Trio the Collagens in Nagoya
名古屋シリーズ第2弾。
つまり、昨日レポートしたDYNAGONとのダブル・ヘッドライナーのお相手のバンド、Trio the Collagensの登場だ。
ものスゴイ迫力!令文さんとオガンちゃんが向き合う。デ、デカイ!まるで「サンダ対ガイラ」だ!
今日はちょっとした事情があってモノクロ写真でお送りしている。皆さんのPCの調子が悪いワケではございません。
しかし、こういう猛者はモノクロで撮るとカラーの何倍も迫力があるな~。「もの言わぬ迫力」…『生きる』の宮口精二みたいだ。
Trio the Collagensはオガンちゃんが立案した令文さんとロジャーさんの「ミュージシャン生活30周年」を記念したツアー企画。
全国を回って残すところ、この名古屋と東京の2公演のみ…というタイミング。
しかし、名古屋と東京ではいつもの1959と1960AXを使用。
気心の知れた3人による一糸乱れぬ最高のトリオ・ロック!
ギターとベースとドラムのアンサンブルがどうの…とかいうんじゃなくて、3人でひとつの楽器を鳴らしているようだ。
どんな楽器を鳴らしているのかというと…「ロック」以外の何物でもない。
そして、やっぱりそういうロックになくてはならないモノはMarshallに他ならない。
令文さんのプレイを観ているとホントそう思うね。令文さんの背後に「Marshall」の文字がなかったら一体どうなったことだろう?想像することすらできやしない。
それにしてもこのリズム隊!
火を噴くようなすさまじいブギ!
令文さんの真価が最もよく表れるジャンルだ。
70年代ロックの香りがプンプンする「スパイダー」。
オガンちゃんのベースソロも聴きどころ!
も~出て来る曲、出て来る曲、すべてが「ロックの権化」みたいモノでもので何とも言えない充実感に満たされる。
「骨」だ、「骨」。チョットやそっとのことではブッ壊れない頑丈な骨。
こういうロックには男性らしいガッチリした骨組みがあるのだ。BTOじゃないけど「Not Fragile」なのだ!
そう。これでいいのだ!
オガンちゃんから今回のツアーの趣旨について語られる。
令文さんもうれしそうだ。
「バンドマン」…
「オレは難聴」等、ロジャーさんの歌もタップリとフィーチュア!
オガンちゃんが参加した昨年のChris Duarteのジャパン・ツアーのライブ・アルバムが最近アメリカの名門レーベルShrapnel Recordsよりリリースされた。
さすが、世界のオガンちゃん。「Yoshi Ogasahara」のクレジットが世界中でお目にかかれる日も近いハズだ。
このアルバムについては近日中にMarshall Blogで詳しく取り上げる予定。
毎度毎度書いとりますが、こういう「男」のロックを若い人にジャンジャン聴いてもらいたいもんですな。
令文さんのMarshallの音と混じりけのないロック・フレーズ、オガンちゃんの驚異のグルーブ、ロジャーさんのパワーとドライブ感…。
コレを聴いて「これがロックか!」と思い直なさなければウソだ。
大谷令文の詳しい情報はコチラ⇒大谷令文ホームページ
小笠原義弘の詳しい情報はコチラ⇒DANCIN' FUNKY BASS!!!
ロジャー高橋の詳しい情報はコチラ⇒高橋ロジャー和久Officialsite
ゲストを迎えたツアー・ファイナルを近日中にレポートする予定だ。お楽しみに!