渋谷革命 <前編>Mary's Blood、Albion登場
コンサートにタイトルをつけるのは今に始まったことではない。
特に複数のバンドが登場する時は、アレコレ趣向を凝らしたタイトルを付けることは昔から結構やっていたね。
今日のジョイント・コンサートのタイトルは『渋谷革命』。
スケールがデカい。何せ「革命」だからね。
3つのガール・バンドと男女混成バンドが登場する豪華企画。とてもニギニギしい内容で面白かった。
トップ・バッターはAlbion。2012年結成のガール・バンドだ。
キーボードの沙季。
以上の3人が正式メンバー。最近には珍しくメンバー全員の名前が漢字表記だね。
ドラムとギターはサポートということになる。
で、ギターは、と見ると…ナンダ、EITAちゃんじゃないの?!
ま、ホントは楽屋ですでに会ってるんだけど…ここのサポートやってるのゼンゼン知らなかったのでビックリした。
当然Marshall。当夜はJVM210Hをプレイ。
しかし、いつも書いているけど、もう「女性の」とか「ガール・なんとか」とかいう枕言葉は何の意味もなくなったね~。
人気取りや話題作りを目的に、強引に閣僚のポストを女性に充てている感すらある内閣とはエライ違いだ。こちらの女性閣僚たちは実力に満ちているもんね。
パワフルかつ繊細な百合ちゃんのボーカルはストーリー性をフィーチュアしたこのバンドの歌詞にピッタリだし…
ゴリゴリと重低音を響かせる祥ちゃんのベースはヘヴィなサウンドをアグレッシブに演出している。
EITAちゃんが参加しているのを知らなかったぐらいなので、当然Albionを観るのはこの日が初めてだったのだが、アレ?っと思ったのはバンド全体のサウンド。
ナゼか、すごく北欧っぽい感じがするのだ。本人たちはどうも意識していないようだったが、スウェディッシュなのだ!コレ、案外他にないよ。
そうしたサウンドに仕上がっているのは沙季ちゃんのキーボードによるところが大きいのかも知れない。
それに加えていつも通りのEITAちゃんのシュレッディングとMarshall…ナニをか言わん哉なのだ。
また楽しみが増えた。
Albionの詳しい情報はコチラ⇒Albion公式ホームページ
今日レポートするもうひとつのバンドはMary's Blood。
SAKIちゃんももちろんMarshall。
4月には『NAONのYAON』にも出演し、キャリアを着実に積み重ねているMary's Blood。
さすがに堂々たるパフォーマンス!
今日も冴えに冴えるちゃっきーのギター!
自慢のギターもお似合いだ。ピックガードが透けていて中が歯車になってるんだぜ!
激しいアクションもちゃっきーの大きな魅力。もちろんこのアクション通り、ギタープレイに込めたエモーションもすさまじい!
転がる巨大な岩石のように迫りくる爆音!
やっぱり「女性の…」という枕詞はもう必要ない。改めてそう思わさせざるを得ないド迫力の演奏だった。
もちろんフェミニンな魅力もバッチリ!
Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood OFFICIAL SITE