW-YAの旅はまだ始まったばかり…。
SHOW-YAはライブ・バンドです。
皆さんにいいSHOWを見せてあげる…という意味で作ったバンドです。居酒屋で付けた名前だけど…」
…と歌い始めたのは「限りなくはるかな自由へ」。
『PROGRESS』収録の1曲。
しっとりとした恵子さんの歌の中に「まだまだやったるぞ!」的な力強さを感じずにはいられなかった。
もちろんサオ回しもバッチリとキマった!
お疲れさま~!
30曲で30年のSHOE-YAの歴史を編み上げた5人は大きな大きな歓声に包まれた。
客席に降りて感謝の念を伝えるさとみさん。
みんなうれしそう~。
mittanは「30周年記念くつ」をプレゼント?!
終演後、スクリーンに投影されるエキサイティングな写真の数々。
自分で言うのも何だけど、いい写真だナァ。
感動が増幅する!
おめでとうSHOW-YA!
6月12日、日比谷野音でお会いしましょう!
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