SHOW-YA 『GLAMOROUS SHOW』 at AiiA Theater Tokyo <後編>
さて、<後編>。
もうひとりのゲストがステージに上がる。
EARTHSHAKERから西田MARCY昌史!
mintmintsでの盟友、SHARAさんのパートを弾くsun-goさん。ナンカ不思議な感じ~!
EARTHSHAKERでもう数えきれないぐらい聴いているこの曲。やっぱりいい。
しかも、いつもとゼンゼン違うシチュエーション!
久しぶりに歌ったという恵子さん…「初めてMARCYに会ったのは18歳の時。それから30年以上経って、いまだにEARTHSHAKERもSHOW-YAもあるのがスゴイ!」と言っていたがまったくその通り。双方不滅だ。
MARCYさん、「バンドのタイプが似てるんだよね。一番似てるのは顔。口がダラしない」だって!
そんなだからMARCYさんのふるまいはメンバーの一員であるかのようにナチュラルだ。
「♪もっと、もっと」聴きたいふたりのパフォーマンスなのであった。
角田mittan美喜
<前編>と同じメンバーだ。当たり前だ。
ここでガラリと雰囲気が変わって「Life With You」。
恵子さんはステージのヘリに腰を下ろしてジックリと、しっとりと心を込めて歌う。
今回はなし。
ただし、全編を通しての渾身のドラミングにはソロがなくても常に大歓声が浴びせかけられていた。
曲は「Count 8」。前々作「Genuine Diamond」からの曲。
4ビートを取り入れたこの曲、他との毛色の違いが際立つ重要な1曲。
「もう後は激しいヤツしかないよ~」という恵子さんの言葉通り…
…全力疾走で暴れまくる!
SHOW-YAのショウの一番の醍醐味だ!
続けて「ギャンブリング」。
本編最後に持ってきたのは「限界LOVERS」だった。
八面六臂の活躍を見せてくれた2014年の最後を思い切り締めくくるかのような気合の入った5人の演奏!
さて、アンコールを待つ間、ひとつ宣伝。
何せ今年はSHOW-YAの30周年イヤーだからして、いろいろな企画が目白押しだ。
まず、2月25日、すべてのミュージック・クリップを集めた DVD、『Glamorous Clips』がリリースされる。
未公開ライブ映像やドキュメント映像もふんだんに収録されている。
このスリーヴ、恵子さん?スゴイね。「Glamorous」を通り越して、もはや「Voluptuous」!ス・テ・キ!voluptuousの意味は自分で調べてね!
さらに3月11日にはオリジナル・アルバム8タイトルにボーナストラックを追加したリマスター盤が一挙にリリースされる!
「MASQUERADE SHOW」~「HARD WAY」までのアルバムがリマスターで生まれ変わり、今まで収録されなかった曲が追加されている。
世界にふたつとない(でしょう?)Female Hard Rock Bandの偉大な足跡を最新の形態で残すことができるのは素晴らしいことだ。
さて、アンコール!
ピンクのヤツくっつけて楽しそうに歌う恵子さん。またコレがよく似合うんだ!
sun-goさんのハートを添えたメッセージに…
「♪お酒はぬるめの燗がいい~」。恵子さん、好きだナァ、コレ。
イヤ~、今日も最高にカッコよかったわ~!
もう何回もMarshall BlogでSHOW-YAのカッコよさをレポートしてきているが、日に日にファンが増えているような反応を感じるね。
さっきシレっと書いたけど…ま、私ももちろん全部が全部知っているワケではないけど、50の大台を超えてこんなカッコいいロックをやっている女性バンドは、世界中どこを探してもSHOW-YAの他にないだろう。ハワイアンとかならゴロゴロしてるだろうけど。
コレ、ギネスで認証してくれないかね?「世界で一番カッコいい熟女バンド(The world coolest matured female band)」って!併せてこう書いてある「Don't make light of matured ladies!! 」
次は野音だ!天気、頼むぞ~!
4月29日の『NAONのYAON』他、SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAL SITE
(一部継承略 2014年12月29日 渋谷AiiA Theaterにて撮影)