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2013年4月30日 (火)

【変則2本立て】ALHAMBRA vs. D_Drive ~2nd IGNITION~<その1:D_Driveの巻>

イヤ~、昨日の『NAONのYAON』ホントに楽しかった。4時間を優に超える長丁場だったけど、飽きる場面がひとつもなかった。むしろもっと観たいぐらいだったね。

さて、その『NAONのYAON』という舞台で大活躍したのがこのふたり。

Yukiちゃんと…

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Chiikoちゃん。

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今日の記事はそれよりさかのぼること約2か月。

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仲良しの快進のICHIGEKIとのカップリング・ツアーのファイナルのレポート…。そして、後半はAlhambraとのジョイント・ライブのレポートだ。

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野音でのD_Driveの演奏も観たいのだが、残念がら『NAONのYAON』のステージは男子禁制なのでチト出演はムズカシイ。

でもこの日のライブではもちろん大活躍の2人…

Seijiと…

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Shimataro.。

もうマーブロではおなじみの顔ぶれだ。

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それにしても、ここのところのD_Driveの快進撃は目を見張るものがある。

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発表した2枚のアルバムは繰り返したプレス分も順調に売れ続け、シングルは売り切れ。

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ライブ会場はどこも満員だし…

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夏には2度目の東京でのワンマンも決定した。

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そして、ギター・チームは『六弦心 vol.2』へも参加した。

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数年前は観たくてもなかなか東京に来てくれるような環境ではなかったのに…。

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まさに八面六臂の大活躍なのだ。

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そんな活躍ぶりゆえ、今日のような変則的な掲載方法になっちゃったのです。

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この日も大変な盛り上がりようだった。

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ところで、これほどまでにD_Driveがウケ出しているのはどういうことだろうか…。

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まずは、インストのへヴィ・メタルという音楽スタイル。

SHARAさんのmintmintsように他にまったく例がないワケではないが、現在の日本の音楽シーンを考えるとかなり特異な存在だ。ようするにワン・アンド・オンリーで、他では聴けないサウンドだということ。

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この後、同じようなインストのバンドが出てきたら「お、D_Driveみたいじゃん?」と言われるのではないか?という彼ら独自のスタイルを確立していてきた。

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そのサウンドが新旧のロックを実にうまい具合にブレンドして作られているのがサウンドのカギではなかろうか?

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このあたりはSeijiさんの計算が奏功しているのだろう。

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ドロップ・チューニングも取り入れたギターリフなんかはまさに今様のごくシンプルなものなのだが、曲全体として見ると(聴くと)70年代のロックがしっかりと息づいている感がある。

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マーブロで言っているのはまさにこういうことで、「温故知新」の好例ではなかろうか。

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各人の器楽演奏の技術レベルもしっかりしているのも他の若いバンドと異なる大きなポイントだ。

Shimaちゃんのベース・ソロなんかすさまじいの一言に尽きる。

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そして、Chiikoちゃんのドラム。楽器の鳴らしどころがよくわかっているダイナミックなドラミングは女子ドラム界を背負って立つ実力を持っている。

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フロント陣ふたりのツイン・リード・パートももちろん大きな魅力だが、これもThin LizzyやWishbone Ashのそれとはまったく異なる。

そうした70年代のツイン・リードは、練りに練った味わい深いメロディを美しい音色で情感豊かに弾きこむスタイルしかなかった。

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この2人のツイン・リードもそうしたパートがないわけではないが、メインとしているのはアクロバティックな超速弾きの合奏。

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穐吉敏子のオーケストラのサックス・ソリのような役割をしている…といってもピンと来ないか…。要するに曲に大きなアクセントを与えるハイライト・コーナーのようなものに徹している。

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毎回MCも楽しみにしている。なんか上り調子で自分たちの目指した頂点に近づかんとするイキイキとした雰囲気がすがすがしい。

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もちろん、「おもしろ担当」もいるし…。このショットは完全に「カメラ目線」の心持ちなのだ。

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そのD_Driveサウンドにナンダカンダ言って絶対に欠かせないものはコレだ…

Marshall

SeijiさんのDSL。

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YukiちゃんのTSL。

やはりD_Driveの最大の魅力であるギター・サウンドをクリエイトするにはMarshallは欠かせない。このバンドでのMarshallの音を聴いているといかにMarshallのサウンドが「抜ける!」ということを強く実感する。

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それとステージ・マナー。

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どんなにエキサイトしてもブルータルにならないし…

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演奏している間、メンバー全員いつもニコニコしている。

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D_Driveの演奏している姿を見て「楽しそう!」とギターを手にする若者がひとりでも増えることを願ってやまない。

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(以上、2013年2月21日 渋谷Star Loungeにて撮影)

はい、みなさん、新宿へ移動しますよ~! 渋谷⇒原宿⇒代々木⇒新宿。ホラ、もう着いた。

ここは新宿RUIDO K4。

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ここからは3月末に開催されたAlhambra(アルハンブラ)とのジョイント・ライブ、『ALHAMBRA vs. D_Drive ~2nd IGNITION~』のレポート。

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今日も大熱演の4人!

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この日はAlhambraとD_Driveの2バンドの出演とあいなったが、これが各々90分!というほとんどワンマン×2という状態。

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…ということで、タ~ップリとD_Driveスタンダードを楽しむことができた。

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先に述べたようなD_Driveの魅力が大爆発!

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Alhambra目当てに来場したお客さんたちにも大いにアッピールしたハズ。

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たまには真剣な表情を見せるChiikoちゃん。イヤ、ニコニコしている時も真剣だ!

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ツイン・リードの切れは満点!もちろんこの日もMarshall。

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ご覧の通りのノリノリ大盛況!

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D_Driveの今後の活動にはますます目が離せません!

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D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

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<下巻>につづく

(一部敬称略 2013年3月24日 新宿RUIDO K4にて撮影)