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2015年1月22日

2015年1月22日 (木)

【号外】 NAMM 2015速報!<仕込み中!~その2>

今日も東京は寒いですな~!
昨日NAMM速報をアップしたところ、勘違いされているのか、最後まで読んでいないのか、私がアナハイムに行っているとお思いになられ、「楽しんで!」的なメッセージをいくつか頂戴しました。
ありがとうございます!
でもね、東京にいるんですよ~!


現地から写真を送っているのは私ではなくてこの人。
アメリカ人のフォトグラファー、Matt Yorkだ。
Marshallの50周年イベントの時、イギリスで一緒になって以来の知り合い。
先日発売された『アンプ大名鑑[Marshall編]』のフォト・クレジットでやたらと見かける「MATT YORK」とはこの人のこと。
腕利きのフォトグラファーで、この人のライブ写真なんかを見ると「あ~!この手があったか!」的な刺激を受けたりする。
その写真はリスペクト感溢れるアーティスト主体の写真で、最近よく見かける観客が主体の日本のライブ写真とは一線を画するものだ。だから、私は彼の写真がスキ。考え方やライブ・パフォーマンスの受け取り方が似通っているからであろう。そう、私はミュージック・ライフ誌のグラビア写真を穴の空く程ほど見て育ったのだ。
したがってMattは仲良くしてもらっている友人にして、私の写真のグルのうちのひとりということになる。
興味のある人は彼のウェブサイトを見てみて!⇒York Imaging
Thanks for your generous cooperation, Matt-san!
110_2
着々と進むブースの設営。
え、行っていなくてもわかるのかって?
わかるわかる、NAMMでの経験は少ないけど、コレより展示品の多いフランクフルトの展示会で散々やったからね~。
搬入はまだいいのよ。
まだ疲れていないし、お構いなしに展示品をケースや段ボールから引っ張り出して設計図通り並べればいいんだから。それに何と言ってもみんな元気でお祭り気分だ。雰囲気が明るい。
その代り、撤収は地獄よ。
数日間、昼間立ちっぱなしだったのと雑音で疲れ切ったところへ、この重い展示品をいちいちシリアル・ナンバーを確認して元入っていた箱に戻すんだからヤケクソにめんどくさい。
数時間前まで大勢の人でゴッタ返していた会場の雰囲気はスッカリ「祭りの後」で活気がないし、作業が終わったよそのスタンドはトットと帰ってしまってやたら殺風景で寂しいし…。

10次から次へと遠慮なく送り込まれてくる展示アイテム。

20あ~、こんなん見ただけで腰が痛くなっちゃうね。コンボは辛い。

30_2展示品のセットだけが仕事じゃないからね。専門の業者が入ってみんなそれぞれの仕事に没頭している。

40v_2そういえば、昔、フランクフルトでこうした造作の製作を担当している人たちをMarshallの連中が「carpenter」と呼んでいるのを知って何だかおかしかった。海外でも「大工さ~ん」とやってるワケ。

80_2
それと、よくアイテムを同じ仲間でひとかたまりにして、バラバラに独立して展示させているのを見かけるでしょう?わかるかな?
我々はああいう状態を「島」って呼ぶでしょ。「JVMの島」とか「Vintageの島」とか…。
アレ、英語でも「island」って言うんだよね。同じなの。
こういうのは実際に向こうの連中に混ぜてもらわないと知ることのない単語なんだよね。

50v一生懸命積んでます!
コンボを持ち上げているのはRyan。手前はTommy。
ふたりともアメリカの担当者だ。

60_2サァ、形になって来たゾ!

90_2準備万端。細工は流々。後は仕上げを御覧じろ…ッてか?
NAMM2015、スタートまであとチョット!

100_2<多分つづく>

東京ネイルキャッツ~10th anniversary live~@東京キネマ倶楽部 <後編>

くわし~く書くチャンスを狙っているのだが、先週ヒョンなことから私が学生時代に一緒にバンドをやっていた人と30年以上ぶりに会うことになった。
何しろ出会った時には高校生だった私を深遠なロックの世界のどん底へと誘ってくれた恩人だ。当時私は学校一ロックに詳しいという自信があったが、4歳年上のこの方からは、まだ知る由もないロックから、ギターのことから、ずいぶん色んなことを教わった。
当然、「昔は色んなバンドがいたね~」なんて話しから始まって、普段耳にすることのない古いバンドの名前や懐かしい話が次から次へと出て来て最高に楽しかった。

2度ほど関西へのツアーに出かけたりもしたっけ。
その当時、全国どこのライブハウスに行っても壁に落書きしてあったバンド名があった。
コレは私の印象なので、「イヤ違う!」という人もMarshall Blogをご覧の方々の中には大勢いらっしゃるかも知れないが、本当によく見かけたことは確かだ。
そのバンドとはEARTHSHAKERとBOØWY。
「あ~、そうだったな~」なんて話しで盛り上がった。

時代は30年下って…。
私は仕事がら恐らく都内の90%以上のライブハウスにお邪魔したことがあると思っているのだが(実際には後から後からライブハウスができるものだから、その比率は下がる一方だ。どうもロックなどとは程遠い「建設業界の資本」が入り込んで新しいお店が乱立しているという噂を聞いた)、どのライブハウスに行っても必ず楽屋の壁に貼ってあるステッカーがある。
そのステッカーは黒字に白抜きでこう書いてある…「東京ネイルキャッツ」。

勝手に楽屋の壁にステッカーを貼ってよいかどうかということは別にして、ホントにどこでも見かけるのだ。あと「浅草ジンタ」もやたらよく見るな。
驚いたのは渋谷のはずれのお笑い芸人向けの小さなライブハウス。こんなところにもライブハウスがあったのかと仰天した。そしてまさか…とは思ったが、いたのだ…「東京ネイルキャッツ」が!壁に!
昔、子供ばんどが「全国のライブハウス踏破」みたいなことに挑戦していたように記憶しているが、まさにそんな感じでコマメにライブハウス行脚を励行している。
それだけ演奏の回数を重ね、研鑽を積んで来たワケ。要するに下積みだ。下積みをナメてはイカン。しっかりした下積み期間がホンモノの「ロック魂」を育てるのだから。

そして10周年を記念するコンサートをここ東京キネマ倶楽部で迎えた。
今日の出番は主役の東京ネイルキャッツ!

10ボーカル/ギターの高橋諄至。

10vギターを弾く時のアンプはもちろんMarshall。JVMの2x12"、50Wコンボ、JVM205Cだ。

20ベースは黒井伸明。

30ベース・アンプはEDEN WT-800とD410XSTが2台。(写真は別途撮影)

40vドラムはDr.袴田敏孝。

50v当日使用したドラム・キットはNATALのアッシュ。フィニッシュはグレイ・スパークルだ。

60そしてギターは徳留羊亮。

70v使用しているMarshallは1959HWとJCM2000 DSL100。演奏パートによって使い分けている。

80足元のようす。

90いつかはMarshallの壁を背負ってみたかったという徳さん。Marshallウォールにレフティが映える!

100さすが10年選手。堂々としたステージングで自分たちの思いを込めた音楽を存分に発散する。

110実は、ギターの徳さんとは結構古い付き合いになる。
ネタをバラせば、「私売る人、アナタ買う人」の関係だったのだが、彼の深いMarshall愛と温かいハートにホレて、歳はかなり離れているものの知らない間にスッカリ仲良くしてもらう間柄になったのだ。
私がMarshallから離れる時は大いに残念がってくれ、復帰した時には大層よろこんでくれた。

2_img_0213 ドラムの袴田さんともずいぶん前にお会いしている。それは徳さんの誘いでお邪魔した、テレビ朝日が主催したThe Rolling Stonesの映画のイベントでのことだった。
そのイベントにはトータス松本をはじめ、いくつかのバンドが登場したのだが、その中にはデビュー前のSCANDALがいたのをよく覚えている。

170…とそんな関係なのだが、残念ながら今まで何となくMarshall Blogに登場して頂く機会にがなく、今回が初登場となった。

180自らの音楽を「Peace Rock」と標榜しているだけあって、激しく力強い音の中に温かさや優しさを感じさせるところがこのバンドのカラーだろう。

190v徳さんのソリッドなカッティングはネイルキャッツ・サウンドの要。1959のいいところをウマい具合に引き出していた。

200vEDENがクリエイトするクリアなトーンでバンド・サウンドを分厚くする黒井さん。コーラスでも大活躍だった。

210
先述した初めてお会いした時には、「ウワ!すごいパワフルそう!」と思ったが、イヤ、そのルックスからの印象では誰しもそう思うハズなんだけど、袴田さんのドラミングは至ってセンシティブで音楽的だ。まるで歌うようにしてプレイする。
NATALアッシュの歯切れのよいサウンドが実にうまくマッチしていた。

220v
デビュー8年後の2012年、東京ネイルキャッツは念願のメジャーデビューを果たした。
3_img_0248
これは昨年リリースした第2弾シングルの『Brand New Day』。
このジャケット、すごくいいね!

115cd

もちろん、この曲もプレイし、大きな歓声を浴びていた。
230

 アツシさん、熱狂的なパフォーマンスだけでなく、実にうれしいことをしてくれた。
MCで、「もう大人なんだから」と若いファンの人たちに次週に控えていた衆議院議員選挙に行くように声をかけたのだ。
落ち着いた雰囲気は、これからの音楽界をリードしていくようなスケールの大きさを感じた。

175v やっとの10年、もう10年…きっと悲喜こもごもの1decadeだったに違いない。
これからも全国のライブハウスの壁にステッカーを貼りながら、根強く演奏活動を続けてもらいたい。
継続こそがパワーの源なのだから!10周年おめでとう、東京ネイルキャッツ!

240東京ネイルキャッツの詳しい情報はコチラ⇒公式webサイト

250vNATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
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(一部敬称略 2014年12月8日 東京キネマ倶楽部にて撮影)