マジで『バンドやろうよ!!』~SCANDAL編 <後編>
Shige Blog 2012年9月3日 初出
以前のブログでも書いたし、前回も書いた。でもまた書くよん!
今回のオリンピックでも数えきれないほど出て来たでしょ~?歌にまつわる思い出なんかでも「勇気をもらった」とか「元気をもらった」とかよく言うじゃん?あの「勇気」ってナニかね?何の「勇気」なんだろうな?「この歌聴いてお化け屋敷に入れるようになりました!」とかいうことかね?んなワケないか…。
ま、おそらく「何事にも負けまいぞ!」と困難に立ち向かおうとする意志のことを言うんだろうけど、ホントにそんなんなっちゃうのかね?そんなにスゴイ歌なんですかい?ちなみに我々の世代では、そういう状況に陥った時に使う言葉は「勇気」ではなくて「根性」だったね。もろに星一徹に育てられた世代だから。
「この歌を聴いて『根性』をもらいました!」なんて言うヤツいないな。もはや飛雄馬も月々1,480円お得にすることばかりで「根性」は忘れていのかもね。もしかして「根性」って死語なのかな?それとも「勇気」より「根性」の方が大変なのかな?
で、ですよ。もうひとつの「元気をもらった」っての。これも最初意味がわからなかった。元気をもらう?コンサートでアリナミンでも配ってのかと思った(…これはウソです)。
ところが、ある時SCANDALを撮らせてもらっていて、ハツラツとしている自分に気づいたんですよ!あんな感覚、ロイ・ブキャナンを観た時も、パット・マルティーノを観た時も、志ん朝を観た時にもなかった!「スゲエ、これか?! SCANDALが元気をくれた!」と思ったね。あれから大好きだな…SCANDAL!
SCANDAL『バンドやろうよ!! vol.3~SCANDAL編』レポートの後編!後半でも元気を分けてもらってきた!
元気を分けてくれたいつもの4人!今日もメンバー紹介から!
RINA!
SCANDALの3回目の登場は7月11日にリリースされたシングル「太陽スキャンダラス」で!
この日の出演はSCANDALを除いて全員が沖縄出身のバンドなのだ。
太陽の本場から来たバンドに負けないようにSCANDALも大熱演!
「♪たいよ~すきゃ~んだらす」という個所がメッチャ耳に残るな~。
SCANDALはこういうちょっとマイナーのアップテンポの曲がよく似合う。
観客をあおるMAMIちゃん!メンバーの一挙手一投足に観客が沸き返る!
TOMOMIちゃんもあおる!
そして続けて「HARUKAZE」。
軽やかなポップチューンの中に等身大(この言葉、一度使ってみたかった!)のSCANDALの姿が見え隠れする佳曲だ。
そうなんだよね、SCANDALの曲は歌詞とメロディのバランスがいいのよ。邦楽の場合、歌詞の意味がストレートに入って来てしまうので、歌詞が立派すぎるとメロディが死んでしまうし、メロディがあまりにも荘厳だとどんなに崇高なことを歌ってもバカバカしく聞こえてしまう。これですよ。SCANDALの曲はこのあたりが実にスマートなの。
熱演の連続に崩れ落ちるTOMOMIちゃん。TOMOMIちゃんにはこの後もう一仕事残っているのだ!
最後は出演者全員による演奏!何とニギニギしいことか!dollsも合流だ~!
あ~、今日も元気をもらったニャ~!ありがとうSCANDAL!!
SCANDALの詳しい情報はコチラ⇒SCANDAL Official website
バンドやろうよ!!の詳しい情報はコチラ⇒ティーンの自己表現・自己実現を応援する参加・体験型サイト teena
ところでTOMOMIちゃんが弾いているのはESP製のオリジナル・ベース。
コンサート終了後にそのオリジナル・ベースに関するTOMOMIちゃんのスペシャル・インタビューが収録された。
「この世に1本しかないベースをつくっちゃおう!」という企画で出来上がった思い入れたっぷりの楽器だけにTOMOMIちゃんの話しにも熱がこもる。
インタビューには実際に製作に携わったESPミュージカルアカデミーのOBも参加した。
インタビューの内容はコチラをチェック!⇒teena Official Website
(一部継承略 2012年7月16日 SHIBUYA AXにて撮影)