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2014年2月 7日 (金)

SCANDALコピーバンド/ヴォーカリスト・コンテスト vol.4

昨年末に開催された「SCANDALコピーバンド/ヴォーカリスト・コンテスト」。今回で4回目を迎えた。
前回も参加させて頂いたが、会を追うごとに盛り上がりが増大しており、「特定のグループのコピー」という風にテーマを絞ったバンド・コンテストとしては日本で最大のものであることは間違いない。

過日レポートした通り、ガール・バンドとして日本記録を樹立したSCANDALというバンドの人気がうかがえるというものだ。

今回も全国各地から過去最高となる550組がエントリーし、2回の予選を勝ち抜いた8組がここ決勝のAXに集い腕を競った。

10_2トップ・バッターは「KANIKAPILA」

20「下弦の月」を演奏。

30vセーラー服は学生のバンドコンテストの衣装の定番だね(もちろん女子だけよ!)。昔は学ランで登場するバンドもチラホラいたもんだ。そういえばみんなブレザーになっちゃって学ランをあんまり見かけなくなったような気がするな…。

40v_2「SDL」

50選曲は「会わないつもりの、元気でね」。

Sc_img_0086新潟からの参加!

65「WISDOM」

Sc_img_0013「SAKURAグッバイ」を熱演。

Sc_img_0127小学5年生の時に結成して、今中学1年生なんだって!

70v_2「RANK」

Sc_img_0021「放課後1H」をプレイ。

Sc_img_01892年前にはお客さんで二次審査を観たんだそうだ。それが、今ファイナリストで参加だもんね。感激もひとしおだろうね。

80vステージの大熱演にお客さんもメッチャ盛り上がってる!

85「夜想曲」

Sc_img_0750高校2年生。

Sc_img_0252「EVERYBODY SAY YEAH!」を元気に演り切った!

Sc_img_0231「NoName」

90_2このチームはガッチリと組んだメドレーを披露。

Sc_img_0306エライ盛り上がってたな~。

100_2「Noizy」

Sc_img_0043京都からの参加。

120vチョイスしたのは「太陽スキャンダラス」。

110v最後は「Silpen」。

Sc_img_0057「サティスファクション」でエントリーを締めくくった。

130vこのグループにはこの日唯一の男性参加者(ドラム)を含んでいた。

140…以上の8組。
各バンともドSCANDAlへの思いがこもった気合の入った演奏を聴かせてくれた。
それにしても「女子」ですよ。
ま、これはコピーする対象がガール・バンドということもあるけど、とにかく女子パワーはスゴイ。
それにカッコいいよ!

150v_2お待ちかね!
審査結果がまとまるまでの間はSCANDALのライブ演奏!

160_2颯爽と登場した4人に「待ってました!」とばかりに大歓声が飛び交う!(実際に「待ってました!」と叫んだ人はいません。そういう感じ…ということね)

170v「下弦の月」でスタート。

175気が付いた?今日、みんなが使った上手のギターアンプはMAMIちゃんのMarshallなんよ。 愛用のDSL50と1960AX。MAMIちゃん、出場者のみんなに弾かせるなんて太っ腹だわ~。私が弾きたかったわ!

180v2曲目は「瞬間センチメンタル」。

185チョット前に自分達がトライアルで演奏した曲をホンモノが目の前で弾いてくれるなんてどんな気分だろう?!メチャクチャうれしいんだろうな~。
我々の世代だったら、本物のRitchieが、Jon Lordが、目の前で「Smoke on the Water」演ってくれるのと同じなんだからね。

200お祭り騒ぎのお客さん。でもね、お客さんたち最高に素敵だったよ。
だって、出場者たちにもホンモノのSCANDALにもまったく同じ声援をして盛り上がってくれたんだから!

255「会わないつもりの、元気でね」からはたたみ込むようにして3曲を演奏。

190v「SCANDAl BABY」
ね、MAMIちゃんのMarshall。そのまま同じの「熊」でしょ?

210ここでひとつ…私が見て来たロックやバンドの歴史などたかだか40年弱だけど、ずいぶんいろんな変化を見て来た。楽器の進化、音楽の変化、媒体の変容…

220それこそ書きだしたらキリがないのでいちいち書き出すことはしないが、「女性のパワーアップ」は日本のシーンにおける大きな変化のひとつではないだろうか?
もちろんSTAP細胞ではないが、どの分野でももはや女性なしにはナニも成立しなくなっているもんね。
昔は女性は客席にいて、ステージの上の男のバンドに嬌声を上げているだけというのがごく普通のパターンだったが、今では反対のパターンも普通になった。

ロック、あるいはそれに準じたタイプの音楽がいかに市民に浸透し、当たり前のモノになったということ示しているのだろう。
「アタシ、ハードなのはチョット…」とハード・ロックやへヴィ・メタルを敬遠する女性も多かったが、ナンノことはない、今では女性バンドの方がよっぽどハードで激しいロックを演奏してる。

230そんな若年層の「バン女」たちが音楽を楽しめるのもSCANDALの活躍のおかげに違いない。
「観て、聴いて」そして「演って楽しいSCANDAL」なのだ!

240お楽しみのSCANDAlコーナー、最後を締めくくったのは「Doll」だった。

250vSCANDALの詳しい情報はコチラ⇒SCANDAL Official website

260そして、結果発表。ドキドキする~!

270まずは、4人の寸評があって、各メンバー賞が発表され…

280商品が授与された。
MAMI賞の受賞はSDLの吉井早苗ちゃん!

290そして商品はコレ!っとMAMIちゃんが指さしているのがMarshall MG10CF。ナリは小さいけど音はいいよ~。こういうアンプで練習してればまたグングンうまくなっちゃうよ!(賞品提供:株式会社ヤマハミュージックジャパン

300これは審査員特別賞。この賞品はいつも目立つね~。

310そしてグランプリ!
受賞したのはKANIKAPILA!

320ゴ~キュ~!いいな、青春って…。
上手のギターの彼女は去年MAMI賞を獲ったんだよ。
そして、来る3月16日 SHIBUYA-AX にて開催される『バンドやろうよ!!Vol.5』のオープニングアクトとしての出演権を獲得!

330最後に記念撮影。
ん~、いい写真だ!

楽しかった。
このイベントのますますの発展を願ってやまない。

340コンテストの詳しい情報はコチラ⇒teena

350昨年のレポートはコチラ⇒SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト vol.3

(一部敬称略 2013年12月22日 SHIBUYA-AXにて撮影)