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2015年6月22日 (月)

曾我泰久ソロ活動25周年ライブ

25年。
5年を5回、10年を2.5回、50年の半分…長いよ~。1/4世紀だからね。
ヤッチンがソロ活動を始めて25周年を迎え、記念コンサートを開催した。

25年間、ずっと自分の音楽世界を作って来た。
最近は「音楽生活25周年」とか「デビュー30周年」といった記念事業をよく見かけるが、とてもめでたいことで、生き馬の目を抜くような業界にあって、「スキじゃなきゃできない」…なんて生やさしいことじゃ済まされない偉業だ。

私もほぼ25年サラリーマンをやった。
みんなやっていることだけど、「サラリーマン」という仕事自体にも向き不向きがあって、職人の家系で親戚にサラリーマンがいない私なんかには結構ツラかったナァ。
業務自体には燃えちゃうんだけど、サラリーマンの仕事はそれ以外にも色々あるからネェ。そっちがすごく苦手だった。
世の中にはやたらと「サラリーマン」が得意なヤツがいるんだよネェ。そういうヤツがうらやましいと思ったこともあったっけ。

…ということで25年、すなわち四半世紀の重みがよ~くわかっている…つもり。
そんな気持ちでヤッチンのソロ活動25周年ライブにお邪魔させていただいた。

10_2芸能生活41周年、ソロ活動25周年の曾我泰久。

20v今回のコンサートはソロ活動25年間の集大成ライヴとして、ファンからリクエストを募り上位25曲を演奏するという企画。

30順位に沿って並べるワケではなく、ヤッチンのアレンジにより順不同でセットリストが組まれた。
ま、「第1位」ぐらいは最後に取っておくでしょうけど…。
MCで言っていたけど、セット・リスト作るのが大変だったそうだ。

40ヤッチンのギターの音色を届けるのは今日もMarshall。

50vヘッドはJVM410H。キャビネットは1960A。

60v今日のオープニングは「Just summer for you」。人気投票では15位の曲。

ところで、今回のヤッチンはバンド・メンバーを一新してのステージだ。

70ベースに宮野和也
宮野さんはDEENや関雅樹グループでMarshall Blogに何度かご登場頂いている売れっ子ベーシスト。

80vキーボードは大坪正
大坪さんはTHE GOOD-BYEのステージでもおなじみ。

90vサックスは鍬田修一

100vドラムに畑中誇太朗という面々。

110vファンキーさんや和佐田さん、ヒロアキくんといった個性が強いメンバーとはまた違ったよさで、ヤッチン・ミュージックを練り上げていた。

120続けて「Carry on」、「up beat」、「Round & Around」。

130「え、もう演っちゃうの?」と思ってしまう「up beat」は人気投票第3位。

140「Jを飛び出して自分ひとりの力でどこまでできるか試してみたい!」と思ったのが25年前。
滑り出しから絶好調!
「みんなも25年前より若いんじゃないの?!」…はヤッチンのリップ・サービス?イヤイヤ、何でも好きなことをしている時は若返るもんです。
私がMarshall Blog書いている時なんてアータ…アレレ、ただの音楽バカのジジイのままだ!いつかファンキーさんも驚いていたけど、ナンダカンダ言ってヤッチンが一番若いわ。コレで自分と同じ学年だからね~。

150v8位の「どれ位…」、17位タイの「向日葵」。

155「Every single day」は16位。次いで「僕の月面計画」。「月面」は24位のブービー。ゴルフ・コンペだったら豪華賞品だよ。
もっと上だと思ってたんだけどナァ。

210
2大バラード・コーナー。同着5位だった「君の歌」と「優しく強く」。双方、作詞が野村さんで作曲がヤッチン。

190v

エレクトリックとアコースティックを持ち替え、あるいはハンド・マイクで歌った中盤のクライマックス・ゾーン。
「お気楽に行こう!」は真ん中あたりの12位。

180v

アコギで「Go Ahead Again!」。コレ、21位なんだって。意外…。

160v
「The Swinhing In The Rain」。先月イギリスに行ったんだけど、ビックリするほどのいい天気!ほとんど雨が降らなかった。
雨が降ったら傘をささない現地の人を見てヤッチンを思い出そうとしたのに!

M_s41a8878 「一期一会」、「~15才~」、「Dear Friend」…と6曲を続けて演奏した。

170v

ここでゲストコーナー。
真琴つばさがステージ上がった。
ま~、ホント、背が高くて、頭が小さくて、手足が長くて…ソバへ行ったら多分自分の胸元ぐらいまで足があるな、真琴さん。
真琴さんが作詞した「ふたり」を熱唱。
大人の事情で写真なし、ゴメンね、ゴメンね~。

102これでコンサートは終盤に差しかかる。

200「Never Say Good-Bye」は第4位の人気曲。
そして、続く「One More Kiss You!」はギリギリ入賞の25位。こうなると26番目になってしまって演奏されなかった曲がかわいそうだね。それを言ったらキリがないけど…。

230そして、最後のセクション。
ヤッチンのコンサートではおなじみの曲が連なる。やはりそれなりのポジションを獲得した曲たちだ。
例えば「愛を育てよう」は第10位。

235v20位の「流されて」、9位となった「Please Believe Me」…

240そして本編の最後は栄えある第1位の「Stand Alone」で締めくくった。

Img_6074 そして、アンコール。
まずは真琴さんを呼び込んで「Your Lies」。
260v
ヤッチンのダイエットを成功してのプレゼント・コーナー。
ヤッチンがダイエットなんてする必要ゼンゼン思うんだけどね…。
後ろを向いてトス!

270まだ続く人気投票結果発表!
「melodies for you」、コレは第2位。そして19位の「45rpm」。
250
最後は「YES!YES!!YES!!!」。

S41a8979 お約束のタオル・トスもキマった!

280全28曲の熱演!

285「昔はどこへ行っても最年少、今はどこへ行っても最年長」なんて言ってたけどコレほんと。
最近の若いバンドになると、ミュージシャンはウチの子より年下だし、そうなりゃ我々はミュージシャンのご両親より年上だ。
「好きな音楽をずっとやり続けていきたい!」とヤッチン。
そう、私はヤッチンみたいに音楽をクリエイトすることはできないけど、音楽に寄り添っていきたいと思った。
改めてそんな気持ちにさせてくれるコンサートだった。

290v…とこれだけじゃ収まらず、もう1曲!

300サックスの鍬田さんとのカラミがエキサイティング!いつもはヒロアキくんや和佐田さんが担当しているシーンだ。サックスもまたよき哉!

310曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com

320v30周年も40周年も50周年もMarshallがお供しますから、ね、ヤッチン!

330v(一部敬称略 2015年4月19日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)